宮城県の水道民営化問題

命の水を守るため、水道の情報公開を求めていきましょう!

10/11 第385回宮城県議会建設企業委員会でのみやぎ型についての質疑応答です!

2022年10月11日、宮城県議会建設企業委員会が開催され、みやぎ型についての質疑応答が行われました。

 

今回の記事内容

公営企業管理者の報告

◆ 令和4年度第1回経営審査委員会の開催結果について

◆ 仙塩工業用水道事業における漏水対応について

◆ 運営権者による広報活動(みずむすびフェス)の実施について

公営企業管理者の報告に対する質疑応答

◆ 経営審査委員会をもっと頻回にできないか?

◆ 水質抜き打ち検査について

◆ 水質検査の報告について

◆ 汚泥含水率の報告について

◆ 重大な漏水事故などが発生した際の議員への報告について

◆ みやぎ型の正しい情報発信の継続を

◆ 給水を停止した13事業所への影響は?

 

公営企業管理者の報告

 

◆ 令和4年度第1回経営審査委員会の開催結果について

佐藤公営企業管理者

えー、それでは、初めに、みやぎ型管理運営方式のモニタリングを担う経営審査委員会につきまして、令和4年度第1回の開催結果をご報告いたします。

1の開催結果をご覧ください。

日時は、8月24日水曜日の午後2時から午後4時まで。

場所は、白石市仙南・仙塩広域水道事務所 南部山浄水場 にて開催いたしました。

内容といたしましては、委員会の開催に先立って、浄水場をご視察いただき、その後、えー、大会議室において、運営権者より第一四半期の事業運営状況を報告しております。

県からは、えー、県における、県によるモニタリングの状況と、最近の物価上昇に伴う運営権者収受額の臨時改定について報告しております。

主な意見といたしましては、浄水場および下水処理場の運転操作及び維持管理についてのご質問や、県のモニタリングにおける指摘の詳細についてのご質問のほか、運営権者及びOM会社の利益見通しについてもお尋ねがあり、運営権者と県の双方より回答しております。

なお、経営審査委員会の資料および議事録につきましては、9月26日付で水道経営課のホームページにおいて公表しておりますのでご覧ください。

www.pref.miyagi.jp

2 今後の予定につきましては、引き続き、運営権者において、安全安心な水の供給と安定的な汚水処理を継続し、令和4年度上半期業務報告書の提出及びそれに対する県のモニタリングを実施した後、えー、年明けの1月頃に、第2回経営審査委員会を開催する予定としております。この件につきましては、以上でございます。

 

◆ 仙塩工業用水道事業における漏水対応について

続きまして、県営工業用水道事業における漏水対応についてご報告いたします。

1の概要をご覧ください。

発生日時は、9月9日金曜日の午前10時頃。

場所は、仙台市泉区松森地内の県道35号泉塩釜線でございます。

被害といたしましては、午前10時頃から午後8時10分まで、片側2車線のうち1車線の通行制限が生じましたが、幸い、ま、人的・物的被害はありませんでした。

給水停止は、泉パークタウン工業流通団地などに立地する13事業所において、午後0時30分から午後8時30分までの約8時間でございました。

2の原因でございますが、漏水発生場所の上流にある鶴ヶ谷ポンプ場で、定期点検に伴って送水ポンプを停止した際に配水管内の水圧が一時的に上昇いたしました。

その上昇した水圧が、設計耐水圧を下回っておりましたが、配水管と空気弁を繋ぐ立上り管継手の固定用ボルトとナットが劣化し、所定の強度が不足していたことから破断し、配管が離脱したものでございます。

なお、空気弁は定期的に点検を行っておりましたが、この固定用ボルトとナットはマンホール内の埋設部にあることから、定期点検時に経年劣化の進行状況を確認することができなかったものであります。

えー、3の再発防止策につきましては、県道35号泉塩釜線に設置された同じ構造の8か所の立上り管継手について、えー、補強金具設置と防食対策を今月末までに実施することとしております。

詳しい場所やマンホール内につきましては、資料裏面に記載しておりますので、えー、ご覧ください。この件につきましては、以上でございます。

 

◆ 運営権者による広報活動(みずむすびフェス)の実施について

続きまして、運営権者による広報活動(みずむすびフェス)の実施につきましてご報告いたします。

県民のみなさまに対して、水道事業等を広くご理解いただくため、株式会社みずむすびマネジメントみやぎの主催により広報活動が実施されましたのでご報告いたします。

1の開催概要をご覧ください。

日時は、9月10日土曜日の午後10時から午後3時まで。

場所は、多賀城市大代の仙塩浄化センターにて開催いたしました。

内容といたしましては、近隣の幼稚園やダンスサークル等によるステージイベント、浄化センターの見学ツアー、親子で工作を行うワーックショップのほか、多数のイベントが用意されました。

詳しくは、資料裏面のチラシをご覧ください。

来場者数は、約1,000人にのぼり、晴快(筆者注:「快晴」の言い間違い?)のもと大変盛況でありました。

2のその他の会場をご覧ください。

えー、先週10月8日土曜日に、岩沼市の県南浄化センターにて開催しており、仙塩浄化センターと同様大変盛況であったと報告を受けております。

また、10月22日土曜日には、大和町の大和浄化センターにて開催される予定でございます。私からは以上でございます。

sites.google.com

あ、委員長、すいません。あのう、さっきのみずむすびフェス、私、あの、えーとー、午後10時からと、あのう、あの、発言してしまいました。午前10時から(笑声が起こる)でございます。訂正のうえ、お詫びさせていただきます。

 

公営企業管理者の報告に対する質疑応答

 

◆ 経営審査委員会をもっと頻回にできないか?

福島委員

えーとー、ま、ご報告いただきましたが、私も、あの、8月24日、あのう、傍聴に伺いまして、ま、傍聴させていただきました。えー、会場のせいもあるかと思うんですけれども、音響が悪くて、よく委員の方のご発言が聞き取れなかったということもありますので、ま、以後気をつけていただきたいというふうに思います。

miyagi-suidou.hatenablog.com

非常に、あの、えー、当日、そのう、委員会が始まる前に、現地調査、場内視察もされ、そして、2時から4時まで、4時ちょっと回るぐらいに、非常に熱心な、あの、質疑が委員のみなさんからされまして、非常に、あの、私も、あのう、意を強くしたところでございます。

県民の率直な疑問とか、あー、そういったものと専門性も生かしながら、委員のみなさん、非常に熱心に、あのう、審査していただきまして、有り難いなあというふうに思いました。

miyagi-suidou.hatenablog.com

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で、ま、年2回という計画でありますけれども、ぜひ、あのう、開催回数を、ま、初年度2年度、ま、第1期の間は、やはり、あのう、もっと頻回にやっていただくことが、県民への、ま、情報提供にも、それから、安心安全にも繋がっていくものというふうに思うんですけど、その点についてはいかがですか?

佐藤公営企業管理者

ハイ、まず、あの、今回の開催なんですけども、ま、事業開始後、まあ、4ヶ月ほど、まあ、経過したということもあって、第一四半期の運営状況を報告するという意味で、ま、開催させていただいております。

で、ま、経営的にはですね、あのう、ま、半期の報告と年間の報告の、ま、モニタリングを終えた後の、ま、開催を予定しておりますので、何か、こう、有識者のみなさまにご意見を頂戴するというような、そういうものが生じた場合には、ま、委員長とも相談しながら、臨時開催という形で開催したいと思います。

福島委員

ぜひ、あの、臨時開催も含めて、あのう、他の委員会でも、ま、そういうことは、あのう、あるようですので、検討していただきたいと思います。

◆ 水質抜き打ち検査について

で、この中で、その、えーと、県によるモニタリング状況の報告の中で、そのう、えーとー、抜き打ち検査を6月30日と7月5日に実施したということが、あの、報告されておりましたが。

この建設企業委員会が、この8月にも行われてますし、7月もあったかと、ま、議会中でありましたけれども、ありましたが、この委員会に、「この抜き打ち検査を、このようにやって、こうなった」という報告がなかったのは、ちょっと遺憾に思いましたので、今後は報告していただきたいというふうに要望しておきたいと、そういったことについては、要望しておきたいというふうに思っております。

また、抜き打ち検査は、今回広域水道のみでありましたけれども、流域下水道でもぜひ行うべきだというふうに思っていますが、ま、考え方について伺いたいと思います。

佐藤公営企業管理者

ハイ、あのう、下水道につきましても、この放流水質を対象として、抜き打ち検査っていうのは実施しておりまして、あのう、9月16日に、ま、仙塩と県南浄化センター、あと9月22日に、ま、大和と鹿島台の浄化センターで、ま、実施しております。

その検査結果報告書につきましては、あの、水質検査機関から、その、県の事務所のほうに、まず提出してもらって、その中身を企業局のほうで、ま、確認したうえで、あの、先ほどの水道と同様にホームページに掲載していくということで考えています。

福島委員

ま、ぜひ、あのう、委員会にも、そのう、月次報告の結果の報告というのもありましたので、それに類するように、その、抜き打ち検査の結果もご報告いただきたいというふうに思います。

まあ、「ホームページに出てますから、見てください」という告知でもかまいませんけれども、いかがですか?

佐藤公営企業管理者

ハイ、あのう、ま、水道もそうなんですけども、水質検査、たとえば水道で言うと、水道法に基づく51項目の、ま、水質検査について、ま、予告なしに実施するということで、ま、ホームページにも公開させていただいてるんですが。

その水質検査は、ま、通常業務だというふうに思っておりますので、ま、何か特段のことを、まあ、ある場合に報告するという意味で、ま、特にホームページに公開しているということもあって、ご報告しておりませんでしたが、ま、ちょっと、そのやり方ちょっと検討したいと。

福島委員

ま、そのう、定例の報告は、定例の報告があるだろうというふうに思うんですけれども、抜き打ち検査は、今おっしゃったように、いつやるかわからないので、こちらとしても、ずうっとホームページを、ま、チェックしてればいいんでしょうけれども。

やはり、あのう、抜き打ち検査というのは、そのう、えー、このみやぎ型導入の際にも、その、県のモニタリングとして、定例検査だけじゃなくて、抜き打ち検査も年1回以上はやるんだということで、県民のみなさんの信頼を、まあ、得る、理解を得るという形でおっしゃってたことなので。

あのう、しかも、ホームページも、その、月例報告の中に、あのう、開いてみて初めて、抜き打ち検査の報告のペーパーも入っているという形で、ホームページ上でのモニタリングの報告のところをサッと見るだけでは、抜き打ち検査結果が、あの、入ってるかどうか? ちょっと、探すのに、あの、不自由をしたということもありますので。

ぜひ、この辺は、あの、今年初年度ということもありますので、ぜひ、あのう、ま、議会、そして県民への情報提供というのは、なお丁寧にしていただきたいというふうに思っておりますけども。えー、これは、まあ、要望しておきたいというふうに思います。

◆ 水質検査の報告について

それから、時間もないので続けますけれども、えー、広域水道の水質検査の報告、これは、あの、事業者のほうから、SPCのほうからですけれども、トレンドで送水流量と濁度、残留塩素のみでありました。それだけでいいのか? 

          みずむすびマネジメントみやぎの報告資料より

それから、その、水道水質に関しては、全地点、項目で、基準地区に合う確認済み、えー、月次の県モニタリングの結果、県のホームページで公開を参照というような記述で、ま、県のモニタリング報告を見てくれというような形で、経営審査委員会での報告でありましたけれども、これでは、あの、運営会社の自主的なモニタリング報告を丁寧に行ったと言えるのか? ちょっと疑問に思いましたが、いかがでしょうか?

佐藤公営企業管理者

ちょっと、いま確認、細かいことは、大沼課長から答弁させます。

大沼水道経営課長

えー、経営審査委員会ではですね、えー、運営権者が報告した上水道の水質について、えー、水質検査報告のスライド資料ではですね、最も代表的な数字としまして、えー、流量、濁度、えー、残塩のトレンドを報告したものでございます。

えー、(経営審査委員会の)委員にはですね、えー、4月から6月の間のデータにつきまして、えー、運転管理報告書のですね、えー、データ、事前交付しておりましてその他の項目についても報告済みでございます。

えー、なおですね、あの、すべてではないんですが、運営権者のホームページにもですね、公表してあるので、そちらをご覧いただければと思います。

sites.google.com

えー、続いては下水道についてでございます。(福島委員が「まだ」と笑い、他の委員からも笑声が上がる。)あ、そうですね。

福島委員

ちょっと、あの、ピッて、ね、以心伝心だということなんですけど(笑)、流域下水道についてなんですけれども、こちらも、あの、いずれの表にも、測定件数が明示されておりませんでしたが、えー、件数を明示して報告すべきではなかったのかと思いますし、また、あの、放流水の県基準は平均が満足すればいいというものなら、なおさら測定件数を明示すべきだと思いますが、いかがですか?

大沼水道経営課長

えー、降雨等によります影響が大きい下水道につきましては、従前から、あのう、月間のですね、最大、最小平均で、えー、水質管理項目を管理しております。

えー、毎月の測定件数は、えー、水質項目によって様々でありまして、えー、委員会において、個々の検査件数を説明することは、えー、非常に難しいものとなっております。

流域下水道ごとにですね、えー、水質等の検査実施計画基本方針というのをですね、ホームページで、えー、定めておりまして、そちらに、えー、測定頻度についても公表しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

なお、上水道と同じくですね、委員の方には、4月から6月の水質管理・運転管理報告書のデータを事前に送付しているところでございます。

福島委員

ま、ぜひ、あのう、今日は経営審査委員会の開催結果の報告ということで、ま、ちょっと、耳にも聞こえてきましたけれども(筆者注:この少し前から、本木委員が「資料がないとわからない」と不満を述べ続けていました)、あのう、非常に大事な初年度の、そのう、事業の、ま、報告が経営審査委員会にされているということで。

その中身がどういうふうにものだったのか? 確かにホームページには全部、県のホームページには載ってますけれども、やはり所管の委員には、そのう、中身についてわかるような資料提供もあれば、なお親切だと思いますし。

いま先ほど来から、あの、「ホームページを見てくれ、見てくれ」というような説明がありましたけれども、やはり、あのう、われわれ議会としては、やはり、このみやぎ型導入されて、どういうふうに、そのう、従前と変わりがあったのか? 変わりがないのか? きちんと、その点はチェックしていく役割がありますし、県民も、それを非常に関心を持って聞いておりますので、ぜひ、あのう、えー、「ホームページを見てください」という形だけではなく、ま、丁寧な情報の提供を求めていきたいというふうに思います。

◆ 汚泥含水率の報告について

えー、それで、ちょっと、今回最後の質問にしますけれども、流域下水道では、そのう、えーとー、うんと、放流水などの、その、えー、水質の結果だけではなくて、汚泥処理の報告もありました。

それぞれの処理場で、どういうふうに形で汚泥処理が何トンあったのか? という報告でありましたけれども、汚泥処理量を報告するなら、脱水汚泥の含水率についても、ま、報告を求めていただきたいというふうに思います。

あの、汚泥の中に含まれている水分のパーセントによって、汚泥量そのものが、重くもなり軽くもなり、ま、それが結局、処理経費にも結びついてますし。

できるだけ水分を軽くして、そのう、汚泥処理をするというのが、その、事業者にとってはいい仕事をする、経費削減に結びつくというので、ま、そういう意味では、非常に、あのう、えー、経営なり、技術がどうなってるのか? が、わかるバロメーターとして非常に重要なものであります。

ま、だからこそ、これまでも企業局が出している年報にも、汚泥含水率については、あのう、検査結果を、あのう、数値として報告されておりますし、SPC公募の際にも必要な要件になっており、提案書にも、今の、ま、メタウォーターグループからの提案書にも、水質とともに含水汚泥率(筆者注:「汚泥含水率」の言い間違いです)の目標値も記されておりました。ぜひ、重要な指標でありますので、えー、求めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?

佐藤公営企業管理者

あのう、汚泥の、ま、軽重について要求水準を設定しているわけではございませんので、その、経営審査委員会において、この軽重について細かく報告は必要だというふうには、われわれとしては考えておりません。

ただですね、その、月次の,えーと、水質管理・運転管理報告書においてですね、えー、その、含水率も含めて、汚泥処理の含水率については報告させていただいているというところです。

福島委員

含水率についても、月次報告に載ってなかったと思いますけど、載ってます? ちょっと確認させてください。

大沼水道経営課長

えー、運営権者から提出されます、われわれに提出される月次報告のほうには載っております。えー、ただ、えー、外には出してないデータなのかもしれないです。

福島委員

ま、外には出してないから、ちょっと、われわれは、あの、認知しておりませんので。

ぜひ、あのう、あのう、以前のやりとりでは、そのう、県の年報には、きちんとこれまでの、えー、検査結果項目、何一つ落とさず同等の報告をしますというような答弁ありましたけれども。

先ほど、うーんと、管理者がおっしゃったように、あの、要求水準書には汚泥含水率のことはないので、それについては、あのう、えー、求められないというようなお話がありましたが。

今、課長おっしゃったように、えー、運営会社からは、その、毎回ご報告されているのであるならば、ま、運営会社の方と協議のうえ、ぜひ、それも、えー、貴重な、そのう、事業運営のバロメーター、指標になりますので、えー、われわれにも公表することを求めたいと思います。

これは、あの、即答できないと思いますので、えー、みずむすびのみなさんと協議していただきたいと思いますけれども、いかがですか?

佐藤公営企業管理者

ハイ、あの、私は求められないというふうにお伝えしたわけではなくって、要求水準で設定しているわけではないので、そういった報告を、経営審査委員会においても報告するということについては、そこまでは必要ないというふうに判断するということでございます。

ま、でも、検討させていただきます。

 

◆ 重大な漏水事故などが発生した際の議員への報告について

庄田委員

えー、2つほどありますけど。

あのう、まずは、あの、この漏水の件は、私はニュースで知りまして、基本的にニュースになるような大きな漏水が起こった時に、あるいは、その、当該立地の選出の議員、あるいは、あのう、ま、所管の委員に対する、ま、起こったという、あの、委員会の前の、その、でもいいですけど、事後の報告とか、そういう体制っていうのは、どのようになってるのか? 

そもそも議員に報告する、報告する考えもないのか?(笑いが起こる) そういうところ、確認させていただきたいと思います。

佐藤公営企業管理者

ハイ、まず、そのう、えーと、ま、重大な事故だというふうにウチのほうで認識して、企業局においても、えー、対策本部をすぐ、あの、私が立ち上げました。で、まずは、その、えーとー、そういった状況を、ま、まとめていく、応急対応をするということが、ま、一番だと思っておりますので、ま、そういう形でさせていただいております。

で、その結果、たとえば、ご報告、今の体制上は、あの、議会に対してその状況を報告するという体制になっておりませんで、で、そのう、どういうことがあって、で、どういう事象があって、どういう結果だったのか? ということ、ある程度整理したうえでご報告したほうがいいんじゃないかなと、われわれは思っておりますので、その、常任委員会の場等に、えー、ご報告させていただいたという形を取ったというものでございます。

庄田委員

あのう、ま、ニュースで見たということもさることながら、ま、この、ニュースで知ったというか、この近所に住んでる方から連絡をいただいて、で、それで知ってニュースを見たら、そうだったというのを知ったわけなんですよ。

で、あのう、ま、いちおう私、建設企業委員会の所管の委員にはなってるんで、まあ、少なくとも所管の委員で、えー、当該選挙区選出の委員がいればですね、ま、あのう、状況はともかく、こういう事案が起こってますんで、あのう、まだ報告だけでもっていうことでも、教えていただけると、大変助かるなというところでございます。

◆ みやぎ型の正しい情報発信の継続を

で、実際、その、もう、2点目がですね、その漏水があった後に言われたのが、あのう、「いや、これ、民営化したからこういうことになったんだべ」と言われるわけですよ。

で、えー、まあ、「それ、民営化じゃないですし、あの、水道管については県が、あの、引き続き所有権持って管理してます」という話はするんですけど、あのう、やはり、その、みやぎ型がスタートした後においてもですね、しっかりとした正しい情報発信というのを、継続的にやっていただきたいなというのが、えー、2つめ。これ、要望ですけれども、あのう、管理者から、あの、一言いただければと。

佐藤公営企業管理者

ハイ、あのう、ちょっと、情報提供のあり方については、あのう、ま、議会事務局との関係もありますので、ちょっと、えー、検討させていただきたいと思います。

でー、ま、みやぎ型についての、あのう、ま、情報発信というのは、あの、委員ご指摘のとおり、非常に、ま、重要で、その重要性は、あの、ずっと変わってないというふうに思っております。

なので、われわれとしても、たとえば4月以降、ま、知事がラジオなどを使って、ま、報告するだとか、あと、その、ま、えーと、現場の見学会を6月からできるようにしているとか。

ま、広報活動も含めて、いろいろやれることについては、やっているつもりですが、そういったことを、ま、しっかり、あの、まあ、地道なものにはなりますが、ま、継続してやっていき、理解を深めていただく努力をしていきたいというふうに思います。

庄田委員

ま、ぜひ、あの、やっていただきたいなと思います。特に、あのう、ま、水道料金改定の度にですね、たぶんまた、その、みやぎ型のせいだとかですね、また、そういう情報が錯綜するんじゃないかというふうに、私、懸念してますので、あのう、なお引き続いてですね、しっかりお願いしたいと思います。

◆ 給水を停止した13事業所への影響は?

福島委員

ま、いま庄田委員からも、ま、質問の中で、ま、確認もされたかなとは思うんですけれども、その、道路地中内の配管部分ということなので、これは、あのう、みやぎ型始まっても引き続き県が、あの、所有、所有権はどこもそうなんですけど、維持管理する部分であるということ、まず確認させていただきたいと思います。

佐藤公営企業管理者

はい、そのとおりです。

福島委員

それから、給水を停止した13事業所への影響、どのようなものだったのか? あのう、いま把握している範囲でいいので、お知らせいただきたいと思います。

佐藤公営企業管理者

ハイ、まず、あのう、給水停止によって、製造ラインの一部を、ま、停止したという事業者が、あの、1社ございました。また、あのう、えーとー、ライン停止ではないんですが、上水道に切り替えて、操業を行ったという事業所が3社ございました。

で、ラインの一部を停止した事業者の方につきましては、その、給水再開後にですね、通常の操業を行ったというふうに伺っております。

福島委員

ま、そうなると、えーと、13事業所で給水停止したけど、実際に、ま、何らかの影響があったというのは4社のみだということだと理解しましたが、その4社の中で、結局、その、県の、まあ、施設の、まあ、不具合により、まあ、故障というか、破断によって停止したわけですから、瑕疵は県のほうにあるということで。

それによって、そのう、ま、営業してるみなさんですから、そのう、製造ライン停止するってことは、結構大きな、あのう、損失だと思うんですけど、それについての、えー、損害賠償とか、そういった、そのう、えー、事業所からの要求などについてはどうなっているのか? 伺いたいと思います。

佐藤公営企業管理者

ハイ、あのう、ま、給水停止となった後は、ま、後日ですけども、13社に対しまして、ま、漏水、なんで漏水になったのか? とか、ま、今後どういう対応を取るのか? とか、あと、その、給水停止期間の、その期間中については、減免をさせていただきますということについて、えー、ご説明をさせていただきまして、ま、ご理解を得られたということから、損害賠償は発生しないものというふうに考えております。

福島委員

それは、あのう、不幸中の幸いということで、ま、減免でご理解を得られたということは、まあ、有り難いことかなというふうに思いますけれども。

結構、そのう、マンホールって、こう、道路上でかなり振動しますので、その振動によって、その、内部の、あの、こうした、あの、ボルトとかナットは、あの、通常より早く、ま、老朽化していくというようなこともありますので。

ま、あの、再発防止策というのを、この、えー、同構造についてとか、ま、行ったようですけども、やはり、あのう、きちんとした、そのう、ま、調査なり、それから、そのう、えー、パトロールなどもしながら、ま、こうしたことが起きないような、あのう、事前策に一層力を入れていただきたいと思いますが、いかがですか?

佐藤公営企業管理者

ハイ、あのう、この、今回のケースは、泉塩釜線の、ま、その、ま、先ほどご説明しました、その、えー、ま、独特な、ま、ちょっと事象があって、ま、起きてるということもございますので、まず、その、えー、この道路上にある箇所ですね、だいたい8か所くらいあるんですが、それにてついては、ま、今月中に、ま、速やかに、えー、ま、処理をしたいというふうに考えております。

えー、ま、いずれ、えーとー、ま、その老朽化対応というのは、全体的な部分がございますが、そういったものについては、あのう、計画的に、ま、実施し、ま、こういったことがないように、ま、企業局としても、ま、努力していきたいというふうに思います。