宮城県の水道民営化問題

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1/30 令和5年度第2回経営審査委員会    ②みやぎ型令和5年度上半期の事業運営について<質疑応答>

2024年1月30日、ハーネル仙台2階松島にて、令和5年度第2回宮城県企業局経営審査委員会が開催されました。

 

今回の記事内容

3 議題 (1)上半期の事業運営状況 <質疑応答>

◆麓山浄水場で末端残留塩素が想定以上に上昇した件について

◆水道事業の工事発注不調について

◆中峰浄水場の9月のTOC上昇の要因は?

◆高校生の職場見学について

◆電力高騰に対して人事異動で対応するのか?

◆人事異動後、災害対応を円滑にできるか?

◆改築工事の地元発注を増やす手立ては?

◆物品調達や小規模修繕の地元発注は進んでいるか?

◆上水の水質表の各月の値は、月平均値か?

◆下水放流水質表の網掛けの意味は?

◆汚泥処理管理目標値はどう見直したのか?

◆焼却処理とか燃料化処理と産廃をリサイクルに出す量のバランスは?

◆監視制御システムの切換え段取りについて

◆広報活動について

◆ヒューマンエラー対策研修と技術教育について

◆地元発注上の制約は、技術と価格のどちらのほうが大きいのか?

◆プレゼン資料に売上増、コスト削減の内訳を加えてほしい

◆簡易連結の形で、水道事業全体の動きがわかるようにしてほしい

 

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3 議題 

(1)上半期の事業運営状況(質疑応答)

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、どうもありがとうございました。えー、それではですね、えー、上半期の事業運営状況で質疑応答を行いたいと思います。えー、ただいまご説明いただいた内容につきまして、ご質問等ありますでしょうか? では、佐藤委員、お願いします。

◆麓山浄水場で末端残留塩素が想定以上に上昇した件について

佐藤委員(仙台市水道局)

仙台市の佐藤です。ご報告ありがとうございました。2点ほどちょっと確認させていただきたい点がございます。

まず、資料で10ページでございますが。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

要求水準違反となる可能性があったトラブルの2つ目のところで麓山浄水場で末端残留塩素が想定以上に上昇したという記載ございますが、どの程度の想定をされて、結果的にどの程度まで残塩があったのか? 教えてください。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

じゃ、運営権者のほうから、ハイ。回答お願いします。

武藤施設管理部上工水Gr長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ。んと~、上工水の武藤と申します。お世話なります。

んと~、残塩のほうですね、んと~、そちらのほう、あのう、んと~、まず、上水残塩として上ったのは、1.04でした。で、えーとー、実際上、んと~、あ、直接ですね、1.04でありましたけれども、んと~、それでですね、7時間後と、1を超える値が続いております。

んと~、ま、色度の関係もありまして、ちょっと残塩のほう、強めに入れてたっていうこともありまして、ま、日平均としてはですね、んと~、1.0上回る形で??????。大丈夫でしょうか?

佐藤委員(仙台市水道局)

ハイ、ありがとうございます。末端点の残塩が1.04ってことでよろしかったでしょうか? 浄水の出口が。
武藤施設管理部上工水Gr長(みずむすびマネジメントみやぎ)
あと、浄水場出口です。

佐藤委員(仙台市水道局)

浄水場出口が1.04ですか。わかりました、ハイ。

◆水道事業の工事発注不調について

もう1点、教えていただきたい点がございます。13ページになりますが。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

工事の発注実績等々のご説明ございました。その中で、水道事業の工事発注のうち、 1件が不調というふうな記載ございますが、どのような工事内容のものが不調になり、また、あのう、来年度に再発注のようなことがされるのか? を教えていただきたいと思います。

井家上工務部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、工務部長の井家上が回答させていただきます。

ご質問のあった工事なんですけれども、内容的には、大きく、あの、2つの、えー、工事が含まれ、あのう、種類の機器が含まれておりまして、1つが送水流量計の工事です。もう1点が、えー、シーケンサー盤の機能増設というものが含まれておりました。

で、不調になった理由が、シーケンサー盤の機能増設のところで、ま、特定のメーカーさんしかできない、ま、内容になっておりましたので、ちょっとそういったところで価格が、あのう、応募者さんのほうで釣り合わないということで、えー、参加を見送られたというところです。

で、来年度なんですけれども、えー、ちょっと、あの、発注の組み合わせというのを、ちょっと工夫いたしまして、流量計については、あのう、来年度発注する別の工事と、えー、合わせて発注、で、このシーケンサー盤の機能増設も、あの、全体の工事費に余裕を持った、えー、ま、金額規模になるように、その他の工事と組み合わせて発注するというところになっております。

佐藤委員(仙台市水道局)

ありがとうございました。私からは、以上です。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、ありがとうございます。えーと、その他に、何か? ハイ、それでは、今井委員、お願いします。

中峰浄水場の9月のTOC上昇の要因は?

今井委員(日本水道協会)

ご説明ありがとうございました。日本水道協会の今井です。えっと、2点ほどあるのですが、1点はですね、えーっと、資料の5ページですね。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えーと、一番下にTOCっていうのがあります。これはもう、原水中に含まれる炭素の量だと思うんですが、ま、説明もですね、えー、ま、ここは、「上っているので、活性炭を入れてます」みたいなご説明があったというふうに思っておりまして。

お伺いしたいのはですね、えーとー、この、たとえば、この欄を横に見るとですね、えーとー、麓山浄水場とか、南部浄水場では、そんなに、何ていうのかな、昨年と大きく変わっていないんですけれども。

中峰浄水場の9月の状況はですね、えー、ま、昨年の倍以上に上がった、ま、これ平均なんで、おそらく水質上がっているのだろうなあ、水質的には、こういう数値を示しているのだろうというふうに思うのですが。

この辺がですね、こんな傾向を示していることについて、何か、こう、ご見解というかですね、えー、こういう要因ではないかっていうのは、お考えがあれば、まず、教えていただければと思います。よろしくお願いします。

武藤施設管理部上工水Gr長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、んと~、上工水の武藤と申します。お世話なります。

んと~、そうですね、あの、今年、われわれのほうですね、んと~、この濁度と色度、TOCが、こう上がるというのを初めて経験していまして、前年と比べてですね、今まで、こう、濁度に対して、んと~、上がり方と、その、色度に対しての上がり方っていう部分が、んと~、ある程度、均質だったんですけども。

今年に関しては、濁度と色度の上がり方がですね、ま、同じぐらい、もしくは色度だと考えていることが、今回、濁度の現象として出ています。この部分が、あのう、んと、影響してるんじゃないかなとは思っています。

ここまでいくと、濁度が、たとえば、ま、ある程度数値出ていけば、んと、色度のほうは、それ、かなり低いっていう形で原水の水質があったんですけども、こちらは、ほぼ同等だったりとかですね、変わり方の比率が同じ、もしくは色度が高いっていう傾向がありましたので、この部分が影響してるんじゃないかと思います。

今井委員(日本水道協会)

ありがとうございます。それでですね、まあ、今日の報告の範囲ではないんですけども、このう、10月以降というのはですね、この傾向はどんなふうになっているのか? もしおわかりであれば、教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか?

武藤施設管理部上工水Gr長(みずむすびマネジメントみやぎ)

10月以降ですね、ま、工事っていう形になってるんですけども、同じような形でですね、んと~、傾向は示しています。

今井委員(日本水道協会)

ということは、高いままで。

武藤施設管理部上工水Gr長(みずむすびマネジメントみやぎ)

そうです。濁度が上ったときに、色度も上っているっていう。

今井委員(日本水道協会)

あ、そういうことなんですか。なるほど。わかりました。ていうことは、こう、一時的に上がるみたいな感じなんですか? それともずっと、傾向としては高いところで止まってるみたいな、そんな、水質的には、そこら辺はいかがですか?

武藤施設管理部上工水Gr長(みずむすびマネジメントみやぎ)

工事の後はですね、同じように、あの、下がる傾向のほうとしては、下がりますけれども。

今井委員(日本水道協会)

なるほど。あのう、傾向はあまりよく、工区とかによるので、一定の傾向が今のところあるというふうにはご判断いただいて、あ、判断されてないって、なところなんでしょうかね、そこの水質的には。(間)わかりました。

大沼水道経営課長(企業局水道経営課)

あのう、県側で2年前まで運営してたので、えー、われわれの経験をお伝えしますとですね、中峰の浄水場は、南川ダムのほうを水源としております。で、もう1つ、溜池、農業用の溜池が近くにありまして、今年の夏については降雨が少なくて、えー、ま、少ない傾向で、9月になってから雨降ってですね、溜池に溜まってたものが一気に溢れ出したっていう傾向がございますので、9月以降、今年は、高くなってるということだと思います。

今井委員(日本水道協会)

ハイ、ありがとうございます。えっと、ま、あの、ここ上がると、おそらく、そのう、ね、えー、活性炭の使用量とかも変わるのかなあと思いますので、ちょっと質問させていただきました。

◆高校生の職場見学について

もう1点なんですけれどもですね。えーとですね、えーと、26ページを、ちょっと確認させてください。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えーと、この写真なんですけれども、おー、下はですね、おそらく小学生の方に、ま、浄水処理の方法とかをですね、あのう、ご説明されてる、えー、様子なのかなというふうに思うのですけれども。

上の写真って、どういう状況の、おー、なんていうのかな、あのう、受け入れをされたのか? ちょっと確認させてください。

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

この上はですね、あの、高校生の職場見学ですね。

今井委員(日本水道協会)

えーっと、それは学校から申し入れがあって、みたいな話なんでしょうか?

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

あのう、ご理解のとおりでございます。

今井委員(日本水道協会)

あ、わかりました。あのう、ま、こういうことがね、えー、採用にも繋がればいいというふうに私も思っております。ハイ、ありがとうございます。以上です。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

えー、ハイ、どうもありがとうございました。えーと、その他、何かご質問等、あ、では、熊谷委員、お願いします。

◆電力高騰に対して人事異動で対応するのか?

熊谷委員(大崎市上下水道部)

ハイ、お世話になっております。大崎市、熊谷です。よろしくお願いいたします。

えーと、あのう、29ページの説明の中で、今後の、まあ、経営のですね、えー、まあ、支出を抑えていう観点からの話だったと思うんですが、この、おー、電力の高止まりに対しまして、えー、出向者の帰任という、ま、人事異動で対応するというふうな話をお聞きしました。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

まず、この、あの、人事異動なんですけども、どの程度の規模で、今後計画されていくのかですね、お聞きしたいと思います。

安東代表取締役副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

えー、みずむすびの安東でございます。ご質問ありがとうございます。あのう、人件費の抑制ということで、あの、一元的に出向者を返すってわけではございません。あの、あくまでも、えー、組織の安定化が進んだ、えー、こう、現場であるとかですね、そういった部門を、あう、前提に計画しております。

で、今のところ240人のですね、えと、人員、ま、組織体制で、えと、事業、えー、開所時予定したところだったんですけども、いま現在260名ほど要員??っております。で、そこの、あのう、追加したですね、要員を、あの、優先しながらですね、えー、検討のほうを進めているような状況でございます。

熊谷委員(大崎市上下水道部)

あのう、そうしますと、段階的にっていうことでしょうか? 

安東代表取締役副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

そうですね。あのう、まずは、段階的にということで、えーと、次の年度替わりのところを一つの節目として、ま、計画のほうを、あのう、検討してるところでございますが、ま、その後も状況を見て、まず、あの、できるだけ詰めていければと考えています。

◆人事異動後、災害対応を円滑にできるか?

熊谷委員(大崎市上下水道部)

あのう、ま、大きな異動ではないのかもしれませんけれども、よくあの言われておりますのが、人事異動後に、まあ、組織が脆弱な時期だと言われておりまして、で、まあ、大きな災害なんか来たらですね、それの対応について、どうしても、そのう、滑に対応できないというふうなものが懸念されますので、その辺どういうふうな所見なのか? お聞かせていただければと思います。

安東代表取締役副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、あの、もちろん、人事異動がですね、組織力の低下っていうことに繋がらないように、あの、先ほど申し上げたような、ま、組織の、その、成熟度を見計らいながらですね、あの、検討のほうを行っております。

で、あの、繰り返しになりますが、えー、元々、その、えー、みずむすびのですね、えーと、組織については、現地化というか、ローカルの社員できちっとした、その、事業運営が、えー、進めていけるようにですね、あのう、考えておりますので、そこが、えー、確認できたところから、適宜ということで、あのう、人事異動についてはということでした。

熊谷委員(大崎市上下水道部)

えーと、まあ、災害関連のお話でですね、一点ほど、あれなんですけど。まあ、あのう、災害時の発生中においてはですね、あのう、まあ、宮城県さんとの連携はもとより、地元企業との連携構築っていうのはなされている、まあ、現在構築されているというふうに理解してよろしいでしょうか?

安東代表取締役副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、あのま、これからでもございますが、えーと、有事に備えてですね、連携ということ、あの、ことについて、株主のですね、地元企業さんをはじめ、いま協力会社としてみやぎ型のほうに参加をしていただいてる地元企業さんと連携しながら、あの、有事の対応等を、えー、ま、準備の態勢を整えているような状況でございます。

◆改築工事の地元発注を増やす手立ては?

熊谷委員(大崎市上下水道部)

すいません、最後にもう1点お願いします。えーとー、ですね、先ほどの、じゃ11ページですか、あの、改築計画の工事が概ね順調ということですね。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

先ほど、あのう、まあ、地元の発注も増えてきてるということですが、これはまだまだ増加するっていうふうな見通し、余地があるというふうに捉えてよろしいでしょうか?

また、その、それを、その、地元発注を増やす手立てとして、手法として今後どのようなことを考えられておられるでしょうか?

井家上工務部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、あのう、地元発注に関しましては、これからドンドン伸びていく、そういうふうに見通しております。

そのための、施策なんですけれども、あのう、前回の経営審査委員会でも、あのう、発言したことの繰り返しにはなってしまうんですが、地元企業さんに、まあ、あの、ヒアリングをかけながら、まあ、どういった条件であればやりやすいのか? といったところを、十分聞き取ったうえでですね、まあ、それに沿うような形の発注の仕方というのを、えー、考えていきたいというふうに考えております。

◆物品調達や小規模修繕の地元発注は進んでいる?

熊谷委員(大崎市上下水道部)

えーっと、あの、今回の資料の中で、ま、工事のですね、発注状況っていうのはお示しいただいておるんですけども、工事以外の、たとえば、物品調達ですとか、あるいは、その、小規模修繕と、こういったものについては、地元発注はかなり進んでるっていうふうに捉えてよろしいでしょうか?

鹿間施設管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

えー、施設管理部の鹿間です。

えーと、基本ですね、えー、緊急的な修理であったりっていうところもですね、複数社から見積もりを取って、えー、過去の修理実績であったり、えー、価格であったりっていうところを評価して、えー、発注しておりますが、あー、基本は、地元最優先で発注はしております。

熊谷委員(大崎市上下水道部)

ありがとうございます。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

あ、よろしいですか? ハイ。ちょうどまさに、あのう、1年目、うまく、こう、あのう、進められていて、今度、あのう、安定的に運営していく中で、えっと、今、その、人の入れ替えとかですね、物品調達とかですね、そこの問題がきっと出てくるという、そんなご指摘の背景があるのかなという具合に拝見させていただきました。

◆上水の水質表の各月の値は、月平均値か?

増田委員(東北大学大学院経済学研究科)

すいません。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、では、増田委員、お願いします。

増田委員(東北大学大学院経済学研究科)

すいません。あのう、表、あ、じゃなくて、??の読み方なんですけれども、5ページのところの各月の値が書かれているのは、その月の平均値だという考え方でよかったのか? と、

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

◆下水放流水質表の網掛けの意味は?

あと、これ、あんまり大したことではありません。次の8ページのところに、網がかかっている数値とそれ以外のところがあるんですけど、これは、どこでかかってて、何がかかってないのかっていうのは、ご説明いただけると。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えっと、まず、5ページは、平均値でございます。月平均になります。

続いて、8ページですね。8ページの色がついてるところは。

増田委員(東北大学大学院経済学研究科)

最大値に網のかかっているところと、かかってないのが。

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

わかりました。あの、最大値に網がかかってるところは、法定基準がないところですね。法定基準がハイフンになってるところが、網がかかってます。

増田委員(東北大学大学院経済学研究科)

ハイ、わかりました。ありがとうございました。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、よろしいですか? はい。ハイ、それでは、橋本委員、お願いします。

◆汚泥処理管理目標値はどう見直したのか?

橋本委員(日本下水道事業団

1点、教えていただきたいことがありまして、9ページの、あのう、汚泥処理のところで、ご説明の中でも、資料にもありますけれども。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

あのう、管理目標値を見直されたということだということなんですけれども、具体的には、どっち方向に直したか? ということと、おそらく、そのう、脱水の含水率だと思うんですけど。

脱水時の含水率ですので、まあ、あのう、高くすれば、薬品費、脱水にかかる薬品費は下げられますけれども。

えー、多くは仙塩のほうで償却されておられたり、ま、県南のほうも燃料化ということですから、ま、そちらのほうも今度、含水率が高いと燃料費とかですね、かかるということになって、その中で、おそらく、その、効率的な運転というのは、そういうことをおっしゃってるんだと思うんですけれども。

ま、どのような形で、こう、見直されたのか? ということ等を教えていただきたいというのが1点目、と。

◆焼却処理とか燃料化処理と産廃をリサイクルに出す量のバランスは?

あと、2点目の、あのう、産廃で、先ほど口頭で、全て建設リサイクルにされてるというお話でしたけれども、それぞれの処理場で出てる量とその引き取り先というか、そこのところで、こう、出せる量がマックスになっているのか? 

えー、それは、どのあたり、焼却処理とか燃料化処理とかと、産廃に出してる、そこの、こう、量、バランスがどうなっていて、それが、どう効率的なってるのか? 効果的なのか? っていうあたりについて、ご説明いただければ、と。お願いします。

糟谷施設管理部下水Gr.長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、下水グループ長、糟谷のほうからお答えいたします。

えー、まず、含水率つきましてですけども、えーと、まず、実績をもとに、えーとー、各月の平均値、こちらを、運転管理指標として定めるような形を、えー、とっております。

で、えー、ま、仙塩、県南等につきましてですけども、えーと、構内設備の影響等も考慮しながら、えーと、含水率のほうを、えー、定めることとしております。

ですので基本的には、あのう、実績をもとに、えー、ベースとした、えーと、含水率の設定を見直すような形を行っております。

橋本委員(日本下水道事業団

あと、産廃に出されている量というのは、その引受先のほうの、こう、量で決まってるんですか? 何か、この、分けて、意図、量の意図ですね。

糟谷施設管理部下水Gr.長(みずむすびマネジメントみやぎ)

基本的には、えーと、全量焼却を目指すんですけども、えーと、焼却炉が1本しかないということもありまして、その間が、産廃になるような形です。

橋本委員(日本下水道事業団

そういうことですね。???との考え方ですね。ハイ、わかりました。

あのう、今、ま、基本的に、そのう、実績を見てということでお話があったんですけど、やはり、あの、最終的に、そのう、維持管理費を下げていくとかいう観点では、今、後段のやつを見て、あの、設定というふうにご説明されてはいるんですけれども。

やはり、あの、全体として、トータルで、特に、あのう、仙塩に集約処理とかしておられますので、やはり、全体的に何が一番効率的なのか? っていうところを、よく、今後、あの、見極めて運営していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。私からは、以上です。

大沼水道経営課長(企業局水道経営課)

今のことについてですね、県側としても、ちょっと補足させていただきたいと思います。元々、われわれのですね、えー、実績は持っておったんですが、要求水準には定めてない事項でございます。で、先生おっしゃられたように、えー、含水率下げれば、処分費等かからない恐れもある。

高ければ高いほど、処分費、えー、薬品費とかですね、そういったものがかかる恐れがあるということで、できるだけ下げたい。ただ、あんまり下げすぎると、作業効率が落ちてしまう。詰まり起こしたりとか、いろんなことがあるっていうことなんですけども。

いま現在、今までやってた、えー、みずむすびのほうの、えー、管理目標値はですね、プラマイ0.5から1%と非常に狭い範囲でございました。

ということもあってですね、えー、この範囲をこだわりすぎるあまりにですね、「もっと低いほうを試してみたい」とかですね、そういったことできないような仕組みになってたので、1年間ですね、今後、あのう、試しにいろいろ下げてみて、どれぐらいが効率がいいか? というのを判断しながら、将来的にはどういった管理目標がいいか?っていうことを、再度トライをしていきたいなと思いますので。

今回、あのう、えー、平均を元にしたとは言いますが、少し範囲を広げて、下側に広げるような形での、えー、運転をしたいなというところでございます。

橋本委員(日本下水道事業団

ありがとうございます。水質もそうだと思うんですけれども、目標値に、こう、合わせ込もうとして、より、こう、無駄なエネルギーを使ったりとかいうこともありますので、あのう、今、県からご説明あったことを踏まえて、適切にやっていただきたいと思います。ありがとうございました。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、えー、それでは、他に何かご質問等ございますか? あ、それでは、えと、お願いします。

◆監視制御システムの切換え段取りについて

内田委員(東北工業大学工学部環境応用化学科)

えーと、それでは、あの、現場がどうなってるのか、現場の状況がわからないので教えていただきたいんですけど、えーと、今後、えーと、まあ、監視制御システムを入れ換えるということで、えーと、機器の製作から切換えというところになると思うんですが。

えーと、まあ、いつ、何どき、災害等起こる可能性もあるかもしれないので、えーと、現状のシステムと、まあ、これから入れ替えるシステムというのが、同じ場所での入れ換えになるのか? また、どのような段取りで入れ換えて、まあ、新しいシステムを動かす前に、試運転みたいな形での確認も含めて、その段取りについて教えていただければと思います。

井家上工務部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ご質問に回答いたします。監視システムの更新に関しましては、既存のシステムを運用しながら、新しいものに切換えていくという形をとっておりますので、既存のシステムが、隣に新しいものを設置して、ま、1個々々切換えながら、で、試運転をしながら、えーと、で、一方では切換えるということをやっております。なので、ある時点で急に全部切換わるようなことはしないんですね。あの、確認が取れたものから、一つ一つ新旧併用しながら使っていく形を取っております。

内田委員(東北工業大学工学部環境応用化学科)

ということは、このう、えーと、14ページのところの、えー、まあ、種々の切換えというのが、まあ、たぶんに今のシステムと被りながら、徐々にグラデーションして変わっていくという形で、なので、いつ、何どき、何か、こう、まあ、大慌てで対応しなければいけないような事態が発生しても、ま、対応可能ということでよろしいでしょうか?

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

井家上工務部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、あの、ご理解のとおりでございます。

内田委員(東北工業大学工学部環境応用化学科)

ハイ、ありがとうございます。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、えー、ありがとうございます。確かに、更新過程をきちんとやっていくってことは大事なのかなあと思います、ハイ。えーと、その他に何か、ご質問ございますか? ハイ、じゃ、どうぞ。佐野委員、お願いします。

◆広報活動について

佐野委員(東北大学大学院工学研究科)

ハイ、えーと、東北大の佐野でございます。あの、もう大体、お聞きしたかったことは、委員の先生方から、あの、ご質問が出たところでございますが、私、あのう、あと、広報について、あの、少しお聞きしたく質問します。

えーと、25ページ目に広報誌の話がありますけれども。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

あのう、??????、この、作った広報紙を、えー、どこに、どのぐらいの部数を配置されてるか? っていうのは、ハイ、教えていただけますか。

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えー、ご質問に回答いたします。えーとです、そういう意味では、えーと、詳細な数字を、今、この場ではアレなんですけども。

えー、場所に関しては、あの、ホームページ上で、えーと、リストをお出しさせていただいて、そちらを見れば、あの、わかるようにはしております。

基本的には、えー、関係する市町の、県庁もそうなんですけども、関係する市町の窓口に行けばもらえるような形になっています。あと一部、あのう、浄化センターの隣の公民館とかですね、そういったところに置いていただいたりもしております。

で、部数に関しては、あのう、数部だったり、10数部だったり、何10部だったりっていうのは、それぞれの置き場所との話し合いの中で、「何部程度置いてください」ということで決めておりますので、あのう、大体10部前後を置いてるような形になります。

佐野委員(東北大学大学院工学研究科)

ハイ、ありがとうございます。あのう、その、みずむすびですとかですね、その機関にイベントなどですね、情報が入ってると思うので、あのう、学校関係ですね、あのう、にも、あの、お配りになると、いいんじゃないかなと思っておりました、ハイ。ぜひ、あの、ちょっとお金もかかりますけれども、ご検討いただければと思います。

で、もう1つだけ、えとー、この中に、えー、ないかな、と。広告っていうのが出されていたりしますか? 街中の、えー、ま、広報ポスターですね。

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

えーと、そうですね、そういう意味では、えー、そういった形の広告というのは、えーと、今まで出してはいなくてですね、一部、あのう、新聞なんかも、河北新報とか新聞だったり、あるいは、その、えーとー、それは下半期の実績になってしまうとアレなんですけども、先日あった復興マラソンのスポンサーになってですね、そこで、あのう、ホームページで、われわれの活動をちょっとだけそこで紹介してもらうようなことはしておるんですが、街中に、こう、見えるような形の広告ってのは、これまでは、やっておりませんでした。

www.fukko-marathon.jp

佐野委員(東北大学大学院工学研究科)

わかりました。ま、それもお金のかかることなので、もし何か効果的な使い方があるようでしたら、ぜひ、ご検討いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、ありがとうございます。

確かに、広報という観点も非常に大事で、あのう、県民の方に幅広くご理解していただくことによって、ま、その中で、間接的に、ま、みやぎ型っていうもののご理解を深めていただくというのが、一番いいのかなと思いますので、よろしくお願いいたします。

えーと、その他、えーと、小野寺委員、何かございますか? 

◆ヒューマンエラー対策研修と技術教育について

小野寺委員(弁護士)

あ、それでは。ハイ、それではですね、10ページの、えー、主なトラブルの対応のところで、4月8日にですね、要求水準レベル違反のトラブルが発生したという話があり、それを踏まえて23ページなんですけれども。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、研修教育のところで、えー、4月8日の濁度上昇による逸脱を受けて、えー、対策研修を6月でしたかね、その研修というのは、そのような、そのう、トラブルが発生しなかったら、特に行われなかった、かえってトラブルに対して、あの、対策として行われたものなのか? というところが、1点、と。

その下にある技術教育っていうのは、これは、まあ、定例的にトラブルの有無に関わらず行われるものなのでしょうか? という点が1つ、1点のところです。まず、そこまででお願いします。

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えーと、まずですね、ヒューマンエラー対策研修においては、この4月の事故を受けて、あのう、新たに企画して実施したものでございます。

で、下の技術教育に関しては、特に、えーと、それとは関係なく、定常的に実施してるものです。

小野寺委員(弁護士)

ハイ。そうすると、まあ、トラブルの有無に関わらず、一定の、その、教育の機会、研修機会を設けられているということですね、ハイ。

それで、このヒューマンエラーの対策研修、トラブルが発生したことによって行う研修なんですけれども、その、10ページ見ますと、そうですね、残念ながら、その後も、やっぱり、こう、トラブルとまではいかないかもしれないけど、可能性があったっていうことで、えー、危ない状況が発生したということがあります。

そうだとすると、この対策研修が行われて参加した方、その方が受けた研修内容ってのは、この、現場でどのように、こう、伝えられてるんだろうなといったことが気になったんですけれども、その辺り、こう、どういう形で、こう、周知してるのか? ってことを教えていただければ、と。

安東代表取締役副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、みずむすびの安東でございます。

えー、、ま、ヒューマンエラー研修に限らずなんですが、あのう、ま、様々な事象に関してですね、えー、横展開が必要だってことが、今年度、断続的に生じております。

そういうことで、あのう、そういった状況を鑑みてですね、弊社としては、えーと、5月に品質管理室を発足して、その品質管理職が、この、ドライバーになってですね、全職員ですね、えー、ま、こういう研修の、ま、ポイントであるとか、あと、ま、われわれも、その、教育機会を提供するなど、会社の品質管理のポリシーですね、必要な情報を、ま、意見交換しながらですね、整理していこうとかっていうような活動を、ハイ、随時進めているような状況でございます。

◆地元発注上の制約は、技術と価格のどちらのほうが大きいのか?

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、えー、ありがとうございます。他に何かありますか? えーと、それではちょっと、若干、私のほうから、えーと、2~3、えーと、追加でご質問させていただければと思うんですけれども。

えーとー、先ほど、あの、えーと、お話、熊谷委員からもございました地元発注のところですけれども、あのう、やはり、価格とか技術とか、いろいろな問題があると思うんですけれども、地元発注をするうえで制約になってるのは、やはり設備上、技術の問題というのは結構大きいんですか? それとも、価格のほうが? 

まあ、もちろん、両方あると思うんですけれども、特に大型のかなり高度な、ま、機能要するものについては、技術面の問題とかがあるのかなとも思うんですけれども、そこら辺いかがでしょうか?

井家上工務部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

あのう、まず、一番大きなのは、やっぱり技術的なところでございます。

えー、技術でも、まあ、その、経験がないという部分と、そもそも技術者が不足しているというところがあって、なかなか、あのう、こちらが発注したたくても、まあ、あの、企業さんも受託したくても、なかなか出せる人がいないっていう悩みの声をよく聞きます。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

なるほど。だから、そうしたことを、まあ、乗り越えつつ、あれですね、先ほどご指摘あったような、地元事業で発注できる部分をしていただくっていう、そういうことなんでしょうかね。ハイ、わかりました。

◆プレゼン資料に売上増、コスト削減の内訳を加えてほしい

それからもう1つは、あのう、えーと、16ページのところで、あのう、いろいろ要因が書かれてあって、前のと比べますと、ずいぶん、あのう、丁寧に書いていただいてるなと思ってはいるんですけれども。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

あのう、この、事前に委員に送られた中の質疑応答を見ますと、売上がどうして増えた? どれくらい増えたのか? ま、コスト削減で、それぞれどれぐらい多かったのか? というのが、結構、質問がワーッと出てますので。

よろしければ、あのう、差し支えない範囲でね、この、えー、プレゼン資料そのものに加えといていただくと、あのう、そういった質問がですね、あのう、なくなるかな、と。

むしろ、コスト削減なんて、拝見しましたけれども、大変よく頑張っていらっしゃる話なので、えー、こういったところは、あの、数字として表したほうがいいのかなという気もいたしました。

それから、逆に、あの、分野別で言いますと、あの、下水道とかは臨時改定もありましたので、そのう、増えている要因が、量的なものもあれば、改定の要因もあるし、ちょっと、実はダブっちゃってるんで。

そこのところ、どっちのが優勢かによりますけれども、そういったところも、あのう、まだ、今回ではありませんけれども、次回あたり、あのう、年度の際にですね、えー、ちょっとご検討いただければなということです。

それから、ちょっと、えーと、ご要望だけということで申し上げますと、えーと、私のほうからは、それくらいが要望なんですけれども、いかがでしょうか?

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、今いただいた要望に関しては、えーと、次回以降ですね、あのう、反映して、えー、業務報告書をお出しするとともに、こういった委員会の前の資料でもですね、あのう、プラスアルファで、ドンドンなるべく、あの、情報を出すように、えー、対応してまいりたいと思います。

◆簡易連結の形で、水道事業全体の動きがわかるようにしてほしい

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ。それから、これは、あのう、以前、前回かな、ちょっと今日お休みなので、橋本委員が発言の場がないんでその代わりにっていうとこあるんですけれども、橋本委員のほうから、あのう、会社が別々なので、水道事業全体の動きがちょっとわかりにくいんで、ま、連結は理論的に無理かもしれませんけど、簡易連結みたいなような形で、水道事業どういう具合になってるとか、それを、まあ、あのう、少し示すことはできないかな? っていう要望があったと思うんですけれども、ま、これも年度単位って話になるかもしれませんけれども、これについてはいかがでしょうか?

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えーと、そういったご要望、前回受けまして、えとー、ま、今年度の年間業務報告をお出しする段階では、えー、簡易連結というか、あの、MMM+MSMの、えー、表現を、ちょっと、仮に今考えておりまして、えー、何かしらのアウトプットを出させていただきたいと思っております。

筆者注:MMMは株式会社みずむすびマネジメントみやぎ、MSMは株式会社みずむすびサービスみやぎの略称。

www.mizumusubi.co.jp

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、わかりました。どうもありがとうございます。えーと、それでは他に何、ご意見ご質問ございませんか? よろしいですか? ハイ。えーと、それではですね、それでは、議題1については、えー、以上となります。

 

 

 

1/30 令和5年度第2回経営審査委員会    ①みやぎ型令和5年度上半期の事業運営について(運営権者の報告)

2024年1月30日、ハーネル仙台2階松島にて、令和5年度第2回宮城県企業局経営審査委員会が開催されました。

 

今回の記事内容

1 開会

2 あいさつ

◆委員会審議の公開・非公開について

 本日の会議は、全て公開で実施

3 議題 (1)上半期の事業運営状況

◆上半期の経営環境の概要

 みずむすびマネジメントみやぎの経営成績は、計画を上回る水準で推移

 昨年4月に大崎広域水道における濁度上昇、レベル3の要求水準を違反

◆維持管理業務について

 夏場の気温上昇により、上水の活性炭の使用回数、量が増加 

 放流水質は、法定基準、県基準を余裕をもって満足

 廃として搬出した汚泥は、全て建設資材等としてリサイクル

◆改築業務について

 改築計画に基づいて、工事は概ね順調に進捗

 統合型広域監視制御システムの導入を順次開始

◆経営業務について

 運営権収受額の臨時改定、水量の計画比増が、売上を押し上げた

 みずむすびマネジメントみやぎの3つの財務指標は、いずれも良好

 ヒューマンエラー対策研修と保守点検などの内製化教育を実施

◆その他の「課題認識と下半期の見通し」について

 みずむすびサービスみやぎは、物価高騰が利益を大きく圧迫

 義務的任意事業である小水力発電では、売電額の一部を受け取る計画

 

1 開会

岩淵副参事(企業局水道経営課)

本日は、令和5年度第2回宮城県企業局経営審査委員会へご出席いただきいただき、ありがとうございます。ただいまより、令和5年度第2回宮城県企業局経営審査委員会を開催いたします。

初めに、会議の成立についてご報告を申し上げます。

本委員会は10名の委員で構成されておりますが、本日は9名のご出席をいただいており、橋本潤子委員については欠席のご連絡をいただいております。

公営企業の設置等に関する条例第26条第2項の規定により、過半数の委員が出席しておりますので、本日の会議は成立しておりますことをご報告申し上げます。

それでは、議事に入る前に、本日配付いたしました資料の確認をいたします。

資料1 令和5年度上半期の事業運営について

資料2 県による半期モニタリング結果

資料3 運営権者収受額の臨時改定状況

資料4 運営権者収受額の定期改定内容

以上でございます。資料は全てお揃いでしょうか?

(筆者注:当日の資料は ↓ からダウンロードできます。)

www.pref.miyagi.jp

2 あいさつ

続きまして、本委員会の委員であった日本下水道事業団前理事の細川顕仁様に代わり、新しく就任いただきました委員のご紹介をいたします。

橋本敏一様です。橋本様は、日本下水道事業団にて理事を務められております。それではここで橋本様より一言ご挨拶をいただきます。

橋本委員(日本下水道事業団

ただいまご紹介いただきました日本下水道事業団で理事をしてます橋本でございます。昨年の11月に、細川の後任として理事に就任したところでございます。

あのう、私、あの、入社以来、えー、34年間、下水道??を仕事してましたし、主に開発を長年にわたって対応してきました。この委員会でも、有意義な、あのう、意見を述べられるようにしっかり対応したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

岩淵副参事(企業局水道経営課)

ありがとうございました。それでは、以後の議事進行につきましては、田邊委員長にお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、えー、田邊でございます。どうぞよろしくお願いいたします。えー、それではですね、えー、以降の進行を務めさせていただきます。

えー、本日の委員会につきましては、昨年8月に公営企業管理者から諮問がありました令和5年度におけるみやぎ型管理運営方式の運営状況ならびに運営権者および県によるモニタリングの適正性について、調査審議を行うために開催するものです。

本日は、議題(1)(2)におきまして、令和5年度半期の事業運営状況について、運営権者より説明を受け、それに対する県のモニタリング結果を確認し、審議する予定です。

議事に入ります前に、本日の委員会における審議の公開・非公開の方針確認について、事務局から説明願います。

◆委員会審議の公開・非公開について

大沼水道経営課長(企業局水道経営課)

それでは、本日の委員会における審議の公開・非公開の方針確認についてご説明させていただきます。

こののち、えー、運営権者から報告を受ける上半期の事業運営状況につきましては、各委員に運営権者の事業報告書を送付し、特に説明を受けたい事項やご質問等について、事前にご提出をいただいたところです。

ご質問等を踏まえて、運営権者の報告を用意しておりますが、現時点では非開示情報に該当するものがないことから、県の情報公開条例第19条に基づき、本日の会議は、全て公開で実施したいと考えております。

ただし、審議していく中で、非公開情報が含まれることになった場合には、えー、宮城県企業局経営審査委員会運営要領に基づき、会議の都度、一部非公開の判断を本委員会で行うこととし、非開示情報につきましては、本日予定している2つの議題、およびその他案件が終了しました後、えー、傍聴者および報道関係者に一時退出をいただき、非公開の場でご説明したいと考えております。

会議の一部を非公開とすることにつきましては、情報公開条例第19条および運営要領に従い、出席委員の3分の2以上の賛成を得た場合に認められることになりますことから、その都度委員会にお諮りさせていただきます。事務局からは、以上となります。

田邊委員長(一般社団法人不動産証券化協会)

ハイ、ありがとうございます。ただいま事務局より説明がありました会議の公開・非公開および本日の運営方法について、委員のみなさまからご質問等がありましたらお願いいたします。よろしいですかね? ハイ。えー、それでは、そのように決定いたします。

えー、それでは、早速、えー、議事に入りたいと思います。本日の審議は、議題とその他案件も含め、件数が多いことから、各委員のみなさまにおかれましては、円滑な審議にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

それでは、議題(1)上半期の事業運営状況について、運営権者よりご説明願います。

 

3 議題 (1)上半期の事業運営状況

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

 

◆上半期の経営環境の概要

中村代表取締役社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

みずむすびマネジメントみやぎの社長の中村でございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。では、座ってご説明いたします。えー、それでは、令和5年度上半期の事業運営について報告をさせていただきます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、本日の報告内容でございますが、初めに上半期の概要をご説明した後、2ページ目に記載の通り、1.維持管理業務の報告、2.改築業務の報告、3.経営業務の報告と各パートに分けてご報告をさせていただきます。

任意事業など、各パートに盛り込めないものについては、4のその他の「課題認識と下半期見通し」について報告をいたします。

3ページ目に移りまして、初めに上半期の経営環境の結果について概要をご報告させていただきます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

まず経営環境についてでございますが、当社の売り上げの基盤となる市町村の給水量や排水量、そして工業用水の給水量は安定した状況でございました。

一方で、昨年度から続くエネルギー価格を始めとする全般的な物価上昇による影響が本格的に顕在しております。

また、工事に関して電子部品の長納期化は全体的には緩和してきたものの、一部部品の供給がネックとなり、依然として工事の長納期化が続いております。

上半期の結果といたしましては、みずむすびマネジメントみやぎの 経営成績は、計画を上回る水準で推移いたしました。

一方で、みずむすびサービスみやぎは、動力費等の物価上昇の影響を大きく受けました。

また、事業開始から2年目として、情報発信の効果にも着手。従来の発信内容にとどまらない、たとえば水質データをグラフでも表示させるなど、新たなアプローチでの情報発信を推進しております。

そして、一番下の記載でございますが、2年目となり、維持管理業務の習熟が進んできたものの、昨年4月に、大崎広域水道における濁度上昇というレベル3の要求水準違反を起こしてしまいました。既に複数の是正措置は行っておりますが、下半期以降も、こうした事故を起こさなぬよう、安定的な水道用水供給を第一に再発防止に努めてまいります。

続きまして、各業務の報告を、詳細を担当より報告させていただいます。

守屋取締役経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えー、担当変わりまして、みずむすびマネジメントみやぎ取締役経営管理部長の守屋でございます。よろしくお願いいたします。

えー、ここからですね、維持管理業務、改築業務、経営業務と、えー、順番に上半期の報告をいたします。

◆維持管理業務について

4ページ目をご覧ください。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、まず、維持管理業務について報告をいたします。えー、計画との差異といたしましては、先ほども述べられていたとおり、えー、4月に濁度上昇事故がありましたが、これを除けば、安定的に要求水準を満足いたしました。

えー、続いて、えー、5ページ目、6ページ目になります。えー、運転管理、水質管理について報告をいたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、まず5ページ目のグラフですが、こちらは上水の水質について、グラフで記載をしております。グラフの実線は、えー、今年のトレンドを表しており、点線は、昨年のトレンドを表しております。

えー、こちらのグラフ、上段のグラフですが、えー、令和5年度上半期は、夏場の気温が非常に高く、送水水温が高いという傾向がございました。えー、それを受けて、河川から取水している麓山浄水場と中峰浄水場においては、8月頃から送水の温度も上がっております。

また、中段、下段には、原水色度と原水TOCを記載しておりますが、えー、これらも、昨年と比較してやや高い傾向となりました。こうした水質悪化傾向を受けまして、薬品使用量の増加、えー、特に、活性炭の使用回数、量が増加しております。

続きまして、6ページ目になります。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちらは、えー、送水量、濁度、残留塩素でございます。こちらは3つの浄水場において、えー、送水量に関しては、昨年とほぼ変わりがありませんでした。

中峰浄水場においては、夏場の24時間運転への切り替えがありますが、今年は更新工事などの影響により、昨年よりもやや後ろ倒して切り替えを実施しております。

下段には3つの浄水場の残留塩素濃度を記しておりますが、右端の、南部山浄水場からの送水の残留塩素に注目していただきますと、昨年と比較いたしまして、山本山寺貯水池と松島貯水池の残留塩素の差異が若干狭まっております。

えー、また、夏場の塩素消費量の上昇に伴って、9月末頃から塩素を多めに入れておりますが、標準水点の差異は、昨年と比較して良化しております。

これは令和5年1月より運用が開始された仙南仙塩広域水道の低区・高区連絡管の効果により、流達時間の差異が縮小したものによると考えております。

変わりまして、7ページから9ページは、流域下水道事業における運転管理および放流水質についての報告となります。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

まず、7ページ目に関しては、上半期の流入水質を記載しております。こちら、えー、仙塩浄化センターへの上半期の流入水、えー、表の一番上ですね、仙塩浄化センターの上半期の流入水は、県基準を超過するBODの異常流入が継続的に起きておりました。

こちら、主に塩竈中継ポンプ場からの水質負荷が高い傾向にあることが判明しております。

また、下2つ、鹿島台浄化センターや大和浄化センターについても、こちら原因は不明なのですが、令和5年1月ごろから断続的に窒素とリンの異常流入を観測しております。

続いて、8ページ目が放流水質のまとめとなります。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

先ほど申し上げたとおり、BOD、窒素、リンは異常流入がある中ではございましたが、これらについても適切に処理対応し、放流水質は法定基準、県基準を余裕をもって満足することができました。

ハイ、続いて9ページ目になります。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちら上半期の汚泥処理状況、下水汚泥処理状況に関する報告となります。えー、このページでは、4浄化センターの脱水汚泥含水率を表したグラフを記載しております。

薄い棒グラフが、昨年の含水率でございまして、濃い棒グラフが、今年度の含水率を、えー、そして、グレーの部分は、本年度の管理目標値のレンジを表しております。

含水率は概ね管理目標値に沿っておりましたが、えー、県南浄化センターや鹿島台浄化センターにおいては、レンジを外れることがございました。

なお、含水率の要求水準はございませんが、えー、管理目標値を、令和5年4月に変更をしております。

えー、この目標値は、事業全体の汚泥処理を最適化する意図で設定しており、より効率的な運転を目指し、適宜、県と協議のうえで見直しを行ってまいります。

また、えー、汚泥処理量については、薄い緑の部分に記載をしておりますが、産廃として搬出した汚泥は、搬出先にて、全て建設資材等としてリサイクルをしております。

ハイ、続いて10ページ目になります。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、主なトラブル対応を、3点報告いたします。まず一つ目は、えー、先ほど中村のほうからもありましたとおり、レベル3の要求水準違反となる事象でございます。

4月8日の涌谷受水点におけるものになります。

中央監視装置における調節調整弁の誤操作により、送水量が一時的に急増し、それに伴う幹送水管内流速の変化によって、管内の濁質が浮遊し、水道用水の濁度が、一時的に最大で0.7度まで上昇し、要求水準を超過いたしました。

本件に関しては、4月19日に県より改善命令をいただき、28日に改善計画を提出。そして、5月31日付で、5月末日付けで、改善計画の完了を県に報告いたしました。

この事故の要因の一つに、中央監視装置の操作画面の表示のわかりにくさといったこともありました。えー、今後、えー、中央監視装置は、改築計画に従って更新する予定でございますので、その際に、えー、誤操作防止機能を追加するなど、えー、継続的な取り組みで??事故を抑制してまいります。

えー、続いて2つ、えー、要求水準違反となる可能性があった事象として、えー、2つ、挙げております。

5月に、えー、南部山浄水場の沈殿池清掃作業に合わせて、えー、PAC(筆者注:凝集剤のポリ塩化アルミニウムのこと)注入配管の洗浄を実施した際に、一時的ではありますが、凝集不良が発生し、えー、濾過水濁度が上昇しました。

えー、受水市町村への送水に影響はございませんでしたが、えー、手順書の見直し等を行い、同様事象の再発防止を図っております。

9月には、えー、原水高色度の対応で、えー、塩素を多めに注入したところ、想定よりもその消費量が小さく、一時的に末端の残留塩素量が上昇したという事象がございました。

こちらも、要求水準は遵守しておりましたが、えー、県との情報共有強化のため、えー、浄水の残留塩素が1mg/Lを超える場合には、事前に情報共有を行うことを取り決めました。えー、維持管理業務の報告は、以上となります。

◆改築業務について

続きまして11ページ目でございますが、改築業務に関して報告をいたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちら、計画との差異ですが、改築計画に基づいて、工事は概ね順調に進捗しております。また、地元企業への発注の取り組みを継続しており、えー、金額で約35%、件数で約50%で、えー、地元企業への発注をしております。

これは概ね昨年並みではございますが、えー、われわれの調達にですね、応募してくる地元企業の数は増加をしております。

続く12ページから14ページで、上半期の完工一覧と設計工事発注概要、そして、統合型広域監視制御システムに関する報告をいたします。

ハイ、12ページでございます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちら、上半期に完工した工事について報告をいたします。

上半期は、仙塩流域下水道の消毒設備改築工事と鳴瀬川流域下水道事業の放流設備改築工事の2件が、完工を迎えました。

えー、完工件数を見ると少なく感じるかもしれませんが、えー、複数年継続する工事を約40件推進しておりまして、えー、この下半期以降にもいくつかの完工を予定しております。

また、先ほども触れたとおり、改築工事において、えー、一部部品の長納期化による、えー、工程遅延が、えー、影響が出ることがございました。

これに対しては、定期的に、電子部品の納期情報をメーカーに確認することや、えー、工事の早期発注や余裕を持った工期設定で、えー、工期遅延、工期延長が、可能な限り発生しないように対応しております。

ハイ、続いて13ページです。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、上半期の設計工事の発注概要を報告いたします。

上半期に発注した設計業務は、9件で、えー、合計約1億5,000万円を発注しております。一方で、工事のほうは26件で合計約70億7,800万円を発注いたしました。

なお、この工事の発注には、広域監視制御装置の導入に伴う 4つの浄化センターにおける中央監視装置などの改築も含まれております。

続いて、14ページをご覧ください。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちら、統合型広域監視制御システムの導入スケジュールでございます。

上から順に、水道2事業、工水3事業については、昨年度から設計業務や機器製作を開始しており、流域下水4道事業においても、本年より設計業務を開始しております。

この令和5年下半期より、工事が完了したものから順次、えー、既設機器からの切り替えを開始しております。

えー、改築工事実施時には、えー、工事に起因するトラブルなどがないように、安全対策や養生作業を含めて、関係する各部署、県と連携した体制を構築し、対応いたします。

なお、えー、この既設の機器から新しい監視制御装置へ切り替わったものから順番に、えー、MDP(筆者注:水みやぎ DX プラットフォームのこと)へのリアルタイムデータ連携に着手し、全ての機器の切り替えが完了した時点からMDPが本格運用するという状況になっております。改築業務の報告は、以上となります。

◆経営業務について

ハイ、続きまして15ページ。えー、経営業務に、こちらから、経営業務に関して報告をいたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

経営業務は、えー、財務状況、研修教育広報活動、苦情等への対応といった構成で報告をいたします。

計画等の差異でございますが、えー、上半期の経営成績は、計画値と比較してやや上回る水準で推移しております。えー、次から詳細を説明いたします。

ハイ、16ページでございます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちら、財務状況の報告になります。このページのグラフ、左側にグラフがございますが、左側のグラフが、計画に対する売上高と、えー、営業利益の実績を表しております。

右側の表は、えー、損益計算書、経営の財務数値について、えー、計画実績、昨年同期実績との比較を表しております。

上半期の法人としての経営成績は、計画をやや上回る水準で推移し、営業利益は年間計画の65%に達しております。要因は、えー、売上の増加と経費削減効果でございます。

売上に関しては、運営権収受額の臨時改定等、水量が計画比で増加したことから、押し上げ要因となりました。

えー、なお、この運営権収受額の改定は、昨今の物価上昇、特に電力費の高騰により、実施計画に定められた指数が基準に達したことから、改定が適用されたものでございます。

一方で、経費については、えー、昨年度比で、むすびサービスみやぎへの委託費が減少したこと、えー、改築工事の計画変更による減価償却費減少などの効果により、削減となりました。

で、財務数値につきましては、上半期の純利益は、昨年同期と比較して、約1億7,000万円増の、えー、約3億8,500万円となります。

売上高純利益率は10.6%となっております。下半期についても、売上増と抑制的な経費運営を進めることによりまして、えー、予備費を充当するような突発的な事象が発生しない限りは、えー、このままのペースで年間計画を上回る見通しでございます。

続きまして、17ページでございます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、法人単位での貸借対照表に関する財務数値と、えー、事業計画において管理することをお示ししている法人としての財務指標について報告をいたします。

1つ目の表の最後の行ですが、えー、上半期末時点の純資産は、えー、昨年度末と比較して39億円ほど増加し、119億7,700万円となりました。総資産は119億7,700万円となりました。

また、財務指標について、3つの指標、えー、こちらで、貸借対照表系に記載の現預金残高28億円以上、えー、DSCR1.3倍以上、有利子負債比率200%以下については、いずれも満足し良好な財務状況であることが確認できております。

ハイ、続きまして18ページでございますが、えー、事業ごとの財務報告をいたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

まず、このページ、えー、まず、水道2事業になりますが、営業利益は、年間計画の50%を超え、概ね計画どおりに推移しております。

えー、営業利益水準は、大崎広域水道、仙塩仙南広域水道ともに、えー、昨年同期の実績と比較して約9億円増、えー、下半期においても、えー、売上増加と経費削減効果により年間計画を上回る見込みでおります。

19ページになります。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちら、工水3事業でございますが、工水3事業に関しては、売上高および営業利益は、概ね計画どおりでございます。

ただし、えー、下半期については、ユーザー数の増減によって水量が変化しますので、それによって変動する可能性はあると考えております。

ハイ、続きまして20ページです。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

ここから下水道事業になります。えー、19ページ目は、仙塩流域下水、阿武隈川流域下水のみ記載しておりますが、下水4事業において、上半期の売上高は、えー、電力費の臨時改定の影響で計画を上回っております。

一方で、昨年は生じていた夏場の大雨で影響を受けた不明水起因の売り上げ上昇というのは、今期は生じておりません。えー、そうですね。

で、仙塩流域下水道の営業利益は、昨年同期比5,700万円増の4,800万円。阿武隈川流域下水道の営業利益は、昨年同期比4,700万円増の2,400万円となりました。

えー、続いて21ページでございます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、鳴瀬川流域下水道と吉田川流域下水道の経営成績になりますが、えー、鳴瀬川の営業利益は、昨年同期比で1,100万円増の1,100万円、吉田川流域下水道のほうは、昨年同期比2,200万円増の1,100万円でございます。

こちらも、動力費の臨時改定の影響でございます。で、下水道事業においても、えー、下半期は、この売上増加と経費削減効果により、計画を上回る見通しでおります。

ハイ、えー、財務報告の最後になります。

22ページでございますが、えー、参考として、みずむすびサービスみやぎの財務数値を報告いたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、こちら、みずむすびサービスみやぎは、上半期を通じまして、物価高騰が、動力費、薬品費等などの高騰として挙げられておりまして、利益を大きく圧迫する結果となりました。

まず損益計算書系ではございますが、第1四半期には、物価高に加え、えー、前期に、えー、昨年度にですね、えー、実施を予定していた定期点検が、えー、部品の長納期化などにより、えー、今期に持ち越しとなったことがマイナス要因となっております。

第2四半期において財務数値が改善した要因は、えー、動力費の臨時改定に伴うみずむすびマネジメントみやぎからみずむすびサービスみやぎの委託費の改定が挙げられます。

貸借対照表系になりますが、現預金残高の減少は、法人税の納付や、昨年度末に完了した大型の定期点検修繕の支払いによるものになります。

えー、負債の減少に関しては、未払い法人税や未払い消費税の支払いによるものでございます。

下半期の見通しにつきましては、引き続き、この物価高騰が継続傾向にあり、えー、運搬費、あるいは人件費の高騰による、えー、廃棄物処理費用の増加や、活性炭使用量の増加が11月まで継続したことなど、複数の利益圧迫要因がありまして、えー、動力費の動向には光が見えつつあるものの、大幅な改善は難しい状況でございます。

続きまして23ページ、えー、経営業務の2つ目のパート、えー、研修教育について報告をいたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

まず、えー、こちらの上に書きましたヒューマンエラー対策研修でございますが、こちら、4月に発生した濁度上昇による要求水準逸脱の原因がヒューマンエラーであったことを受けて、外部の専門講師を招いて開催しております。

こちらは、6月と7月の2回、前・後編に分けて開催し、当社の職員だけでなく県職員のみなさまにも参加いただき、ヒューマンエラーの原因に関する知識や発生防止法などについて、えー、座学と実習で研修をいたしております。

また、下半分に書いてありますが、引き続き維持管理に関する教育も実施しておりまして、保守点検などの内製化教育を継続的に実施することで、当社従業員の技術力向上を引き続き推進しております。

ハイ、えー、経営業務の報告の3つ目、広報活動について報告いたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

まず、イベント関係ですが、上半期は大きく分けて3つ開催しております。

1つ目、みずむすびフェスは、上工下水道への理解促進と地域貢献を目的に、年3回開催するもので、この上半期で2回開催しております。

主な来場者は、近隣にお住まいの小学生以下の子供連れのご家族を中心に、3世代でお越しいただいてる方もいらっしゃいました。昨年に続けてお越しの方もたくさんいらっしゃっておりまして、「来年も楽しみにしております」という声もいただいております。

また、2つ目にありますが、水の教育プログラムの一環といたしまして、えー、出前授業と自由研究バスツアーを開催しました。

えー、出前事業は、昨年度に報告しております内容ですが、宮城教育応援団に出店した際にお話をした利府町の児童館から依頼をいただいて、この開催に繋がっております。

自由研究バスツアーは、水道と下水道両方の施設を管理しているという当社の特徴を生かして、浄水場、浄化センターを1日で回るツアーでございました。

えー、夏休みということもあり、これは、えー、ご家族、そして、お友達同士で一緒に参加でき、「普段は入れないところに入れて、よかった」といったような声をいただいております。

ハイ、えー、25ページです。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、イベント以外の広報活動とボランティア活動について報告をいたします。

まず、1つ目でございますが、年2回発行している広報誌、水結便について、上半期は、みずむすびの水作りをテーマとして、水道道事業に焦点を当てて発刊しております。

えー、当社ホームページで掲載したり、あるいは、えー、イベント等で配布したほか、県庁、県内各市町のみなさまにもご設置いただきました。えー、ご協力いただいて設置いただきました。

次に、県庁で開催された「下水道の日」パネル展に関しては、県の広報活動への協力の一環として、えー、ポスター等を提供し、展示いただきました。えー、以上でございます、ハイ。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

26ページになります。広告活動の報告の最後に、見学者受け入れ状況の報告となります。

今年の特徴といたしまして、5月からですね、令和5年の5月から、えー、新型コロナ感染症が5類感染症に移行したことに伴い、昨年と比較して見学希望者が大幅に増加しております。

昨年同期比で183%となりましたが、えー、全ての見学希望者を受け入れて対応しております。

また、当社として新たに作成した、えー、大人向けおよび子供向けの新しいパンフレットも、本年より利用を開始しております、ハイ。

27ページになります。経営業務の4つ目のパート、苦情などへの対応のご報告でございます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

上半期は、交通誘導および車両の運転に関するものを、2件受けております。

えー、1点目は、えー、流量計室の点検時における交通誘導に対するご指摘でございました。

えー、調査の結果、えー、道路使用許可等は適切に取得しており、交通誘導方法なども、法令上の違反はございませんでしたが、えー、交通量などの各現場のリスクを踏まえ、えー、追加の看板設置や誘導員の配置等の見直しをしております。

2つ目は、えー、南部山浄水場近隣の地域住民の方より、車両の運転方法に関するご指摘をいただいております。

こちら、えー、運転者本人と社内外の関係者に交通マナーに関する注意喚起等を実施し、えー、従業員を対象とした、えー、自動車安全運転講習なども実施しております。えー、経営業務の報告は、以上となります。

◆その他の「課題認識と下半期の見通し」について

ハイ、えー、報告の最後に、これまでの説明で触れていない、その他「課題認識と下半期の見通し」として、2つ。えー、電力費の動向と、えー、義務的任意事業の小水力発電について報告をいたします。28ページでございました。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

で、29ページを見ていただきますと、えー、まず、えー、コスト増に、特にみずむすびサービスみやぎのコスト増に直結している電力費についてでございます。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

こちらのグラフは、電気料金の算定に利用される、えー、燃料調整費、東北電力の燃料調整費を、えー、事業開始前から今年度の11月まで分を表したものになります。

このグラフからもわかりますように、えー、2022年から始まったエネルギー価格の上昇は、えー、この政府支援の効果もあり、この令和5年の1月、2月を境に落ち着きを見せてはいるものの、えー、依然として高止まりしている状況にあります。

えー、当社が計画してた当初よりもまだ倍近い水準となっております。特にむすびサービスみやぎの経営に対する影響は、本年度初めの想定よりは緩和する見込みではございますが、依然として、利用料金収入における動力費と実際の支出は、逆ざやの状態にあると考えております。

このため、えー、出向者の帰任などによる人件費の圧縮や、えー、修繕等の内製化、修繕対応力を強化して、途中点検費を圧縮することなど、コスト削減で、えー、財務数値の改善を図ってまいります。

ハイ、えー、最後のスライドになります。30ページでございますが、えー、義務的任意事業である小水力発電について報告をいたします。

令和5年度上半期の事業運営について 令和6年1月30日
株式会社みずむすびマネジメントみやぎ より

えー、本事業は、当社が任意事業者を誘致して実施するものでございます。えー、実施場所は、えー、流量計室内で、送水管を分岐して、発電用の水車を設置します。

えー、数ヶ所の流量計室を対象として、合計で200kW/hパワー規模での導入を計画しておりますが、事業開始は、来年度を目標としております。

事業者は、株式会社日水コンに決定しており、えー、運営権者当社は、売電額の一部を、えー、賃借料として受け取る計画でございます。

もちろん、小水力発電機を設置するのは、水道用水供給の送水管となりますので、こちらに書いたような水質/水量に関する配慮事項として、各種のリスク対策も実施をしております。

えー、具体的には、えー、主なリスク対策として、たとえば、水車が計画外に停止するといったトラブル時の緊急対応体制の確保などを考慮した計画とするよう、えー、関係する市町も含めて調整を進めておるところでございます。

ハイ、以上で、えー、令和5年度上半期の事業運営についての報告を終わりにいたします。

 

miyagi-suidou.hatenablog.com

 

 

水道が民営化されても、災害時には全国の自治体からの支援があります。

2024年1月29日、命の水を守る市民ネットワークみやぎの小川静治共同代表から、同団体のMLに下記の投稿がありました。

 

「民営化された宮城県能登半島地震のような災害が起こった場合、どう対応されるのか?民営化されても全国の自治体から支援はあるのか?」と知人から質問されました。

結論から言えば、「民営化されていようがいまいが、全国支援は変わらない」、です。運営が民営化されても水道事業者はあくまで宮城県ですから。

添付ファイルは1月27日の石川県知事会見時の資料です。3ページに全国支援(応急復旧班の派遣状況)のポンチ絵があります。宮城県を含む東北は珠洲市に入っていることがわかります。

支援主体の日本水道協会は災害時の全国支援の経験を重ねており、宮城県で同様の災害が起こった場合も同様に支援される仕組みになっています。下水も下水道事業団当関係団体が支援しています(7ページ)。

石川の上下水道復旧状況はご参考まで。

(注:文字の拡大とカラーの添付は、ブログ筆者が行いました。)

 

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

 

石川県知事記者会見(令和6年1月27日)資料より

www.pref.ishikawa.lg.jp

 

1月19日に開催された宮城県議会建設企業委員会でも、「令和6年能登半島地震」の発生に伴う宮城県の対応について報告が行われました。

「令和6年能登半島地震」の発生に伴う宮城県の対応等について
常任委員会報告資料 令和6年1月19日)4ページより

1月5日から行われた珠洲市七尾市での応急給水業務は、日本水道協会宮城県支部正会員(県と県内市町村)も、給水車による支援を輪番で行っています。

みやぎ型運営権者が所有する給水車1台も派遣可能であり、要請があり次第対応できるよう準備しているとのことです。

上下水道施設復旧支援については、宮城県企業局は、要請があり次第対応できるように応援体制の整備と携行資材等の確認をしています。

 

 

 

12/14エフエムたいはく「みんなで話そう! あしたの宮城 ― 地域主権という希望」 みやぎ型の運営権者みずむすびマネジメントみやぎの決算や報告を分析して見えてきたこと

2023年12月14日放送エフエムたいはくの「みんなで話そう!あしたの宮城 ― 地域主権という希望」の音声&文字起こしです。

 

今回の記事内容

◆みやぎ型導入1年経過後の決算や報告を分析して見えてきたこと

 ①宮城県における広域水道の経営状況が、より一層わかりにくくなった

 ②20年間で167億円も人件費を削減して大丈夫なのか?

 ③水道民営化の効果や水質検査の情報公開が全く不十分

◆水道を所管する委員会のメンバーだった前県議から見たみやぎ型の問題点

 ①運営権者に売却した部分についての決算は、議会には出て来ない

 ②「電力が上がって大変だろう」ということで、県がみずむすびに2億800万払ってる

 ③実施契約書が県の企業局と運営会社だけで勝手に変えられた

 

youtu.be

 

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

エフエムたいはくをお聞きのみなさん、こんばんは。

「みんなで話そう!あしたの宮城 ― 地域主権という希望」の時間です。

今晩も番組のパーソナリティは、命の水を守る市民ネットワークみやぎの面々が務めてまいります。私は多々良です。よろしくお願いします。

そして、私たち市民ネットワークの共同代表の佐久間敬子さん、さらに、小川静治さんにも加わっていただきます。佐久間さん、小川さん、よろしくお願いします。

佐久間さん小川さん

よろしくお願いします。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

で、今日お迎えしているゲストは、福島かずえさんです。

福島さん、よろしくお願いします。

福島さん(前宮城県議会議員)

よろしくお願いします。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

福島さんのご紹介なんですが、宮城県議会議員であられるというふうに申し上げたいところなんですが、前(ぜん)、前の宮城県議会議員の福島かずえさんということで。

福島さん(前宮城県議会議員)

残念ながら。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

実は、この間の10月のね、県議会議員選挙で、惜しくも次点、涙を呑んだという結果でした。若林区でね。やあ、実は私たちもね、福島さん、絶対大丈夫だと思ってたので、もう愕然としてしまったんですよね。佐久間さんねー。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

ホントに申し訳ないなと、私も思ってまして、こんな貴重な人材を県議会に送れない、なんて不甲斐ないんだと、あの、ずっと思っております。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ハイ。でもね、まだまだね、もう、全然、これからも頑張っていただきたいし。

福島さん(前宮城県議会議員)

これからも、4年後目指して頑張りますので。水道は、私にとっても、ライフワークにしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

よろしくお願いいたします。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

えー、私たちもホントに頼りにしている方なので、ぜひ、またね、(県議会に)戻っていただきたいというふうに思ってますから、ご期待申し上げております。頑張ってください。

福島さん(前宮城県議会議員)

よろしくお願いしまーす。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

で、えー、福島さんをお招きしてね、えー、今回の話題は他でもない、私たちの番組の原点である水道民営化の問題を、もう一度しっかり取り上げようということで、えー、この12月、今年最後の1ヶ月に2回の放送はね、やりたいと思っています。

で、この「みんなで話そう明日の宮城ー地域主権という希望」っていう番組を、あのう、今年度になってやらせてもらってるんですけども、実はこの番組は、その前約2年間ですね、えー、水道民営化の問題からスタートしてるんですね、問題意識はね。

「ストップ水道民営化」という番組を、2020年、2021年っていう、こう、2年間、やらせてもらったんですよね。

で、これは、宮城県が、全国に先駆けて、宮城県の県営水道、県の水道事業を、ま、道コンセッションという形でね、民間企業に、ま、その運営権を売却するという計画を持ってるんだっていうことがわかって。

これはちょっと、私たちの命と水を、ま、言ってみれば民間企業の、その、何ていうんですか、事業活動というか、ま、ありていに言えば、商売の儲けのネタにしていいの? っていう、そういう問題意識を持ったところからスタートしたんですよね。

みやぎ型導入1年経過後の決算や報告を分析して見えてきたこと

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なんですが、その宮城の水道民営化、ま、正確に言うと、水道コンセッションのやり方なんですけど、これは2022年の4月1日からスタートするということになったわけです。で、えー、今年ですね、2023年3月31日で、えー、1年目の事業を終えたということだったんですよね。

で、その後、この水道民営化を請け負った、ま、運営権を買い取った、みずむすびマネジメントという会社から決算が出たし、十分とは言えないかもしれないけれど、いろんな報告も出てきてるわけですよね。

で、それをこう、分析して、まずは、「宮城県の水道民営化が行われて、1年目がどうなったのか? 」ということを検証するというところから、ちょっと入っていきたいんですね。

で、これ、小川さんにね、もう少し解説をしていただきたいんですが、この1年目の宮城の水道事業、みずむすびの決算や報告を分析して、どういうことが見えてきますか?

sites.google.com

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

えーと、あのう、ま、決算、今年の3月末で、こう、締めたわけですけれども、1年間の売上高っていうのは、運営権者のみずむすびマネジメント社の売上高ってのは、68億円だったんですね。これは、あのう、計画を5億円上回った、と。だから、「良かった」っていうことですね。

で、しかし、あ、同時に、あのう、利益もそれに伴って、計画の2倍の3億6000万円ということだったんですよ。だから、企業経営という点でいうと、計画を大きく上回ったということです。

しかし、背景はですね、たとえば夏の給水量が、大多数の市町村で計画よりも暑かったので、水いっぱい使ったわけですよ。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なるほど。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

それで、バッと増えちゃったっていうことだとかですね、あのう、要するに、自然由来と言いますかね、季節要因ということも非常に大きかったっていうことで、これは、「順調にこれからも同じようにいくのか? っていうことになると、わからない」ということを、みずむすび社も考えているようです。

で、もう一方で、宮城県の事業者だったわけですから、あのう、みずむすびマネジメント社を含めてトータルに、水道事業、広域水道事業の状況はどうなのか? ということなんですが。

たとえば、事業ごと、水道で言えばですね、上水道で言うと、売上高っていうのは2億2000万円で、実はこれ、去年に比べると15億円も減ってるんですよ。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

はあ~。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

もちろん、みずむすび社に運営権を譲渡してますから、その分減るってことはいいんですけれども、じゃあ、「県とみずむすび社合わせたら、どれぐらいの売り上げ規模で、どういう利益になってるのか?」 っていうのがわからないんですよね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

でも、そこが、一番のカギじゃないですか。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

だから、そういう点で言うと、そのう、経営状況、宮城県における広域水道の経営状況が、より一層わかりにくくなったということが、一つの大きな、1年間かけて、まあ、あの、経過してわかったことが、大きな点だと思うんですね。

2番目の点はですね、今回の水道民営化で県が一番のお題目にしたってのは、「337億円も、20年間でね、コスト削減ができるから、これは県民にとって非常にプラスのメリットなんだ」と。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

そうでしたね。強調してましたね。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

ということを、その、ずーっと言ってきたわけですね。で、実際に、あの、ここ、この1年間のコスト削減額っていうのはですね、実は、えー、当初のみずむすび社の契約だと、「いや、あのう、コスト削減が今年はできないで、4000万円ぐらいちょっと増えちゃいます。コストが逆に。だけど、その後20年間かけてずーっと減らしていきますよということなんで、そんな心配しないでください」というふうに、こういうふうにずうっと言ってきたんですよね。

で、実際に、じゃあ、計画が今言ったように4000万円ぐらいで、逆に増える計画だったのが、実際はですね、3億円、3億円削減されちゃったわけですよ。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ほう~。へえ~。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

逆なんですよね。だから、計画で4000万円上回る、プラスになるはずが、3億円も削減されるという、わずか1年間の中でも、そうやってバラつくわけですよね。

「計画がその通りいく、なあんていうことは、ないんだ」っていうことを示したのが、この1年間のコスト削減に関する1つの大きな教訓だというふうに思います。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なるほど。ま、計画と実績は必ずブレる、と。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

そういうことです。私たちがやっぱり注意しなきゃいけないのは、先ほど言った、20年間で337億円という膨大なコスト削減をするっていうふうに言ってるわけですけども、その半分がですね、人件費がなんですよね。

つまり金額で言うと、167億円ですけれども、この人件費がこれだけ削減するっていうことは、ホントに大丈夫なのか? と。組織体制、いろんな人員のノウハウがそこに、人に溜まっていく、そういう状態が崩れるんじゃないか? っていう懸念がね、やっぱり、拭えないですね。2番目の問題は、そういうことだと、だったと思います。

3番目の大きな問題点で言うとですね、情報公開の問題ですね。で、あのう、宮城県は監査委員会っていう組織があって、水道事業についてもですね、監査委員会が監査するんですね。

ただ、あのう、みずむすび社の直接監査はできないんだけれども、宮城県全体のこの事業について意見を言うっていうふうなことになってるんですけども。

その中でですね、みやぎ型、いわゆる水道民営化の効果っていうのは、経営指標の数値推移だとか、事業削減効果、先ほどちょっと触れましたけども、それを県民向けにわかりやすく公表し、説明責任を果たされたいというふうに、一文、監査書の中に入れて、だから、「ちゃんとやってね」っていうふうに言ってるんですね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

クギ刺してるんですね。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

ということは、やはり現状が、情報公開のレベルっていうのは不十分だということを、監査委員会も認識しているからこそ、わざわざ書くわけですよね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ですよね、暗にそう言ってますよね。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

そういう点でいうと、あのう、この1年間のわかった3つ目ぐらいのとこで、やっぱり、この情報公開の問題って、やっぱ残ってるんだなあっていうことがわかりました。

それから、それに関連してなんですけれども、モニタリング、あのう、宮城県とあるいは県民が、あのう、水道事業に対して、モニタリングどうできるのか? っていうことは、より一層わからなくなってきた、と。

つまり、経営審査委員会っていうのがあるんですけども、これは、あのう、学識経験者とかですね、そういう人たちが、ま、第三者機関というふうに言ってると思うんですけど、そこは会議でしか、あのう、モニタリングしないんですよ。

で、会議に報告されたことを、「いいです」「悪いです」あるいは、「これ、どういうことなんですか? 」ってことをやるだけっていうことですから、モニタリングを、ホントにちゃんとやられてるのか? っていうのは、全く見えない。そういう状況に、今、なっています。

で、そういうふうにモニタリングが見えないのと同時に、水質検査、これも、あの、非常に大きな関心事を、県民の人たちは抱いているわけですけれども、「大丈夫なのか? 」と、「民間に任しちゃってね、本当に水質検査ができるのか? っていうことを、ちゃんとできるのか? 」ということを心配されてるわけですけども。

実はですね、毎年11月、だから、もう今日12月ですので、11月には各水道事業でですね、管理年報とか事業年報とかを出して、「水質データはこうでしたよ」っていうことを報告する。そういう冊子が出されるんですね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

例年であればね、ハイ。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

それが、今まだ、出されてないんですよ。で、あのう、その、今言った年報ではですね、まあ、あの、これは、仙南中南部下水道事業で言うと、130ページのうち、50ページぐらいが、水質検査のデータなんですよ。だから半分近くですね。

それが、みずむすび社、いまホームページ見ていただくとわかるんですけども、非常に薄っぺらいわずかな情報公開だけなんです。だから、ホントに先ほど言った管理年報とか事業年報が、ちゃんと、あのう、出されるのか? と。

みずむすび社が出してるのが、非常に、こう、簡易なものでしか出されてませんから、そのまんまスライドされて、今までA4判で50ページぐらい、ずーっとあったやつがですね、ぐっと圧縮されるんじゃないか? そのことによって、そのう、情報公開が県民に見えない。そういう状態になっていくんではないのか? というふうなことが懸念される。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なるほど。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

こういうことも、改めてわかりました。で、結果的に、えー、この1年間の中でですね、6件の事故が発生してしまった、と。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

6件も。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

6件もね。そのうち1件というのは、重大事故ということで、これもやはり、あのう、本当の意味でノウハウが、引き継がれているのか? っていうことを、ちょっと、こう、疑問に持たざるを得ないね、そういうような事故だということで。

ま、これ、あの、事故は付きものではあるんですけども、6件も起きるっていうこと自体がね、やっぱ、ちょっと気にかかるんです。これから大丈夫なのか? っていうふうなことを思わざるを得ない。

ま、そういう意味で、あのう、相当県がね、あのう、関与して、全体のマネージメントに責任をちゃんと負うような、そういう体制を、県が作らないとならないなっていうことも、改めて示したんではないかなっていうふうに思います。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なるほど。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

ま、そのようなことが、この1年間の中でわかったことっていうふうに言っていいんじゃないでしょうかね。

◆水道を所管する委員会のメンバーだった前県議から見たみやぎ型の問題点

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ハイ、よくわかりました。

どうですか? 福島さん、今の小川さんの話ね、宮城の水道民営化1年目で見えてきたことということだと思うんですが、福島さんから見ると、どうですか?

福島さん(前宮城県議会議員)

そうですね、まず、そのう、「よくわからなくなったし」ということでいえば、そのう、運営権者に売却した部分についての決算は、議会には出て来ないわけですよ、全く。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

民間企業の決算ですからね。

福島さん(前宮城県議会議員)

そうなんです。それ以外の部分のものが、議会には出てきてます。これは、監査委員に対してもそうですから。

本当に、そのう、売却した部分の詳しい中身については、ま、運営会社も、運営権者も、情報公開、それなりにホームページにはしてますけれども、質問もなかなかできませんからね、議会の側からはね。

そういう意味では、本当に、こう、部分的にしか、水道や下水道事業の中身がわからなくなった、と。チェックできないわけですよ、示されてないから。

議会としての役割が果たせなくなったというのは、非常に大きいですね。予算も出てこなかったけれども、決算も出ないということで、決算書も、昨年までとは全く違う形態になっちゃって、非常に、あのう、わからないブラックボックスになってます。ということが1つです。

それから、あの、コスト削減額の問題で、20年間で、その、9会計、ま、9事業で337億円のコスト削減って言ってましたけれども、そのうちの1つの、ま、私たちの飲み水のほうが関心あるので、ま仙台市民のみなさんも供給されている仙南・仙塩広域水道事業は、20年間でコスト削減効果、あの、当初導入時は、91億円って、こう、言ってたんですけれども。

1年後の決算の時に聞いてみると、えー、89億3000万円ということで、もうすでに1億7000万も「コスト削減するよ」っていう金額が変わっているということで、1年間で2億近くも変わるようでは、20年間でこの金額が本当にコスト削減になるのかどうか? というふうに聞いたんですけれども、そこについては、担当課長も、その、337億円っていうのは、令和元年に公表したものであって、その、今の、そのう、89億っていうのは、昨年の8月に算定したものだから、時点が異なっているので、現実には一致しないみたいなことで。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

何言ってるんだか、よくわからないですね(笑)。

福島さん(前宮城県議会議員)

何言ってるよくわからないんですけど。結局、その、ドンドン、そのう、20年間の間に、「当初はそうだったけど、結局こうなりました」っていうふうになるのが、大変こう、怖いなというふうに思っているところです。

ま、情報公開っていうのも、さっき言ったように、えー、議会にはそもそも出てこないということが、本当に、あの、問題だというふうに思っています。

それに加えてですね、あのう、今回、ビックリポンしたことは(笑)、あのう、まあ、あのう、みなさんもご承知のように、様々な物価が上がっている、と。ま、それはわかりますけれども。

その、えー、消費電力の関係もあって、あのう、下水道事業なんか、こう、動力費というのは非常に大きいんですね。それも上がったからと言って、結局、あのう、先ほど、あのう、みずむすびは3億円の純利益上げたっていうふうに言ってますけれども、1年で。実は、そのうちの2億800万円は、その、契約書にもない、ルールにも書いてないことなんですけれども、あの、「大変電力が上がって、大変だろうから」ということで、県が、実は、そのう、2億800万、みずむすびさんに払ってる、と。で、その議案も、あの、補正予算として、9月議会に出されました。

で、なんで、その、ま、運営権を買って経営してる企業ですから、利益が上がることもあれば、あの、マイナスのリスクも背負って参入したんだと思うんですけれども。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

どんな民間企業でも、それが事業っていうものです。

福島さん(前宮城県議会議員)

県はですね、「それでは大変だろう」と思ったのかどうか? わかりませんけれども、「実施契約書に基づいて、こういう扱いをしました」というような答弁を、本会議で、私じゃない別の与党議員にしたもんですから、「え? 実施契約書のどこ? 」って、こう、調べていったら、実は、今年の6月に、契約書は書き換えられてたというね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

えー、なんですか? それ。

福島さん(前宮城県議会議員)

あれだけ騒いで、導入時に、あのう、実施契約書は、あのう、宮城で初めて、このう、民間に、そのう、水道事業を渡すための大事な契約書であって、それが、そのう、法律にもない部分をきちっと定めているという、だから、一語一句、一条々々、見ていって。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

そうですよね。

福島さん(前宮城県議会議員)

途中で、あのう、1回、事業実施前に変わったことについても、すごく、私たち、問題だと思って、いろいろ言ったんですけれども。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ええ、ええ、ええ、そういう経過ありましたね。

福島さん(前宮城県議会議員)

ところがですね、今年の6月20日に、「電力代が上がったから、このままでいくと、みずむすびの経費が大きくなるということもあり、その部分は市町村にも求められないということで、県が補償金として支払う」という項目が、新たに、県の企業局の管理者とみずむすびの運営権者と、社長との2者で契約交わしたというのが、そこでわかったんですね~。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

はあ~~、何ということでしょう。

福島さん(前宮城県議会議員)

何ということでしょう。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

何ていう、こう。

福島さん(前宮城県議会議員)

何でもありですよね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

何か売り渡しちゃったっていう、そういうイメージですよね。

福島さん(前宮城県議会議員)

つまり、議会にも諮られなかったですし、報告もなかったですし、「何でこういうことをするの? 何を根拠に? 」って聞いたら、「実施契約書です」って。

でも、その時は、「実施契約書に基づいて」だけで、「その実施契約書は、いつのもの? 」と言うと、「6月に変えました」というね。

miyagi-suidou.hatenablog.com

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ええーー!

福島さん(前宮城県議会議員)

こういうことを、後出しで出てきました。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ああーー。

福島さん(前宮城県議会議員)

これはね、まだまだみなさんに知られていないと思うので、ぜひ、こんなことを許してしまえば、何でもありです。議会に諮られないので。

そのう、ま、残念ながら、水道法だけでは、こうした企業の水道事業のいろんな問題について、あのう、ルールがまだないので。

全国で初めてのことなので、ほぼ実施契約書が、もう基本のルールなんですけど、 そのルールが勝手に自分たちだけで、県の企業局と会社だけで変えられる。議会は蚊帳の外ではね、県民も蚊帳の外ではね、本当に困ったもんだと思いますね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

これは、ほとんどの県民に知らされてないことだというふうに思いますよね。佐久間さんね、これ本当にビックリポンの事態ですね。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

驚きましたね。あのう、「県民、県議会が遠くなったな」と、そういうことは感じますけども。あの、いま福島さんがおっしゃったみたいにね、水道法、事業として扱うっていう、そういう法律がないですよね、だから、事業じゃなかったからね、ある意味では。公営企業ではあったけど。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

はいはいはい。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

だから、まあ、今おっしゃったみたいに、実施契約書だけが拠り所

で、私たち、あの、このコンセッションを導入する議会で、この実施計画書を含むね、様々な文書を、トコトン議論していただいて、私たちも意見を述べて、そして、ま、残念だけど、採択されて、コンセッションが始まったという経過があるので、そういう経過から見ると、このう、まあ、言ってみれば、運営権者に利益になる条項の追加ですよね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

そうですよね。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

それをね、いくら契約者は2者だと、県と運営権者とはいえですね、実態は、まあ、県民の水道だし、県が責任を持って運営する水道事業だから、やっぱり、議会、委員会、県民に、それなりの説明をするということがね、あって当然だと思うんですね。

ま、それが、いとも簡単に条文の追加という形でね、入れられてしまって、しかもその報告が2、3ヶ月後ですかね。

福島さん(前宮城県議会議員)

そうですね。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

質問を受けて初めて、答弁したという経過のようですから、これはもう、驚くべき話なあ、と。
福島さん(前宮城県議会議員)
9月です。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

9月の議会で、6月に行われたことがね。

福島さん(前宮城県議会議員)

はい。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

しかもそれは、積極的に報告があったわけではないんですね?

福島さん(前宮城県議会議員)

調べていったら、「最初の契約書には、そういったことがないんじゃない」と、「どこに書いてあるの? 」って聞いたら、「いや、6月に変えたものにあります」という。「ええっ! 」ていう。「それは、ホームページには載っています」というふうには言われましたけど。

ま、ホームページには公開していたけれども、「公開してるよ」ということも、議会の委員会の私たちにも言わないし、そもそもやはり、元代表制っていうことであれば、こういう大事なものを変えるときには議会に諮る、あるいは、そういう議論をする場を設けるのが当たり前と思いますね。

やっぱり、これも村井(知事)流なのでしょうか?

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

本当にね、だって、議会で議論がないどころか、報告をされないっていうのは、県民に何も知らせられてないということとイコールですよね、等しいですよね、うーん。

おっしゃったように、民間企業と(県)の2者との間で、まあ、言ってみれば、密室でというかね、交わされた契約書の中でだけのことだっていうことですから、これは問題ですよね。

福島さん(前宮城県議会議員)

「そこまで県民の権利を委ねたつもりはないよ!」って、「ホントにみなさん、怒ってください」って言うんです。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ホントそうですよね。しかも、それが、最初、小川さんが、あのう、解説してくださったように、初年度3億6000万でしたっけ? 「利益が出て、ああ、よかったね」と思いきや、えー、そのうちの2億いくらでしたっけ?

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

800万。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

2億800万は、実は、県がお助けしてあげた分だったっていうことなんですよね。

福島さん(前宮城県議会議員)

そうですね。そのとおりです。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なんということでしょうか、う~ん。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

民間企業なら絶対にありえない。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ありえないですよねー。普通の民間企業の商売だったら、そうやって赤が出るリスクも背負って、黒を目指してみんな頑張るわけですよ。う~ん。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

利益も損失も、全部さ、企業が一体として受け取る。それが企業のアレですね、本来のあり方でしょう。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

なるほどね。

佐久間さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

丸抱えみたいになってるの、おかしいですよね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

この辺は、そもそもコンセッションという仕組みの問題点でもあるっていうんじゃないでしょうかねえ。う~ん。

で、えー、最初、あのう、小川さんもおっしゃったように、えー、そうでありながら、県と民間企業みずむすびのトータルの収支って言いますかね、ま、結局、1年目、良かったか? 悪かったか? ってこと、これ、わからない。よくわからないって、なっちゃってんですよね? これどうなんでしょう? しょうがないことなんでしょうかね?

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

だから、県からすると、このような状態、つまりわかりにくい状態を正すということをやっていけば、いわゆるコンセッション方式が、いかに、そのう、公共事業として、あのう、そぐわないものかとわかってしまうわけですよね。

だから、そういう意味で言えば、「いや、あの、県としては、県単独の事業でこれだけの売り上げがありましたよ」とかね、「利益ありましたよ」とか言ってるじゃないですか。こういうふうに言うわけですよ。

だから、あの、「民間と合わさるとどうなんだ? 」「いや、民間と合わせると、ちょっと、それぞれの会社のノウハウ、経営実態との関係があります。それはできないんですよ」と、こういうふうに言うわけですよ。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

そういう言い逃れが出てくるんですよね。

小川さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ共同代表)

だから、そこが、そういう意味で言えば、彼らも、そのう、そういうことを続けていけばね、信頼を失うんだっていうことを、やっぱり理解すべきなんですけどね。

そりゃあ、まあ、福島さんがおっしゃる村井流というのは、なかなか、そのう、県民、市民の感覚に沿って、どうマネジメントするか? 政治するか? っていうことについては、非常に欠けているので、その象徴が、この水道事業にも表れているというふうなことは言えるんじゃないでしょうかね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

これ、逆説的に言えばっていうことですけど、完全民営だったら、逆に、わかりやすい決算書が出てくるんですよね。ま、たとえば電気はそうですよね。

福島さん(前宮城県議会議員)

そうですね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

電気は東北電力の決算書を見れば、全部わかるわけですよ、一応ね。でも、これが、コンセッションというやり方をしてるもんだから、逆に、全てが闇の中みたいな話になってる。

福島さん(前宮城県議会議員)

しかも、そのう、えー、完全民営化であれば、3,000億円近い宮城県の資産を、その企業が買い取らなくちゃいけないんですけれども。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

そこ、そこ。

福島さん(前宮城県議会議員)

それは、あのう、そういう資産は県が持ったまま、ただ運営権だけを売却したというね、10億円ですけど。わずか10億円で。(笑)
ま、そこが、非常にコンセッションという形で、その、国の方針ですけれども、企業が参入しやすいように、その、完全民営化でなくても、あのう、リスクを背負わなくても、もう儲けだけ上げられるような仕組みを考えて、一生懸命、こう、進めてる、と。

ま、それが空港であれば、仙台空港が第1号という形で、水道は、上水道は、宮城県が初めてということです。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ま、遡れば、えー、例の水産特区もね、言ってみれば、漁業の民営化ですね。漁民のものであった漁業の民営化だし、えー、今、一番の焦点となっている4病院の再編問題だって、ある意味、この、医療をね、公的、公共的なものから外していこう、と。

県営病院は、結局、あれ、2つ潰すっていうことを意味しますからね、結論はね。

福島さん(前宮城県議会議員)

そうです。統廃合ですね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

そうですね、うん。ということに繋がっていくのかな、と。ま、ちょっと、福島さん、おっしゃったように、これが村井流なのかというふうに、ちょっと思わざるを得ませんね、これはねえ。う~ん。

福島さん(前宮城県議会議員)

そうですね。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

ありがとうございました。えーと、今日はそういうわけで、この、水道民営化1年目の決算と報告書から、読み解けること、見えてきたことということで、小川さんと福島 かずえさんのお話を中心に伺ってまいりました。

次回もね、えー、この、水道民営化の問題を、引き続き、えー、掘り下げて取り上げたいというふうに思います。どうも今日は、ありがとうございました。

福島さん(前宮城県議会議員)

ハイ、ありがとうございま~す。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

聞いてくださったみなさんも、最後までありがとうございました。

福島さん(前宮城県議会議員)

また、よろしくお願いしま~す。

多々良さん(命の水を守る市民ネットワーク・みやぎ)

次回もよろしくお願いしま~す。

福島さん(前宮城県議会議員)

はい。

 

 

9/8宮城県議会(令和5年11月定例会)一般質問 ①菊地忠久議員の水道事業についての質疑応答

2023年9月8日、第390回宮城県議会の一般質問において、菊地忠久議員(自由民主党・県民会議)が水道事業についての質疑応答を行いました。

   宮城県議会HPインターネット中継動画より

miyagi-pref.stream.jfit.co.jp

 

今回の記事内容

◆白石市の立場寄りの質問だが、他の市町村にも大きく関わる県政課題である

◆宮城県の水道事業の概略

◆仙南仙塩広域水道事業における料金設定について

◆白石市の計画水量について

◆現在の人口や受水量に即した計画水量に見直すべき

◆水道事業広域化における宮城県の役割は?

◆市町村の技術職員不足に対して支援が必要

◆県は事業体間の総合的な調整役である

◆計画水量に関する協議の経過

◆技術職員の育成、確保に関する県の支援内容

◆自治体間協議の結論を早く出してほしい

◆半導体工場の誘致などで水需要を増やす

◆同じ宮城県民が同じ水を使うのに、格差がありすぎる

◆白石市水道料金の8割が基本料金という仕組みは、負担が重すぎる!

 

菊地忠久議員の水道事業についての質疑応答

 

白石市の立場寄りの質問だが、他の市町村にも大きく関わる県政課題である

菊地忠久議員(自由民主党・県民会議)

先の県議会議員選挙において、白石・刈田選挙区から挑戦させていただいた、自由民主党・県民会議の菊地忠久でございます。

今回、初めての定例会において、早速一般質問をする機会を与えていただきました会派の諸先輩方のご配慮に心より感謝申し上げるとともに、みなさまにご指導をいただきながら、県政発展にともに全力を尽くしてまいる所存でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ここで少しだけ、自己紹介をさせていただきます。私は、白石市生まれの白石市育ちでございます。平成28年10月の白石市議会議員補欠選挙で当選し、本年7月までの2期6年 8ヶ月にわたり、白石市議会議員を務めてまいりました。

地域を良くしていくために、二元代表制の一翼を担う市議会の力は非常に大きく、責任も重いと考えておりましたが、様々な場面で、市議会議員としての限界があることも感じ、また、違う角度、立場から、ふるさとの未来を切り開きたい、盛り上げていきたいという思いで、県議会選挙に挑んだ結果、今、この場所に立たせていただいております。

そのような経緯から、今回の一般質問は、少々白石市の立場に寄りすぎているような感じも否めないと自覚しておりますが、他の市町村にも大きく関わっている県政課題と認識しておりますので、ご理解いただきたいと思います。また、ここまでの一般質問と重複する部分もありますが、通告に従い、以下、大綱3点について質問をいたします。

宮城県の水道事業の概略

大綱1点目、水道事業についてお伺いをいたします。宮城県は、水道用水供給事業2事業、工業用水道事業3事業、流域下水道事業7事業を運営しております。

全国的に水道事業を取り巻く経営環境は厳しさを増しております。本県においても例外ではなく、今後の水需要の減少を踏まえた施設の統廃合や管路のダウンサイジング等により効率化を図るだけでは、将来の料金上昇は避けられないことから、宮城県上工下水一体官民連携運営事業、いわゆるみやぎ型管理運営方式を、令和4年度から導入いたしました。

県が最終的な責任を持ちながら、民間のノウハウを十分に活用することで、経営基盤を強化し、継続的に安心安全の水の供給と安定的な汚水の処理を行っていこうとするものです。このことにより、20年間で約337億円の事業費の削減が図られる見込みです。

そして、宮城県は、水道用水供給事業として、大崎広域水道と仙南仙塩広域水道の2つの広域水道事業を運営しております。そして、この広域水道から供給される水を、それぞれの市町村が購入、または自治体によっては自己水源を持つところもあり、それらの水源を併用するなどして、各市町村の水道事業として家庭に排水しております。

仙南仙塩広域水道事業における料金設定について

仙南仙塩広域水道事業においては、七ヶ宿ダムを水源としております。この七ヶ宿ダムは、洪水の調節、流水の正常な機能の維持、灌漑用水、水道用水など多目的ダムとして機能しておりますが、歴史を振り返れば、七ヶ宿ダムは、仙台市を中心とする仙南仙塩地域の著しい発展によって、将来、大幅な水需要の増加が見込まれるとして、阿武隈川治水計画の一環として、昭和41年度より予備調査が開始され、昭和52年度から建設工事に着手。平成元年までに、1日最大15万立方メートルの取水に対応する第1期工事が完了。平成2年度から15の市町、市、町ですね。平成4年度からは、南は白石市や山元町、北は富谷市や松島町まで、仙南地区仙塩地区の17市町に給水しております。

また、新たな給水に対応するため、平成2年度から着手した第2期工事が平成5年度に完成し、平成6年4月からは、ダム取水系の計画給水量である1日最大27万9000立方メートルの給水が可能となっております。

そして、広域水道事業の料金は、一般家庭の水道料金と同じように、二部料金制度となっております。具体的には、各自治体や県に対して、受水費として料金を支払っておりますが、この料金は、給水量の多少に関係のない基本料金と、給水量に応じた使用料金からなっております。

そして、基本料金は、各市町が最終的に必要になるとした計画水量に基づき算出されており、使用料金は、ダム系給水量に近い数字に、市町間のバランスを見て調整されている覚書水量が、単価設定の基礎となっております。基本料金の算出の元となるこの計画水量は、まだ七ヶ宿ダムが建設される以前、今から47年前の昭和51年に設定されました。

白石市の計画水量について

ここで、白石市の計画水量に目を向けさせていただきます。昭和51年当時の白石市の人口は約4万1,000人でありましたが、将来的には白石市は大きく発展し、人口は約10万人になると見込み、10万人の水需要に対応できる1日当たり2万4,700立方メートルの計画水量と取り決めました。

確かに、この将来予想は、白石市が自ら主張したものであります。しかしながら、現在の白石市の人口は約3万1,400人であり、計画水量設定時から1万人も減少しておりますし、今から7年後、令和12年の将来推計人口は約2万8,300人と、現在からさらに約3,100人減少することが見込まれております。

そして、実際の受水量は、こちらは令和3年の数字になりますが、1日当たり 約3,684立方メートルであり、計画水量2万4,700立方メートルの約15%に過ぎません。これらのことを踏まえ、以下お伺いをいたします。

◆現在の人口や受水量に即した計画水量に見直すべき

使用料金算出の基礎となる覚書水量は、5年ごとに実情に合わせて見直しを行っておりますが、基本料金算出の基礎となる計画水量は、これまで見直しがなされたことがありません。

そんな中、令和2年からの仙南仙塩広域水道の覚書水量を決定した際、今後3年を目途に、各自治体間で計画水量を見直しについて話し合いの場を持つという取り決めがなされました。そこで、その後の構成自治体間による計画水量に関する協議についての経過はどうなっているのか? お伺いをいたします。

全国的に少子高齢化と人口減少に起因する課題が山積しております。白石市も例外ではなく、水道事業においても、施設の老朽化や管路の更新など、維持管理を行っていかねばならず、日々さまざまな努力は行っているものの、将来的な健全経営の見通しが厳しい状況が続いております。

特に、現状の人口水需要から大きくかけ離れている計画水量を元に算出されている仙南仙塩広域水道の基本料金部分が、白石市の水道事業ひいては白石市の財政に大きな負担となっております。

計画水量が設定されてから、47年が経過しております。47年前と現在の社会を取り巻く情勢や環境、将来に対する見通しなど、大きく変化しております。その当時は、人口も経済も右肩上がりで伸びていくと、半ば本気で信じられておりました。

この設定から47年が経過し、現実とあまりにかけ離れている仙南仙塩広域水道における基本料金算出の基礎になる計画水量を、現在の人口や受水量などに即したものに見直しを行うべきだと考えますが、ご所見を伺います。

◆水道事業広域化における宮城県の役割は?

また、繰り返しになりますが、各市町村や企業団が実施している上下水道事業については、人口減少に伴う料金収入の減少や、事業の実施に必要な人員の確保、施設の老朽化に伴う更新需要の増大等により、その経営環境は厳しさを増すばかりです。

今後、経営基盤を強化し、安定的な水道事業を継続していくための対策の一つとして、広域化が挙げられます。平成27年度、国は県に対し、広域連携の検討体制構築についての要請をし、平成29年9年度までは、既存の協議会などにより、広域連携についての検討がなされました。

平成30年12月の水道法改正により、都道府県には、広域連携の推進役としての責務が規定されました。平成31年1月には、宮城県と県内33市町村および石巻地方広域水道企業団による宮城県水道事業広域連携検討会が設置され、その後、本年、令和5年3月、宮城県水道事業広域化推進プランが作成しております。

そこで、宮城県における水道事業広域化について、現状と将来の見込み、さらに推進役としての宮城県の役割についてお伺いをいたします。

◆市町村の技術職員不足に対して支援が必要

そしてまた、現在、多くの市町村で水道事業に携わる職員が不足しております。そのため様々な業務を民間委託することで、何とか職員不足に対応している事業所も少なくありません。

そんな中、特に技術職員の不足は深刻で、さらに若手職員が少なく、職員の高齢化も進んでおります。このままでは、近い将来、人的資源が枯渇し、技術の継承が困難となり、事業の継承にも大きな影響がもたらされる懸念があります。

基本的に人材の確保や育成といったものは、各市町村の役割ではありますが、特に規模の小さな市町村ほど、職員不足は顕著になっております。水道事業は最も重要なライフラインの1つであり、事業の継続を果たしていかねばなりません。

そこで、県として、技術職員の不足について、対策支援等が必要と考えますが、所見をお伺いいたします。

◆県は事業体間の総合的な調整役である

村井嘉浩知事

大綱1点目、水道事業についてのご質問のうち、水道事業広域化の現状等についてのお尋ねにお答えいたします。

水道事業につきましては、今後、厳しい経営環境が見込まれることから、県では、市町村等、水道事業体を構成員とした宮城県水道事業広域連携検討会を通じて、各事業体が抱える課題の把握や、広域連携した場合の効果のシミュレーションを実施してまいりました。

検討会での議論を踏まえ、今年3月に宮城県水道広域化推進プランを策定し、将来にわたり各事業体の経営基盤の強化が図られるよう、広域化推進のための必要な施策に取り組んでおります。

現状では、各事業体の広域化に関する考え方に違いがあることから、まずは比較的取り組みやすい連携策から進めることとし、短期的な目標である管理の一体化等に向け、資機材の調達や人工衛星あるいはAIを活用した管路の漏水調査等の委託について、県主導による共同発注等を検討しているところであります。

県といたしましては、このような取り組みを段階的に進め、中長期的には経営の一体化などの広域化の実現を目指してまいります。広域化に向けては、各事業体が主体的にその方策を選択するものであることから、県といたしましては、事業体のご意見を聞きながら、広域化の推進役として、事業体間の総合的な調整の役割を果たしてまいりたいと考えております。

◆計画水量に関する協議の経過

佐藤達也公営企業管理者

大綱1点目、水道事業についてのご質問のうち、計画水量に関する協議の経過についてのお尋ねにお答えいたします。

広域水道事業における現在の料金体制は、受水市町村の計画水量をもとに事業を進めてきた経緯を踏まえ、計画数量に基づく施設整備費用等を対象とした基本料金と、使用水量に応じた維持管理費用等を対象とした使用料金からなる二部料金制を、受水市町村の了解のもと採用しております。

一方で、基本料金の算定基礎となる水量および料金負担のあり方については、さまざまな意見があることから、令和元年度に県と受水市町村で締結した覚書に基づき、3ヶ年を目途に意見の集約を図り、速やかに料金設定に反映させることとしたものです。

これまで、広域水道協議会幹事会や基本水量等検討会において継続して協議を行っておりますが、「将来にわたる広域水道事業の継続を前提とした公平な料金負担が必要」との認識は一致しているものの、「中長期的な視点で議論を深めるべき」という意見や、「みやぎ型管理運営方式の導入効果を踏まえて協議する必要がある」という意見などから、合意には至っておらず、継続した検討を行うこととしております。

次に、計画水量の見直しについてのご質問にお答えいたします。仙南仙塩広域水道事業における計画水量が、水源となる七ヶ宿ダム建設に当たり、必要となる利水容量を確保するため、各受水市町の水需要を満たす最終的な使用水量をもとに、県と受水市町で覚書を締結して決定したものです。

現在の二部料金制における基本料金については、最終的な使用水量である計画水量をもとに按分し算定しているため、実際の使用水量と計画水量に大きな乖離のある受水市町において料金負担が重くなっていることは認識しております。

県としては、今年度、県と受水市町で締結した覚書に基づき、今後3ヶ年を目途に意見の集約を図り、速やかに料金設定に反映させるため、受水市町と料金負担に関する意見聴取や勉強会などを行い、見直しの議論を深めてまいります。

私からは以上でございます。

◆技術職員の育成、確保に関する県の支援内容

佐々木均環境生活部長

大綱1点目、水道事業についてのご質問のうち、水道事業に携わる技術職員の不足等についてのお尋ねにお答えいたします。

わが県の市町村等水道事業体における現在の技術職員数は、圏域ごとに偏在が見られ、特に、小規模事業体においては不足している状況にあります。

また、技術職員の約7割が40歳以上で、若手職員への技術力の継承が課題となっており、水道事業の継続に大きな影響を及ぼすものと認識しております。

多くの事業体においては、人員不足の解消に向けて、浄水場の管理や水質検査などの技術系業務を中心に外部委託等が進められていますが、県としても、施設管理等に関する勉強会の開催や、全事業体に対し、Webシステムにより、浄水技術や管路技術を学習できる仕組みを導入するなど、技術の継承や人材育成のための環境整備に努めております。

県といたしましては、これまでの取り組みに加え、主に小規模事業体を対象とした緊急時の設備操作などの実地研修を検討するほか、人材の確保にも有効とされている広域化の取り組みを積極的に進め、技術職員の育成、確保を支援してまいります。私からは、以上でございます。

自治体間協議の結論を早く出してほしい

菊地忠久議員(自由民主党・県民会議)

ご答弁ありがとうございました。えー、それで、何点かお伺いをしたいと思うんですけれども。

えー、広域水道の、えー、基本料金の見直しの、えー、自治体間の協議の場について、まあ、令和元年度に、えー、今後3年を目途に話し合うということで、結局、あの、やはり、各自治体間によって、それぞれ、まあ、利害というか、えー、ありますので、なかなか、話が、えー、つかなかったというのが、現状だというふうにも認識としておりますけども。

そしてまた、それで、今後また、さらに話し合いを、えー、継続するというような、今ご答弁でしたけれども、いつまで話合い続ければいいのか? というか、あのう、早急にですね、えー、結論を、えー、出していきたい。

これ、このままだと、「まだ結論出ませんでした、結論出ませんでした」でね、また先送りになってしまうんじゃないか? というそういった、あのう、懸念というか、心配がですね、私はあるんですけども、その点についてはいかがお考えでしょうか?

半導体工場の誘致などで水需要を増やす

村井嘉浩知事

ハイ、あのう、この件はですね、えー、あのう、県南サミットなどでも、たびたび白石市長さんからも要望いただいておりますし、個人的にもいろいろ要望いただいている、私の知事室に来て要望いただいてるということで、ま、白石にとっては、結局、高い水道代を払いつつ、市民が払い続けなきゃいけないということでありますので、非常に大きな問題であることは間違いないというふうに思います。

ただ難しいのは、仙南仙塩広域水道というのは、仙台市も含め、富谷、利府まで、松島まで入っているということでありまして、その皆さんの合意が得られなければですね、えー、実現できないということです。

逆に、これ、ゼロサムの世界でありまして、どっかが料金を下げれば、どっかの料金を上げなきゃいけないということで、それでバランスを取らなきゃいけない。

ま、公営事業ですから、独立採算ということでありますから、えー、どうしてもそうなってしまうということです。で、あの、白石さんの納得していただけるような形を取ろうとすると、どこかの自治体が歯を食いしばって我慢していただけなればいけない。

なかなかそれがですね、あのう、総論賛成、各論反対で、皆さん納得していただけないってことで難しいんですね。ですから、あの、できるだけ早くということでありますけれども、えー、ま、われわれも努力はしておりますが、簡単にいかない、と。

で、私としては、当然それもしながらですね、あの、やはり水を使うという人口が減りますから、えー、えー、世帯で使う水の量は、節水型の機器も増えてますので、簡単にいきませんけれども、ま、今回の半導体のような工場が誘致できればですね、かなり、そういった問題も解消できるということでございます。したがって、ま、今回の半導体は大崎のほうから持ってくるんですけれども。

youtu.be

ですから、そういったようなことをですね、あの、南のほうでも、やっぱ考えていきながらですね、水を使うという需要を増やすということも考えながら、そういった調整を進めていきたいなというふうに考えております。

◆同じ宮城県民が同じ水を使うのに、格差がありすぎる

菊地忠久議員(自由民主党・県民会議)

はい。えー、その知事のおっしゃることも理解はできるんです(笑)。他の白石市以外の、たとえば、こう、見直すことによって料金が上がる、あの、自治体が出てくるというのも承知して、なかなか一筋縄ではいかないというのも、えー、承知しているんですけれども。

やはりですね、こう、先ほども言いましたけども、えー、人口3万1,400人の白石市の最終水量が2万4,600立方メートルで、これは、あのう、仙南仙塩広域水道の17の市町の中で、えー、仙台市に次いで2番目に大きい最終水量となっております。

でー、覚書水量、これ、使用料金のもとになる覚書水量は、ま、5,500立方メートルで、ま、その計画水量と覚書水量の差が、えー、約4.5倍なんですね。

で、ちょっとここで、比較対象として、たとえば、この、名取市をちょっと上げさせてもらうんですけど、ま、名取市がどうこうというわけではないのですが、名取市は、えー、人口約8万人で、最終水量は2万と700立方メートル。覚書水量は、これ、白石市の場合の1万1,000立方メートルと、この覚書水量と最終水量の差は1.9倍しか、えー、ないわけで。

ま、これ、何で、いま名取市と比べたか? というと、この2つの市とも全体の給水量に占める仙南仙塩広域水量から受水してる割合がほぼ36%ぐらいで、ほぼ同水準ということで、今あえて、名取市さんの例を出させていただきました。

で、えー、県がですね、あ、すいません、各市が、県に対し年間で払っている基本料金と使用料金を足した受水費を、年間受水量で割ると、ま、受水単価というものが導き出せるわけですけども、白石市は1立方メートル当たり226.2円

これは、もう、構成17市町で一番高いものとなっております。ま、次に高いのが仙台市で162円、と。ま、ここだけで、だいぶの開きがあり、ちなみに、名取市は108.8円と、白石の半分以下。で、一番安いところだと、もう、利府町の82.0円と、えー、もう、だいぶ差が、白石の226に対し82円と、だいぶ差があるわけで。

だから、やはりですね、こういう数字を見てしまうと、やはり不公平感があまりにあるんじゃないかと、まあ、白石市の皆さん思っているわけで、これは是正していっていただかないと、ホントに困るなということで、ま、ホントに水源である七ヶ宿ダムの水、これ、同じ宮城県民が同じ水を使うのに、こうまで差があるのは、ホントに納得いかないんですね。

で、地方公営企業法には、料金について規定されており、 それはもう、公正妥当なものであることとされております。

果たして、46年前に取り決めた今の料金体系、実態に合わない最終水量に基づいた料金体系を、えー、これからも継続していくことが、果たして公正妥当と言えるのか? 本当に、あのう、納得がいかないというところもあるんですけども、それも踏まえまして、改めて、ま、しつこいようですけど、いかがお考えでしょうか?

佐藤達也公営企業管理者

はい。あのう、先ほど、ま、知事からご答弁申し上げましたけども、ま、様々な、あのう、ご意見があるということでございます。今、議員のお話、あの、私も、あの、よく認識しているつもりでございます。

一方でですね、あのう、計画水量というのは、「将来これだけ使います」と言って、市町村から、あのう、ま、申告していただいた数字。その数字に近い数量を使っている市町村、なおかつ、あの、仙南仙塩広域水道をより多く使っていて、たとえば、100パーセント仙南仙塩広域水道に依存してる市町村もございます。

そういった市町村にとりましては、「もっと使ってもらえば、われわれの負担が軽くなるんだ」と。そういった思いもございます。そういった様々な思いをですね、調整しながら、あのう、ま、議論していかなきゃいけないという中で、先ほど、あの、少しお話しましたが、その議論の中で、「みやぎ型管理運営方式の導入効果を踏まえて協議を進めるべき」だというご意見もございました。これに対しましては、あの、9月議会でですね、料金改定をお認めいただいて、みやぎ型の効果もあって水道料金を下げることができました。

で、一方で、その、ダムの、えーと、権利の、あの、償還等も、どんどん、ま、進んできているという現状もございますので、そういったことも踏まえてですね、県も、あの、十分、この、調整しコーディネートしながらですね、あの、議論、いい落としどころを見つけていくように、あの、努力していきたいと思います。

白石市水道料金の8割が基本料金という仕組みは、負担が重すぎる!

菊地忠久議員(自由民主党・県民会議)

ま、わかるようで、でもやっぱり納得ができないというところが(笑)、ええ、そうなんですね。で、七ヶ宿ダムの建設については、もちろん、えー、起債、いわゆる借金をして建設しておりますが、こういう要望をもとに、最終水量を、まあ、いろいろ決めたというのもわかっております。

ですけどもね、この七ヶ宿ダムの建設した際のこの企業債の償還というのも、平成31年度で終了しておりますので、ある意味、これからはですね、もう、イニシャルコストは払い終わった。これからランニングコストのみ、えー、というところで。えー、そういった意味でも、やはり、この基本料金、えー、何とかしてほしい。

なぜ、白石市ここまで基本料金、計画水量の見直しにこだわるか? と言えば、受水費に占める基本料金の割合が約79%、県に払っている、あのう、水の料金のうち約8割は、基本料金部分を占めてるんですね。

で、年々人口減少のペースも進んで、で、水需要も減少で水道事業の収入は減る一方。もちろん、先ほど、市長、あ、すいません、知事、あのう、「水を使うような工夫も、進めていかなくてはいけない」とおっしゃいましたけど、確かに、そのとおりでございますけれども、えー、実際、減少する一方で、そういった時に、この仙南仙塩広域水道の基本料金は一定でございますから、年々年々その負担感が重くなってくるわけですね。

このまま、未来永劫このままでいくと、ドンドンドンドン、これが8割から9割、ま、10割ってことはもちろんないんですけども。本当にそういったものですね、えー、何も、あの、ホントに、白石市だけを、えー、見直していただきたいと、えー、言っているわけでは、えー、ございませんし。

これまでの水道、あのう、新設拡張期における負担の公平性と、えー、今後、施設や機器の更新、維持管理が中心となる時代における負担の公平性というのは、異なってくると思いますので、えー、これからですね、新しい時代にですね、即した、えー、負担の公平性について、ぜひですね、えー、真剣に、そして早急に、えー、検討していただきたいと思いまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 

 

 

9/25建設企業委員会での質疑応答      ①予算外議案の水道関係の概要 ②令和5年度 第1回経営審査委員会の開催結果について

2023年9月25日、宮城県議会建設企業委員会で、予算外議案の水道関係の概要説明と 令和5年度第1回経営審査委員会の開催結果に対する質疑が行われました。

 

今回の記事内容

公営企業管理者の報告

◆予算外議案のうち、水道関係の概要について

水道経営課長の報告

◆予算外議案のうち、水道関係の概要について

水道経営課長の報告に対する質疑応答

◆令和4年度のコンセッション方式民営化の削減効果はいくらだったのか?

◆第2料金期間の5年間では、削減効果はいくらとみているのか?

◆料金抑制にこそ、コンセッションの導入効果をもっと反映すべき

◆過大な設備投資を見直さず、コスト削減効果を内部留保資金に割り当てるのは問題だ

◆水道料金改定は、もっと開かれた形で情報公開し、県議会で時間をかけて行うべき

議案採決

公営企業管理者の報告

◆令和5年度第1回経営審査委員会の開催結果について

公営企業管理者の報告に対する質疑応答

◆経営審査委員会での報告資料を早めに公開してほしい

 

公営企業管理者の報告

 

◆予算外議案のうち、水道関係の概要について

佐藤公営企業管理者

えー、今回提出しております予算外議案のうち、水道関係の概要について、ご説明申し上げます。

議第119号議案、公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例でございますが、大崎広域水道および仙南・仙塩広域水道の水道用水供給料金、並びに仙塩流域下水道ほか6流域下水道の維持管理負担金の額の上限額について、所要の改正を行うとするものでございます。

以上、水道関係の概要について申し上げましたが、詳細については、水道経営課長からご説明申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

水道経営課長の報告

 

◆予算外議案のうち、水道関係の概要について

大沼水道経営課長

議第119号議案、えー、公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。お手元の、えー、第389回宮城県議会議案書の16ページをお開きください。併せて画面の資料をご覧ください。改正条例案の内容につきましては、ご覧いただいてる画面の資料により、えー、ご説明いたします。

1 改正理由についてですが、えー、地方自治法の改正による、えー、引用条項について、えー、所要の、えー、改正を行うもの

また、水道用水供給料金の単価改定並びに、えー、流域下水道事業の維持管理負担金の単価改定を行うものでございます。

2 改正内容について、えー、順番にご説明いたします。

最初に、(1)地方自治法の改正による所要の改正についてですが、えー、地方自治法が改正されたことにより、えー、条例第12条中の引用条項を改正するもので、えー、改正前と改正後は記載の通りです。

なお、引用条項および条例の内容については変更ありません。

次に、(2)水道用水供給料金の改正についてですが、各広域水道事業の料金は、概ね 5年ごとに見直ししております。

現行の料金期間は、令和2年度から6年度までの5年間で、本来であれば、令和7年度から新料金となりますが、1年前倒しした令和6年度から順次料金期間となり、失礼しました、次期料金期間とするため改定を行うものです。

画面右の欄をご覧ください。

対象市町村は記載のとおりで、えー、次期料金期間は、令和6年度から令和10年度までの5年間を予定しております。

えー、改定方針としては、えー、現行料金同様、総括原価方式を採用し、また、基本料金と使用料金からなる二部料金制としております。

2ページ目をご覧ください。

改定料金案について、画面左の欄に、えー、大崎広域水道事業、画面右の欄に仙南・仙塩広域水道事業の改定額等を記載しております。

大崎広域水道事業については、基本料金を現行の1立方メートル当たり、一月496円から485円に、使用料金を現行の1立方メートル当たり91円から89円に改定するものです。

えー、画面右の欄、仙南・仙塩広域水道については、基本料金を現行の1立方メートル当たり、一月817円から799円に、使用料金を現行の1立方メートル当たり42円から41円に改定するものです。

それぞれの事業の下段の表には、料金の算定基礎を記載しております。以上が、えー、水道用水供給料金の改定内容になります。

続きまして、3ページ目をご覧ください。

(3)流域下水道事業の維持管理負担金の改正について説明いたします。

改正理由ですが、仙塩流域など7つの流域下水道事業の維持管理負担金は、現行単価の期間が令和5年度までとなっていることから、令和6年度以降の負担金について単価改定を行うものです。

対象市町村は、記載のとおり、7流域の下水道事業で、合計26市町村となっております。

対象期間は、令和6年度1年間のみの改定を予定しております。

画面右の欄をご覧ください。改定方針ですが、現行単価と同様、維持管理に要する費用に基づき、市町村負担金を算定する総括原価方式を採用し、経営シミュレーションに基づき、令和6年度から令和10年度までの定期改定案を、当初単価案して算定しました。

しかしながら、昨年夏以降の物価上昇により、流域下水道事業の管理運営が非常に厳しい状況となっていることから、当初単価案に、物価上昇による運営権者収受額や指定管理料の増加額を上乗せすることとしました。

なお、現段階で物価の安定が見込めないことから、今回の改定は令和6年度1年間の臨時会計として対応したいと考えております。

改定単価案については、7つの流域ごとにそれぞれの改定案等を記載しております。 また、表の右の列には、比較増減のうち、物価上昇による増加額を記載しております。

なお4ページ目には、えー、流域ごとの単価、えー、改定単価の算定等を記載しております。

説明は以上です。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

建設企業委員会議案説明資料 令和5年9月25日 企業局水道経営課 5ページ より

建設企業委員会議案説明資料 令和5年9月25日 企業局水道経営課 6ページ より

 

水道経営課長の報告に対する質疑応答

 

令和4年度のコンセッション方式民営化の削減効果はいくらだったのか? 

福島委員

えー、まあ、これまで一貫して、コンセッション方式民営化の導入効果は、20年間で337億円のコスト削減効果があるというふうに話していっております。

で、受水市町、市町村から、「少しでも早く、料金に反映してほしい」という要望で、ま、1年前倒しして第2料金期間が、あのう、令和6年度から行うということで、ま、今回、出されております。

ま、今回、料金が下がっています。料金が下がるということは、ま、良いことであります。しかし、問題は、料金引き下げというのが、今後も持続可能なのかどうか? であります。ま、今回は下がったけれども、次回はそれ以上に上がるのではないか? と、ま、危惧するものです。

えー、新年度の、令和4年度のコンセッション方式民営化の削減効果はいくらだったのか? 伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えー、約3億円になります。

福島委員

ま、3億円ですから、337億円の、ま、約1%にも満たないということです。まあ、20年間ですから、平均すると1年間で5%削減していかないと、337億円にはならないけれども、初年度はわずか1%ということで、心もとないです。

◆第2料金期間の5年間では、削減効果はいくらとみているのか? 

ま、この状況についてどう見ているのか? また、今回の料金期間、第2料金期間の5年間では、削減効果はいくらとみているのか? 伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えー、事業当初5年間につきましては、効果が出にくい効果となっておりまして、ま、20年間トータルで削減するということでございます。

えー、ちなみにですね、えー、今回、えー、えー、料金、えー、改定、えー、第2料金期間の5年間ではですね、約、えー、95億4300万円ほどの削減が見込まれております。

福島委員

まあ、料金期間の5年間では95億4300万円の削減効果だということですけれども、どういう勘定科目で95億円の削減を見込んでいるのか? もっと具体に伺いたいと思います。

ま、たとえば、県のほうは、人件費と企業債利息等で20年間で50億円の削減を見込んでいたということですけれども、第2料金期間では人件費と企業債利息等でいくらの削減を見込んでいるのか? 伺います。

大沼水道経営課長

えー、人件費についてはですね、約4億円、企業債償還金等で、約1億円を見込んでおります。

福島委員

また、運営権者は、20年間で287億円の削減を行い、特に、人件費は、えー、167億円、そして、えー、動力費は48億円、で、更新投資にいたっては348億円の削減ができるということになっております。

ま、これ、足すと、この287億円をもっと超えるんですけれども。

実は、あの、修繕費が、県が直営でやっているのに比べて101億円オーバーするということで、増えるということなので、結局、プラマイで287億円の削減を行うということになっているのが、ま、この間の説明であります。

えー、第2料金期間は、人件費、動力費、更新投資は、それぞれ、いくら削減できると運営権者は言ってるんですか?

大沼水道経営課長

えーと、運営権者のですね、削減総額は、えー、約90億円と見込んでおります。

内訳については、ちょっと今手元にございませんので、えー、後ほど確認させて、報告させていただきたいと思います。

福島委員

あのう、前もって、あのう、「できるだけ勘定科目で出してほしい」ということでお願いしていましたけれども、なかなか、あのう、あまり細かくは出せないということですけれども。

あのう、まあ、第2料金期間の90億ということで、今、数字が出てきましたので、それの人件費はいくら、動力費をいくら、更新投資はいくら、その他がいくらなのか?  これは、あのう、後ほど示していただけるんですか?

大沼水道経営課長

あのう、後ほど示すようにいたします。

福島委員

これは非常に大事なことでありまして、えーとー、この20年間で337億円のコスト削減ということを謳ってこのコンセッションが始まりまして、中でも運営権者は287億円をコスト削減すると言っています。

その20年間のうち、まあ、既に2年間が終わろうとして、2年間、1年間終わって2年目に入って、次の第2料金期間を入れると7年間でありますので、えー、20年間の、まあ、3分の1までいかないんですけど。

ここでどのくらい、その、削減をどういうふうにしていくのか? ホントに削減できるのかどうか? というのは、あのう、この事業の、そのう、導入の理由が、本当に、こう、正確だったのかどうか? を検証する上でも、非常に大事でありますので。

ぜひ、あのう、えー、できれば、本当は、この常任委員会の、あの、審査にも関係するので、えー、審査前には示していただきたいんですけど、それは難しいんですか?

大沼水道経営課長

すいません、あの、ま、本日は、あのう、手元にないので、審査前は難しいと思いますが、あのう、出来次第ですね、お示ししたいと思います。

福島委員

決算前に出てきますか? 決算の審査前に出てきますか?

大沼水道経営課長

決算前には出せると思います。

福島委員

えーとー、まあ、あのう、この事業、あのう、9事業ありまして、そのう、コンセッションは、それぞれ事業会計、あ、11か、11事業ありまして、あのう、それぞれ、2と7と、9だね、9事業ある中で、ま、上水、工水それから下水っていう形で、しかも、複数あるので、全部を追いかけることは、なかなか容易じゃないんですけれども。

やっぱり、県民のみなさんが一番心配してる、その、飲み水ですね、命の水の飲み水のことについて非常に関心があるので、たとえばということで、仙南・仙塩広域水道事業ではどうなのか? ということを、ちょっと伺いたいと思います。

20年間のコスト削減効果は、91億円と見込んでいるということで、えー、以前、導入時にお示しがありましたけれども、今回、あの、事前に資料を求めたところ、あるいは、その、市町村の担当者への県の説明では、89億3000万というふうになっています。 数字が若干変わっているのはなぜなのか? 伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えー、令和4年8月に算定した、えー、改定料金案ではですね、えー、算定に用いた条件や費用などが、直近の数値を用いております。えー、令和元年12月に公表した20年間のコスト削減効果額とは、時点が異なっておりまして、えー、現実には一致しないものと考えております。

福島委員

ま、そのう、第2料金期間で、もう、その、91億円が、89億3000万ということで、試算する時の条件が違っちゃうと、コスト削減効果も違ってくる、と。もう、こんなふうにしていくと、「20年間の間に、削減効果91億円」って言っていたのが、ドンドンドンドン減っていくってこともあるんじゃないですか?

大沼水道経営課長

当然ながら、物価も変わりますし、水量も変わっていくので、減ることもあろうと思いますが、増えることもあると思ってますので、えー、現時点では、えー、毎回ですね、えー、その時点時点で、えー、見直していく必要があるのかなと思っております。

福島委員

えー、ぜひ、あのう、ローリングしていくことは非常に大事ですし、やっぱり、料金期間というよりも、やっぱり、単年度毎の決算というのも非常に大事だというふうに思いますので、まあ、具体的には、決算の審査のほうに引き続きたいと思いますけれども。

料金抑制にこそ、コンセッションの導入効果をもっと反映すべき

89.3千万円が、そのう、えー、仙南・仙塩広域水道事業の20年間のコスト削減ということでありますけれども、その内訳として、料金上昇抑制には24億8000万円、そして、内部留保では59億2000万円、企業債残高では5億3000万円の効果とみている。

これは、あのう、市町村の担当者会議の中にある資料に入っておりました。で、これ、間違いありませんか?

大沼水道経営課長

そのとおりです。

福島委員

それで内部留保は、20年間で760億円になる見込み、これも間違いないですか?

大沼水道経営課長

そのとおりです。

福島委員

非常に、ま、物価高で、あの、電気料金も上がった、食料品も上がってる、そしてガソリン代も上がって、あのう、県民のみなさんの暮らし、大変な時です。

で、内部留保も、もちろん大事でありますけれども、もっと県民や受水市町村のために、この料金抑制にこそ、コンセッションの導入効果をもっと反映すべきではありませんか?

大沼水道経営課長

えー、みやぎ型管理運営方式のですね、削減効果を、経営基盤の強化および料金抑制に振り分ける方針につきましては、えー、受水市町村とですね、協議を設けまして合意をいただいてるという状況でございます。

福島委員

ま、今回は合意してるということでありましょうけれども、しかし、そのう、受水市町村からは、特に基本料金は、その、基本水量の、ま、最終水量ですね、計画水量に基づいて計算されていることも含めて、見直しというのも求められておりますし、やはり、あのう、えー、「料金抑制にこそ、導入効果、反映してほしい」というのが、ま、要望として一番高いのではないですか? どうですか?

大沼水道経営課長

えー、もちろん、あの、料金も大事なんですけども、えー、その他の効果のですね、 配慮につきましてはですね、将来の、えー、管路更新費用などを考慮しながら、えー、料金水準、内部留保資金の残高、あとは企業債残高ですね、こういったものをバランスを見ながら、40年間の経営シミュレーションを行うということが必要なのではないかと思っております。

福島委員

えーとー、まあ、シミュレーションというか、将来の管路更新の話が出てきましたので伺いますけれども、管路等の更新のピークは、令和40年を過ぎた頃というふうに、以前から伺っておりますけれども、シミュレーションでは、先ほどの、あのう、うんとー、仙南・仙塩広域事業だけのことで760億って聞きましたけれども。

ま、9事業、あのう、下水もあります。ま、あの、用水事業のほうが大きく管路をずっと延長してるので、かかるとは思うんですけど、シミュレーションでは、内部留保資金を、えー、どれだけ、そのう、令和40年頃、ま、20年間のコンセッション、それから40年頃には、どのくらい内部留保資金を積み立てる見込みなのか? ちょっと、それぞれ伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えーと、えー、手元にはですね、20年後っていうのは、今ないんですが、一番ピークですね、えー、管路更新が始まる予定になりますが、約40年後になります。その頃はですね、790億6000万円と見積もっております。

福島委員

ぜひ、あのう、うんとー、ピークの令和40年後のだけでなく、その、えー、20年間で、その、9事業で、どれだけ内部留保、積み立てるつもりなのか? その数字もいただきたいと思うんですけれども、いつ出せますか?

大沼水道経営課長

えー、準備でき次第、お出しできると思います。

福島委員

えーとー、是非、あのう、ま、事前のやり取りなどもしていますし、ま、メモで、ギリギリではありますけれども、出していますので、速やかな、その、資料の提出をお願いしたいなというふうに思います。

過大な設備投資を見直さず、コスト削減効果を内部留保資金に割り当てるのは問題だ

で、あのう、広域水道事業のシミュレーションは、その、減価償却費を、現行の基本水量、ま、計画水量、計画1日最大給水量、最終水量とも言ってますけど、この、あの、タブレットの資料にもありますけれども、えーとー、仙南・仙塩で言えば、55万3,300立方メートルとして試算しておりますね? ちょっと確認させてください。

大沼水道経営課長

えー、55万3,300で間違いございません。

福島委員

はい。実は、実際の使用水量は、その半分にもなっていない状況です。どうですか?

大沼水道経営課長

えー、仙南・仙塩については、そのとおりでございます。

福島委員

あのう、過大な設備投資、初期投資を見直しせずに、そのう、内部留保資金を試算しているのは、いかがなものか? ま、あの、会計法上それしかできないんだという話は、話としてありますけれども。

えーとー、その、管路更新のピーク時に、あのう、ダウンサイジングするというような、まあ、漠然としたお答えはいただいておりますけれども、やはり、その、内部留保資金をどのぐらいに、そのう、削減効果を当てるのか? 料金抑制とのバランス、これは非常に大事なことなので、えー、その点ちょっと確認したいというふうに思います。

このまま計画水量というか、基本水量を変えないでずっといくつもりですか? 

大沼水道経営課長

えー、9月議会、終わりましたらですね、受水市町村と、えー、今後のですね、基本料金のあり方、えー、についてですね、協議を始める予定としておりまして、できれば、その次の料金の協議までに、ある程度ですね、結論を出したいなと思っております。

福島委員

えー、私どもは、あの、人件費の削減は、水道事業の大きな目標である安全安心な水の供給と、ま、相入れないということを、ま、以前から指摘もし、危惧しております。

また、更新投資では、347億円も削減する計画というのも、ま、心配だ、と。そんなに削減できるのかな? と。んー、結局ボロボロになって、20年後、そのう、えー、県に戻ってくるんじゃないのかな? と心配であります。

ま、さらに、過大な設備投資を見直しせずに、料金抑制よりも、内部留保資金に多くの削減効果を割り当てているということも、私は、県民や受水市町村から支持されないと思うけれども、いかがですか?

大沼水道経営課長

えー、老朽化するですね、施設の更新費用の増大というのは、かなり見込まれておりまして、それにつきましては、えー、ダウンサイジングしながらですね、えー、それに見合った内部留保資金を確保していくっていうことが非常に重要だと、えー、われわれは思っておりまして、えー、えー、設備投資につきましてはですね、改築計画等を反映して、えー、今後もですね、市町村への説明を行って参りたいと思っております。

◆水道料金改定は、もっと開かれた形で情報公開し、県議会で時間をかけて行うべき

福島委員

5年に1度の料金改定の審査、県民生活や事業活動に大きな影響を与えるのが、この水道料金であります。

えー、これの改定が、どういう根拠で、どのような、その、シミュレーションで、あの、こうした数字が出てきてるのか? は、もっと開かれた形で、県議会で時間をかけて行うべきだというふうに私は思っております。

ところが、経営シミュレーションは、市町村には昨年9月初めに示しましたけれども、県議会には、確か今年の7月であり、また、市町村担当者会議での資料を要求しても、ま、拒否され続けて、ま、やっと出てきたのが10日ぐらい前の9月中旬であります。

ま、これでは十分な情報を得て、えー、広く県民や市町村の声を聞きながら、県議会で検討し議決するということには、なかなか難しいんじゃないのかなというふうに思っております。

先ほどの、その、第2料金期間の、その、運営権者の、えー、90億円の事業費削減、人件費、動力費、更新投資の内訳も、手持ちがないというようなことでありますし、示されないということであります。

えー、ユーザーであり主権者であり、住民が水を関心、主権者である住民、県民が、水に関心を持ち、この料金の妥当性を調査・検討し、県や市町村それぞれの議会に、議会が要望を出していくというのは、私はとても良いことだと思いますけれども、そうしたことが、今の情報公開のあり方ではできないということなんですけれども、どうですか?

大沼水道経営課長

えー、料金改定にあたりましてはですね、えー、事業運営に必要な経費を算定し、えー、それに見合った料金水準を定めております。えー、関係市町村との協議についてはですね、昨年度から協議を重ねておりまして、えー、本年8月10日ですかね、に最終的な覚書締結に至ったものでございます。

えー、その説明、内容につきましてはですね、常任委員会等でもですね、えー、随時、市町村の了解を得た範囲でございますが、えー、協議状況等の情報提供に努めてきたところでございます。えー、今後もですね、引き続き丁寧な説明を、今後も行っていきたいなと思っております。

福島委員

あの、市町村等の関係者、市町村や、受水関係市町村や、その、流域下水の関係市町村との担当者会議、だいぶ、あの、行われてきておりますし、あのう、書面開催の時もありましたけれども、これ、直近のもので(と分厚い資料を掲げる)、えーと、これだけ、1回の分でも、これだけの資料が用意されておりまして。

ところが、われわれに対しては、A4 1枚とか、ま、抜粋したようなもので、協議の経過、「こんなふうに協議してます」っていうようなものが、????で、なかなか、あの、中身までご報告いただけてなかったなというふうに思っております。

えー、やはり、あの、担当の職員、あるいは首長だけが、「よし、これで仕方ないかな」「こういうことかな」ということではなくて、それぞれの市町村や、あるいは県民が、本当に、あのう、えー、「水の料金どうなるんだろう? 」、それから、「コンセッションにもなって、どうなるんだろう? 」という、そういう思いに対して、きちんと情報公開をして、えー、県政への県民の政治参画を進めるために、情報公開は欠かせないと思いますし。

今のようなあり方ではそれは望めないな、と。あるいは、そうしたことを恐れて、情報公開をしていないのではないのかな? と疑うような局面もありますけれども、それについて、あのう、管理者、どうですか?

佐藤公営企業管理者

あのう、ま、水道用水供給料金と、ま、下水道維持管理負担金というのは、市町村から、われわれが徴収するというものになります。

で、ま、市町村は、ま、それを踏まえて、ま、水道料金等を決めてくということになりますので、で、われわれとしては、ま、その料金負担金について、市町村の了解を得たうえで、ま、議会にかけるという順番については、ま、そういう順番になるだろうというふうに思っております。

で、協議の過程についても、やはり、そのう、市町村、ま、協議の中身が固まる前にですね、あのう、出るっていうことに対して、市町村としても、非常に困るということもあったので、このような形にしておりますので、ま、このような経緯で、ま、順番にやってきたということについては、ま、ご理解いただければなあというふうに思います。

福島委員

あのう、えー、世界的には、その、民営化が進んだけれども、あまりにも、そのう、料金が高くなったり問題が生じたので、再公営化という流れがあり、その中で、やはり、水の権利、「水は人権」という形の意識も広がり、ま、日本でも、そういう形で水道問題に関心が高いわけでありますし、料金問題は、暮らしや経営に直結するので、ことさら、あのう、関心が高いわけです。

で、それは、県の用水だけではなくて、市町村の水道料金がどうなっていくのか? というのにも直結しますから、やっぱり、市町村の担当職員のみなさんが、そのう、市町村住民に対しても、「こういうことで、県とやり取りしてるんだけれども、どうだろうか? 」というのを、その、決まる前に意見を聞いたり、要望を聞いたり、説明をするということが、まさに県政への県民の参画を促す、私は非常に大事なことだと思ってるんですけれども、管理者、いかがですか?

佐藤公営企業管理者

あのう、ま、先ほど、再公営化のお話もありましたけども、あの、再公営化になった、ま、事例等も踏まえてですね、われわれとしては、料金については、ま、しっかり県議会にも??等を行っていくということに、ま、しております。

また、あの、えーと、われわれの、ま、水道料金と下水維持管理負担金が、ま、変わるということで、たとえば、市町村の水道料金が、その後、ま、どうなるのか? ということになるわけですが。

市町村が、たとえば、住民に説明する場合にですね、その基となる、えー、われわれの料金がどういうふうになるのか? っていうことの説明が求められれば、われわれは、そこに行ってご説明するというようなことは、必要だというふうに思っておりますので、ま、そのように対応させていただきたいと思います。

また、ただ、今までの流れとして、やはりその市町村の了解を得たものを、ま、議会にお諮りするっていう流れで、ま、やらざるを得ないというか、そういう流れになってるってことについては、先ほども申し上げましたとおり、ま、ぜひ、ご理解いただければなあと思います。

福島委員

ま、あのう、県民が県政参画、政治参画していくことは、否定しないというふうには思っております。えー、しかし、あのう、そういうことに、あのう、一層の、その、県政理解、それから、あの、参画を促すためには、やっぱり、情報公開をきちんとしていかないと、理解も参画も進んでいかないというふうに思います。

残念ながら、これまでも、その点は、コンセッションになる前も十分だったかな? っていう点では、あのう、同じような状況だったかもしれませんけれども、コンセッションになったことによって、より関心が高まっておりますので、やはり、それに応えるような情報公開をしていかないといけないと思いますし。

今回の、そのう、ま、今後の長期的な経営シミュレーションにとっても、コンセッションというのは大きなファクターですし、削減効果が本当にあるのかないのか? 

あの、導入する時は「これだけ大きくあります」と言ってたのが、ドンドンドンドン、あの、時間が経過するにつれて、「諸物価とか状況も変わったので、これしか削減できませんから。これしか、もう下げられないで、値上げは必至です」みたいなことがないように、やはり、きちんとした形を求めていきたいなというふうに思っています。

現状は、残念ながら、えー、情報公開に応えられるような状況じゃないなという、ちょっと、ことを申し述べて、ま、終わりたいと思います。

 

議案採決

 

遠藤委員長

本委員会に付託されました関係議案の質疑を終了いたしましたので、採決を行います。採決の方法は、一括採決といたしますか? それとも個別採決といたしますか? お諮りいたします。

福島委員

個別でお願いします。

遠藤委員長

ただいま個別採決との声がありましたので、議題となっている各号議案中、一、議第119号議案については挙手採決とし、残余の議案については簡易採決といたします。

初めに、一、議第119号議案については、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の委員の挙手を求めます。

挙手多数と認めます。よって、一、議第119号議案については、原案のとおり可決すべきものと決しました。

次に、残余の一、議第113号議案、一、議第114号議案、一、議第124号議案、一、議第125号議案、一、議第129号議案については、原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ありませんか? (委員から「なし」の声が挙がる)

ご異議なしと認めます。よって、一、議題113号議案、一、議第114号議案、一、議第124号議案、一、議第125号議案、一、議第129号議案については、原案のとおり可決 すべきものと決しました。以上で議案の審査を終了いたします。

 

公営企業管理者の報告

 

◆令和5年度第1回経営審査委員会の開催結果について

佐藤公営企業管理者

えー、それでは、令和5年度第1回経営審査委員会の開催結果について、ご報告いたします。

1の開催結果をご覧ください。

日時は8月25日金曜日午前9時30分から、会場は青葉区本町のハーネル仙台にて開催いたしました。内容は、ま、記載のとおり、ま、議題およびその他事項について、県および運営権者から報告をいたしました。

委員からは、運営権者およびOM会社の経営状況や、県モニタリングで指摘した事項、運営権者が施策提案した技術的手法の実施状況等に関する質問があり、県と運営権者から回答しております。なお、特段ご意見はございませんでした。

これら経営審査委員会の資料および議事録については、非公開審議を除き、水道経営課のホームページで公開しておりますので、ご覧いただきたいと思います。

www.pref.miyagi.jp

2の今後の予定ですが、今月下旬に経営審査委員会から、ま、昨年度の運営状況等についての答申を受け、11月定例会で報告を行う予定としております。

運営権者の行う業務の運営に関する調査審議について(答申)令和5年9月27日 宮城県企業局経営審査委員会 

https://www.pref.miyagi.jp/documents/36868/toushin_20230927_r4monitoring.pdf

運営権者の行う業務の運営に関する調査審議について(答申)令和5年9月27日 宮城県企業局経営審査委員会

https://www.pref.miyagi.jp/documents/36868/toushin_20230927_rinjikaitei.pdf

また、来年1月頃に、第2回経営審査委員会を開催し、今年度上半期の運営状況等について、ご報告する予定となっております。私からは以上でございます。

建設企業委員会(2023.9.25)配布資料 より

建設企業委員会(2023.9.25)配布資料 より

 

公営企業管理者の報告に対する質疑応答

 

◆経営審査委員会での報告資料を早めに公開してほしい

福島委員

えーとー、ま、経営審査委員会、私は、毎回傍聴してますので、資料も、あのう、傍聴すると当日いただけるので、大変、あのう、議会の委員会審査にも役立つような、ま、運営権者の財政報告とかも、ま、ここにも書いてありますけど、業務報告とかもあって、非常に、あのう、経営審査委員会の、その、資料というのは、この委員会よりは、この委員会より非常に充実してるなというふうに思って見てるところです。

で、ホームページに、あのう、アップしてもおりますけども、9月19日ということだと思うんですが、ま、議事録もね、上げてるからということもあるんでしょうけども、 できるだけ、そのう、ホームページのアップは、資料だけでも先にして、議事録は後 みたいな形で。

やっぱり、あのう、この経営審査委員会への、その、運営権者の報告、それから、県のモニタリングの報告というのは、この委員会の審査とか、今日の所管事項を取り上げるうえにも非常に重要だと思いますので、できるだけ、こう、早めに資料だけでも、ま、委員に、あの、この議員に配るとか、ま、ペーパーレス時代になじまないということであれば、「ホームページにアップしてますよ」というようなお知らせとか、もうちょっと工夫していただければなと思うんですけど、いかがですか?

佐藤公営企業管理者

ハイ、あのう、今、あの、委員からお話ありましたとおり、あの、議事録について、各委員の確認を取るということで、あのう、ま、多少、あの、タイムラグがあるんですけども。

まあ、ちょっと、えーと、資料だけ載せると、そのう、ま、「議事録はどうなってる? 」だって。

「議事録は、後で掲載します」とかっていうふうに載せるってやり方もあるのかと思いますので、ちょっと、まあ、やり方についてはですね、ま、ちょっと、委員長とも相談しながら考えていきたいと思います。

福島委員

ぜひ、あのう、えーと、大体、年2回の経営審査委員会は、こう、そのう、決算や予算の委員会の前に、あの、経営審査委員会が開かれるというタイミングでもありますので、できるだけ、そのう、情報を共有するという点でも、ぜひ、委員長からも、あのう、ご検討いただきたいなと要望しておきます。以上です。

 

 

 

9/21 松本由男議員の予算特別委員会での質疑応答「流域下水道事業のみやぎ型管理運営権者への利用料金の補償について」

2023年9月21日、第389回宮城県議会(令和5年9月定例会)予算特別委員会において、松本由男議員(自由民主党・県民会議)が、「流域下水道事業のみやぎ型管理運営権者への利用料金の補償について」質疑を行いました。

宮城県議会HPインターネット中継動画より

miyagi-pref.stream.jfit.co.jp

 

今回の記事内容

運営権者への利用料金の補償2億800万余に当てるため、補正予算措置を行う!

運営権者が収受する利用料金の条例単価を超えた分を、県が補償する理由は?

今回の運営権者への補償額は、どのように算定したのか? 

予算を何度も補正することはできないので、3割増しの補償額を提示している

今回の補正予算の財源は、市町村から徴収した維持管理負担金による内部留保資金

指定管理料の増額分は、2月の補正予算において要求する

 

松本由男議員(自由民主党・県民会議)の質疑応答

 

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

えー、まず、昨年度から始まりました全国初の県の、えー、上水道、工業用水、下水、一体官民連携運営事業、いわゆるみやぎ型管理運営方式についてであります。

物価高騰による影響はありますが、まあ、昨日も公営企業管理者からご報告ありましたけども、まあ、ある意味、順調に進んでいるということで、安堵しているところでございます。

えー、今回補正の流域下水道事業のみやぎ型管理運営権者への利用料金の補償2億800万余について、配布資料も使って伺ってまいります。えー、まず、今回の補正の目的と、その根拠についてお尋ねします。

佐藤公営企業管理者

えー、市町村から徴収いたします維持管理負担金のうち、運営権者が収受す、ま、利用料金につきましては、県と運営権者で締結いたしました実施契約書に基づきまして、著しく物価水準が変動し、事業にかかる費用が増加するという場合に、ま、臨時改定を行うということとされております。

昨年夏以降の、ま、急激な物価高騰を受けまして、えー、これまで、ま、利用料金を、ま、増額する、ま、臨時改定を、ま、随時行って、ま、きたところでございます。

えー、特に流域下水道事業では、動力費である、あの、電気料金などがですね、非常に、こう、影響を受けやすくなってございます。

えー、今回の補正は、ま、流域下水道事業において、臨時改定により、利用料金が維持管理負担金を超過する部分について、ま、県が運営権者に、ま、支払う。そのための予算措置をするものでございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

ありがとうございます。非常に、あの、言葉で聞くとですね、あの、わかりにくかったんで、ま、私もですね、勉強方含めてですね、えー、要図化、イメージ化してですね、えー、やりましたので、えー、これからですね、紐解いて聞いていきたいと思っております。

えー、利用料金の割合について伺います。

えー、企業局にですね、配布資料の図、図1のようにわかりやすくですね、グラフ化してもらいました。ノートパソコンにもですね、アップしてございます。

えーと、このグラフはですね、令和4年度分について、縦軸に、市町村からの徴収額、横軸に広域水道事業とみやぎ型の流域下水道事業を示しておりまして、それぞれ水道用水供給料金と、流域下水道事業の維持管理負担金に対する運営権者への利用(料金の)割合について比較したものでございます。

今回の補正対象の流域下水道事業においては、運営権者の利用料金が占める割合が非常に高くなっていることを示しております。配布資料はちょっと小さいんですが、イメージでですね、これぐらいの、あの、差があるっていうですね、イメージしてもらうようにとりあえずやりました。えー、大きく見る時は、あの、パソコンでご覧ください。

で、このようにですね、広域水道事業と流域下水道事業の利用料金の割合が異なる理由と物価高騰による影響について伺います。

佐藤公営企業管理者

えー、ただいま、あのう、委員からご説明いただきました、あの、図の1のグラフの左側、あのう、広域水道、ま、2事業では、運営権者が実施いたします浄水場の管理運営に要する費用に比べまして、ま、県が所管する管路の減価償却費等の割合が、ま、非常に大きいため、水道用水供給料金に占める利用料金の割合が、ま、相対的に低くなっておりまして、えー、今回のような物価高騰により、利用料金が、水道用水供給料金を、ま、超過するということは、ま、想定されてございません。

一方で、グラフの右側、流域下水道4事業では、運営権者が、ま、実施いたします処理場やポンプ場の管理運営に要する費用が、経費の大部分を占めますことから、維持管理負担金に占める利用料金の割合が非常に高くなっております。

特に、その費用における動力費の割合が、広域水道事業では、ま、3~4%程度であるのに対しまして、流域下水道事業では、全ての流域において、20%前後と、ま、高いということから、電力価格高騰の影響を、ま、非常に受けやすい、ま、費用構造になっておりまして、利用料金増大の大きな要因になっているというところでございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

まあ、動力を生み出すですね、えー、のには、まあ、大半が電力ということですね、今回、えー、まさしく物価高騰のですね、原因となっている電力関係ですね、これは、まあ、致し方ないのかなと思っております。

次にですね、運営権者に対する補償についてでございます。

流域下水道事業では、維持管理負担金に占める利用料金が、今もございましたけども、割合が高い、と。また、動力費、動かす力ですね、費用、物価高騰の影響を受けやすい費用構造であるとのことでございます。今回の補正予算の仕組みについては、えー、図2のとおりの、こう、ということでございます。

企業局にヒアリングしましたところですね、えー、たとえばですね、市町村から徴収する料金総額を100とし、運営権者の収入となるべき金額を110とした場合、100を超える10の部分を県が補償するという説明でした。

この条例単価を超えた10の金額分を、県が補償する理由をお尋ねします。

佐藤公営企業管理者

えー、流域下水道事業におきましては、市町村から徴収する維持管理負担金はえー、公営企業の設置等に関する条例の別表3というのがございまして、その別表3に示されております単価に、ま、排水量、ま、実際に、あのう、ま、県が受け取る、ま、排水量ということになりますが、その排水を乗じた額を上限額というふうに定めております。

えー、みやぎ型管理運営方式において、運営権者が収受する利用料金は、ま、この上限額、あの、先ほど委員からご説明いただきました、ま、図2の赤矢印の、ま、100に相当する部分でございますが、その額を超えないものというふうにされております。

で、そのため、えー、物価高騰の影響等により、利用料金が維持管理負担金の上限額を、ま、超過した場合、実施契約書に基づきまして、この超過する額、この委員からご説明いただいた図の緑矢印の、ま、10に相当する部分でございますが、その額は利用料金とは別に、ま、県が支払う必要があることから、県としてその補償をするものでございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

えーとですね、ご説明ありがとうございます。それでですね、確認ですけども、ま、関連しますけども、この上限額、これは、今、超えてるんでしょうか? ちょっと確認です。基本的な??ですけど、ハイ。

佐藤公営企業管理者

えーとー、8月ぐらいから、超えてる状況になっております。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

えー、8月から超えているという確認をしました。えー、そこでですね、補償額の算出の考え方について伺います。

利用料金が維持管理負担金の上限額を超えた分について、運営権者が本来収受する額として補償するとのことであります。それでは、この今回の運営権者の補償額は、どのように算出、算定したものなのか? お尋ねいたします。

佐藤公営企業管理者

えー、今回の、えー、補正額は、ま、今年度、ま、1年間なんでございますが、えー、物価指標に基づいて試算した運営権者が収受する予定の利用料金の総額、その総額から条例に基づく、ま、上限額となります。市町村から徴収する予定の維持管理負担金、ま、総額を、ま、引いたというものになります。

えー、なお、その、今回の、ま、利用料金の、ま、試算では、えー、今年7月1日時点で公表されております物価指標が、今年度末までは変動しないものというふうに、まあ、仮定して計算をしているというところでございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

えー、ちょっと関連しますけど、まあ、えー、7月8月ですか、変動しないものとして、物価指標ですね、えー、見積もって、えー、準備をしたということなんですけども、まあ、仮定の話なんですね。もしもの備えはあろうかと思うんですけども、もしもの時は、どうされるんでしょうか?

佐藤公営企業管理者

あのう、まず、あのう、利用料金の、ま、今回ご提示してます、ま、額について、あのう、もうちょっと、ま、詳しくご説明いたしますと、あのう、物価指数によってですね、えー、臨時改定額の、利用料金の臨時改定額っていうのが、あの、変わってまいります。

で、その計算上、臨時改定額が、の計算に使用します物価指標が、えー、要望の段階で補正要望の段階で、ま、7月1日時点のものしかわからなかったということでございますので、それを固定する形で、1年間の、ま、臨時改定の額を想定し、で、それが、どの程度、えー、利用料金を超えてるか? ということで、今回の額を算定しております。

で、その算定に当たりまして、出た数字、もしかすると、その額がもっと大きくなるかもしれないということで、何度も補正するというわけにはいきませんので、この、3割増しを、余裕を持って、3割増しの額を、今回、ま、提示させていただいているという状況でございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

んー、3割増しがですね、えー、どうかっていう、まあ、異論もありますけども、あのう、いわゆる、まあ、もしも対策を考えていたということで、えー、確認いたしました。

えー、それではですね、今回の補正予算に関わる、この財源ですけども、何をもって充てるのか? お尋ねいたします。

佐藤公営企業管理者

えー、今回の補正予算は、各流域下水道事業会計におきまして、えー、市町村から、まあ、徴収いたします維持管理負担金により生じた内部留保資金を財源としております。

えー、なお、下水道法、まあ、第31条の2では、流域下水道の管理に要する費用は、市町村に対し負担させることができること、ま、地方財政法第6条では、公営企業の経費は、経営に伴う収入をもって充てなければならないことが、それぞれ規定されておりますことから、ま、このような対応をしております。

あのう、先ほど、あのう、3割増しというお話をさせていただきましたが、この内部留保資金を、まあ、使って、えー、補償するという形になりますので、額が確定すれば、その部分は、また内部組織に戻ってくるということになります。

ですので、補償を、補償額を、補正で何度もお願いするわけにはいかないという認識のもと、ある程度余裕を持って、えー、要求させていただいておりますが、確定次第、この内部留保資金として必要な部分だけが出ていくということになります。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

えー、仕組みっていうか、あー、わかりました。ありがとうございます。関連しますけども、この内部留保資金ですか、えー、財源ということなんですけども、以前も、つい最近、ご説明どっかであったと思うんですけど、どれぐらいの留保資金、あるんでしょうか?

佐藤公営企業管理者

今回、あの、要望させていただいております、えー、流域下水道4流域でございますが、ま、4流域合計で、大体、あのう、24億円程度の内部留保資金がございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

ちょっと勉強したいんですけど、関連しますけど、じゃ、これまで、どれぐらいまで、たとえば充当できる、今回みたいですね、何かあった時の、えー、備えとして、内部留保資金から持っていくんですけども、ま、あんまり使わなければ、また戻すとかね、そういう話あるんですけど。

どれぐらいまで、内部留保資金というのは、まあ、カスカス、ゼロまでできるのか? とかですね、そこら辺、塩梅どうなんでしょうか?

佐藤公営企業管理者

あのう、基本的に、内部留保資金を、あの、どこまで使えるか? という点については、内部留保資金は確保すればするほど良いものでございますので、ま、できれば内部留保資金は使わずに、そのままま蓄えとくということが必要でありますので。

どこまでだったらいいということについては、ま、特に制限はございませんが、本来であれば、ま、こういう対応で内部留保は使わずに、えー、すむということが、最も重要だというふうに考えております。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

ありがとうございました。えー、この項の最後ですけども、えー、今回の補正対象はですね、みやぎ型管理運営方式の4流域、まず、もう4つが乗っかってますけども、えー、他に3つあるんですが、それでは、指定管理業務、これを行っていると思いますけども、他の3流域の指定管理料の増額補正の必要性はないのか? お伺いいたします。

佐藤公営企業管理者

えー、指定管理により管理運営を行っております、えー、他の3流域にございますが、その3流域につきましても、ま、同様に、指定管理料が維持管理負担金を上回る見込みとなっております。

えー、その指定管理料に係る物価変動分などの増額につきましては、指定管理者との、ま、年度協定に基づきまして、ま、例年、3月分の指定管理料をお支払いする際に、1年間の実費分について、えー、変更協定を締結の上、増額して支払うということとしております。

このため、指定管理料の増額分につきましては、金額を精査し、2月補正予算において要求するということを考えてございます。

松本由男議員(自由民主党・県民会議)

ありがとうございます。ま、ルール上は、えー、ルール上年度末ということなんですけど、ま、指定管理の事業者とですね、引き続き緊密な連携を求めておきます。