宮城県の水道民営化問題

命の水を守るため、水道の情報公開を求めていきましょう!

3/9 第387回宮城県議会(令和5年2月定例会)補正予算建設企業分科会での水道事業に関する質疑応答

2022年3月9日、第387回宮城県議会(令和5年2月定例会)補正予算建設企業分科会で、令和4年度補正予算案における水道事業に関する質疑応答が行われました。

 

令和5年2月定例会 予算特別委員会建設企業分科会審査目次 より

今回の記事内容

公営企業管理者の説明

公営企業管理者の説明に対する質疑応答

◆ 今回の補正予算で議会に報告されない部分は?

水道経営課長の説明

水道経営課長の説明に対する質疑応答

◆ 小水力発電事業に対する補助金について

◆ 公認会計士のアドバイスによる災害復旧費の営業費用からの振替とは?

◆ コンセッション導入により職員の人員体制が減ったのか?

◆ 大代の汚泥焼却施設の健全度調査について

◆ 迫川流域下水道の指定管理委託費増は、電気料金高騰によるもの

◆ 工事の請け差は反映されているのか?

◆ 電気料金の高騰分について

 

公営企業管理者の説明

 

佐藤公営企業管理者

おはようございます。えー、今回、追加提出しております令和4年度補正予算案のうち、企業局関係の概要について、ご説明申し上げます。

初めに、議第54号議案令和4年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算について、ご説明申し上げます。

収益的支出については、施設修繕費の減等により9,834万円を減額し、収益的収入については、災害復旧に係る国庫補助金の特別利益への計上等により2億2,104万円を増額しております。

資本的支出については、建設改良費の額の確定により2,394万円を減額し、資本的収入については、出資金の額の確定等により7,264万円を減額しております。

次に、議第50号議案令和4年度宮城県工業用水道事業会計補正予算について、ご説明申し上げます。

収益的支出については、施設修繕費の減等により5,130万円余を減額し、収益的収入については、給水収益の増等により874万円を増額しております。

資本的支出については、建設改良費の額の確定により2,524万円を減額し、基本的収入については、工事負担金の額の確定により2億7,544万円を増額しております。

次に、第56号議案令和4年度宮城県地域整備事業会計補正予算についてご説明申し上げます。

収益的支出については、仙台港国際支援サポートセンターの施設管理費の増等により164万円を増額し、収益的収入については、仙台港国際ビジネスサポートセンターの賃料の増等により1,504万円を増額しております。

資本的収入については、他会計貸付金返還金の減により6億9,800万円を減額しております。

最後に、議第57号議案令和4年度宮城県流域下水道事業会計補正予算について、ご説明申し上げます。

収益的支出については、管理経費の減により11億1,024万円を減額し、収益的収入については、災害復旧に係る国庫補助金の特別利益の計上等により3億4,094万円を増額しております。

資本的支出については、建設改良費の額の確定等により20億2,964万円を減額し、資本的収入については、建設改良費の額の確定に伴う国庫補助金の減等により13億24万円を減額しております。

以上、企業局関係の概要についてご説明申し上げましたが、詳細については、関係課長からご説明申し上げますので、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

公営企業管理者の説明に対する質疑応答

 

◆ 今回の補正予算で議会に報告されない部分は?

福島委員

ただいまご説明いただきました補正予算についての企業管理者の説明要旨ですけれども、水道用水それから工業用水の事業会計についてですけれども、ま、これまでも年度末には、施設修繕費や建設改良費確定などによる増減の、ま、報告がありました。

で、今回のこの報告は、コンセッションが既に昨年4月から始まっていますから、運営権者が運営している浄水場や浄水センターの施設部分の修繕費や建設改良費の事業費確定による増減は出てきていない。

ま、そこは除いて、県が直接運営管理している管路と、ま、災害復旧部分について、ま、水道用水、工業用水については報告されているということの理解でよろしいでしょうか?

佐藤公営企業管理者

あのう、いま委員からお話ありましたとおり、ま、県が運営管理する管路ですとか、災害復旧に係る事業費の確定によるというものでございますので、運営権者在が実施するものについては含まれておりません。

福島委員

それで、あの、流域下水道は、ま、さらに、そのう、複雑になっています。

というのは、あのう、流域下水道は7事業ありますけれども、コンセッションをしているのが、仙塩、阿武隈川下流域、成瀬川、吉田川の4事業ですから、そこは除かれる。けれども、そこの4事業も、管路の部分は、ま、県がやっている、と。

それから、これまでどおり、ま、直営の、えー、直営と言いますか、県が運営している、委託している、北上川下流、指定管理、お願いしている北上川下流東部、迫川の3事業、そして、国の補助事業に伴う国庫補助金の増減なども、まあ、あの、県を通じてなので、あの、会計のほうに現れてくるということで、非常に複雑です。

昨年の令和3年度末の補正予算と比較して、今回の補正予算では、議会に報告されない部分は、ま、こういうところがありまして、ま、「補正予算としては、今年は出ていません」というような具合に、ちょっと比較した形でのご説明もいただけないでしょうか?

佐藤公営企業管理者

あのう、えとー、ちょっと恐縮でございますが、あの、お手元の補足説明資料等がございますので、そちらの補足説明資料をちょっとお開きいただきたいんですけども。

この10ページと11ページ、補足説明資料10ページと11ページのところを、あの、こう、上下にずっと、こう、見やすいと思いますが、この補足説明資料をご覧いただけないでしょうか。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料
令和5年2月 定例県議会 予算特別委員会・建設企業分科会 より

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料
令和5年2月 定例県議会 予算特別委員会・建設企業分科会 より

あの、この、この補足説明資料でございます、ハイ。ここの、すいません、あのう、10ページと11ページをご覧いただきたいんですけども。

まず、この、補足資料のですね、あのう、ま、10ページの記載のところの、あの、運営権者に、ま、お願いしてる、ま、仙塩、阿武隈下流、あと、えー、成瀬、吉田、この4流域に、まあ、運営権、設定してるわけなんですが。

ま、その10ページのところの、あの、営業収益というところからが、運営権者の利用料金というものが、ま、減額になった形になっております。

一方、補足資料の11ページのほう、同じ4流域、これは営業費用ということになるんですが、これは今までは令和3年度まで、その、指定管理料が予算計上されておりましたが、ま、それが、あのう、全て、あの、なくなってるということでございます。

ま、つまり、今まで指定管理料として支出していたものがなくなって、で、その分、あのう、収益として運営権者の利用料分が減ったというような、ま、形になるということでございます。

で、あのう、通常の、その、国庫補助事業ですとか、災害復旧費用については変更ございません。

福島委員

ま、あと、課長説明の中でも、具体に、ちょっと伺っていきたいというふうに思っております。

えー、そのう、しかも、この補正予算には出てこない、その、運営権者が行っている改築事業なんですけれども、あの、令和4年度は21億7,000万円予定しているということが、あの、ちょっと、みずむすび=運営会社の資料として、えー、公開されております。

委員長、これ、ちょっと配らせていただいてよろしいでしょうか?

遠藤委員長

はい。どうぞ。

福島委員

どうもすいません。ありがとうございます。

これは、あのう、今年の1月25日に経営審査委員会で配布された資なんですけれども、ま、上半期の事業運営状況ということで、そのう、えー、運営権者のみずむすびマネジメントみやぎさんが、あのう、経営審査委員会に配布した資料です。

     宮城県上工下水一体官民連携運営事業 上半期の事業運営状況について          株式会社みずむすびマネジメントみやぎ 令和5年1月25日 より

www.pref.miyagi.jp

で、ここには、そのう、えー、コンセッションの部分の、その改築工事等の進捗状況ということで表が出ています。で、こういうことが、今までは直接県が発注していたけれども、あのう、令和4年度からはコンセッションで、ま、業者さん、あのう、運営権者が発注してるというような資料です。

で、こういうことが、まあ、あの、経営審査委員会では報告されているんですけれども、非常に、あの、大事なことなので、あのう、議会にも報告があっていいんじゃないのかなと思ってるんですけど、その点いかがでしょうか?

佐藤公営企業管理者

あのう、えー、いま委員のほうから、その、進捗率については、これは、あの、経営審査委員会の中で、あのう、ま、公表があったと、ま、説明があったということなんです
けれども。

あのう、ま、水道と、ま、工業用水道の改築事業は、あのう、そもそも、運営権者に対しては、あ、あの、もう既に定められて、基本的には、その、定められている利用料が入ってきます。

その利用料に基づいて、運営権者が、ま、改築をしてくということですので、われわれの予算上は利用料が抜けるっていうことで、その中身、改築の中身っていうのは基本的に運営権者がやってくということなので、その予算とちょっと、ま、切り離しが必要なんじゃないかなと、まず、われわれは思っております。

じゃ、どうするか? ということなんですけども、まず、あの、えーとー、事業計画については、毎年度、事業計画書っていうのを作成し、われわれもそれを認めてですね、ま、それを、あのう、公表するんですけども。

それは、あの、えーとー、5年度分については、来週、えーと、建設企業委員会の場でも、ご説明、しっかりとご説明したいと思ってるんですが。

ま、そういった形にし、で、あのう、われわれ、経営審査委員会に諮問してるのは、そのう、運営権者の運営とモニタリングの適正性について、ま、諮問しておりますので、4年度年分については、経営審査委員会、いま、来年度になるんですが、来年度の、あの、中頃までには、経営審査委員会において、その内容が適正かどうか? っていう審査をされることになっております。

ですので、われわれとしては、これまでも、ま、そうでしたが、経営審査委員会の結果について、あのう、議会にご説明するというような、そういうスタイルで、こういう事業を予定して、こういうことをやったりということを、経営審査の、ま、最終的には答申ってのが出ますので、この答申結果を踏まえて、しっかりご説明するという形を取らせていただく、そういうスタイルがいいんじゃないかなと思っております。

福島委員

ま、あのう、管理者には管理者のお考えがあると思うんですけれども。

ただ、あのう、年2回の経営審査委員会、あのう、会議自体も公開してますし、それから議事録も公開してますし、資料も県の企業局のホームページで公開して、これも、あの、県の企業局のところから、あのう、プリントしたものですから、ま、誰でも見られるものですが。

www.pref.miyagi.jp

ま、ただ、あのう、委員のみなさん、いろいろ忙しいこともあり、なかなか目を通してるかどうか? ということも含めて、やはり、あのう、コンセッションを導入して、ま、そちらのほうでどういう状況になっているのか? も頭に入れながら、あのう、県が直接やってる事業について、しかも、こう、初年度ですから、その、継続的な、そのう、審査をしていくためにも、報告されてない部分はどうなっているのかな? っていうことも考えながら、やはり、いろいろ見ていかなくちゃいけないと思っていますので。

その、えーとー、去年の、うんとー、1回目の経営審査委員会、今年度のですか、それも、あの、A4 1枚でご報告ありましたけれども、えー、資料の提供とかは、報告はなかったので、ぜひ、あまりズレずに、この委員会なり分科会のほうに、あの、参考資料という形ででも、あの、ま、事前にでも配布していただくような、そういったことも含めて、ぜひ。

あのう、ま、われわれは、本来であれば、あの、県がこの水道3事業に、えー、責任を持つのと同じぐらい、この、えー、水道3事業に責任を持ってチェックする立場ですから、やはり必要な情報として、でき得る限り、あのう、求めていきたいと思いますので、ぜひ、ご検討いただきたいと思います。いかがですか?

佐藤公営企業管理者

あの、えとー、われわれの、決して、あの、「ホームページで公開しておりますので、そちらを見てください」という意味ではございませんで。

あのう、これまでも、その、あの、経営審査委員会の中身については、先ほど、あのう、委員おっしゃったとおりですね、あの、委員のみなさん、非常にお忙しいということは、もう、よく重々存じ上げております。それで、「こういう概要でした」ということを、あのう、ま、ご説明いただいております。

ただ、それは、あの、これまでは、その、あの、私のほうから委員長に諮問した、経営審査委員会に諮問したことの答申ということではなくて、まだ中間の、ま、経営審査委員会だということもございますので。

ま、しっかりとした答申をいただくことに、あの、年度ごとに、年度終わった後に、答申をいただくことになっておりますので、で、その答申を踏まえてですね、で、また改めて、その、えーと、その事業の中身、モニタリングの結果についてもですね、あの、しっかりご説明、あの、させていただきたいと思います。

で、ま、わかりやすくするためにどうすればいいのか? ということについては、ま、引き続き、ま、今回、あの、始まってまだ1年というもございますので、あのう、また引き続き、ま、検討させていただきたいんですけど、いただきますが。

ただ、あと、その、予算上は、あの、あの、あの、何度も同じお話で恐縮ですが、あの、利用料として運営権者に来る、その、運営権者さん、利用料の収入をもって、あと、その、自分たちでと言うか、その、やっていくというスタイルだということで、 なかなか、こう、一緒っていうのは、ま、どうかなあ? と私は思っておりますので、そこは、あのう、今ちょっと、工夫はさせていただきたいと思います。

福島委員

ま、ぜひ、あのう、初年度ですので、そのう、ま、当初予算を、今度ありますし、それから決算ですよね。

あのう、9月にある決算をどのように、そのう、あの、どこまで来るのか? 来ないのか? も、ちょっと想像できない部分もあるんですけれども。

やはり、あの、んとー、やっぱり公営企業は特に決算が大事ということもありますし、それから、その、んとー、継続して審査できるような形のものを、ぜひ、あの、出していただきたいということを、まあ、あの、委員長のほうにも、ぜひ、ご配慮いただきたいなと、お願いしておきたいと思います。

 

水道経営課長の説明

 

大沼水道経営課長

えー、水道経営課が所管する水道用水供給事業、工業用水道事業および、えー、流域下水道事業の3事業会計の令和4年度補正予算案について、概要をご説明申し上げます。

緑色の表紙、第387号宮城県議会議案の70ページをお開き願います。

議第54号議案令和4年度宮城県水道用水供給事業会計補正予算について、ご説明いたします。

説明は、えー、令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料により行わせていただきますので、補足説明資料の1ページを併せてお開き願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

第2条 収益的収入および支出についてご説明いたします。

初めに収入でございます。

第1款大崎広域水道事業収益は1億3,279万9,000円、第2款仙南・仙塩広域水道事業収益は8,829万6,000円を、いずれも増額するものでございます。

その主な内訳ですが、第1 款大崎広域水道事業収益の第3項特別利益は、昨年度3月に発生した福島県地震に係る災害復旧事業に対する国庫補助金の増、第2款仙南・仙塩広域水道事業収益の第2項営業外収益は、小水力発電事業に係る一般会計からの補助金の増、第3項特別利益は東京電力福島原発事故の損害賠償金収入による増でございます。

これらにより、合計で2億2,109万5,000円を増額するものでございます。

次に議案書の71ページから72ページ、補足説明資料の2ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

支出についてご説明いたします。

第1款大崎広域水道事業費用は7,180万5,000円、第2款仙南・仙塩広域水道事業費用は2,656万1,000円を、いずれも減額するものでございます。

その主な内訳ですが、第1款大崎広域水道事業費用の第3項特別損失は、昨年3月に発生した福島県地震に係る災害復旧費について、えー、公認会計士の意見を踏まえ、営業費用から振り替えたことによる増、えー、第2款仙南・仙塩広域水道事業費用の第1項営業費用は、施設修繕費が、えー、原価償却費の減などでございます。

これらにより、合計で9,836万6,000円を減額するものでございます。

議案書の72ページから73ページ、補足資料補足説明資料の3ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

第3条 資本的収入および支出についてご説明いたします。

初めに収入でございます。

第1款大崎広域水道事業資本的収入は、えー、7,266万6,000円を減額するものでございます。

その主な内訳ですが、第3項出資金、第7項他会計補助金は、建設改良工事費の額の確定による減でございます。

次に、補足説明資料の4ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

支出についてご説明いたします。

第1款大崎広域水道事業資本的支出は1,906万4,000円、第2款仙南・仙塩広域水道事業資本的支出は、えー、490万2,000円を、いずれも減額するものでございます。

その主な内訳ですが、両事業ともに、第1項建設改良費は建設改良工事費の増の確定による減が額、失礼しました、額の確定による減や事業費の減でございます。

これらにより、合計で2,396万6,000円を減額するものでございます。

次に、議案書の73ページをご覧願います。第4条、えー、議会の議決を得なければ利用することができない経費については、えー、職員給与費の補正に伴い、記載のとおり減額するものでございます。

議案書の75ページをご覧願います。

議第55号議案、えー、令和4年度宮城県工業用水事業会計補正予算について、ご説明いたします。

初めに、第2条業務の予定量については、契約水量の変更等により給水量を改正するものでございます。

次に、議案書76ページから77ページ、補足説明資料の5ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

第3条収益的収入および支出についてご説明いたします。

初めに収入でございます。

第1款仙塩工業用水道事業収益は1,575万4,000円を増額、第2款仙台圏工業用水道事業収益は6,173万2,000円を減額、第3款仙台北部工業用水道事業収益は5,470万2,000円を増額するものでございます。

その主な内訳ですが、第1款仙塩工業用水道事業収益および第3款仙台北部工業用水道事業収益の第1項営業収益は、えー、超過水量や契約水量の変更による給水収益の増でございます。

これらにより、合計で872万4,000円を増額するものでございます。

次に、補足説明資料の6ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

支出についてご説明いたします。

第1款仙塩工業用水道事業費用は2,700万3,000円を減額、第2款仙台圏工業用水道事業費用は7,080万1,000円を減額、第3款仙台北部工業用水道事業費用は4,652万1,000円を増額するものでございます。

その主な内訳ですが、第1款仙塩工業用水道事業費用の第1項営業費用は、災害復旧費の振替などによる減、第3項特別損失は、災害復旧費の振替による増でございます。また、第2款仙台圏工業用水道事業費用の第1項営業費用は、受託工事収益の減でございます。

これらにより、合計で5,130万3,000円を減額するものでございます。

次に、議案書の77ページから78ページ、説明資料の7ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

第4条資本的収入および支出についてご説明いたします。

初めに収入でございます。

第2款仙台圏工業用水道事業資本的収入の、えー、第5項工事負担金について、えー、前年度からの、えー、繰越工事が、繰越控除の額の確定により、えー、2億7,546万1,000円を増額するものでございます。

次に支出についてご説明いたします。

第3款仙台北部工業用水道事業資本的支出の第1項建設改良費について、建設改良工事費の額の確定により、えー、2,529万1,000円を減額するものでございます。

次に議案書の78ページをご覧願います。

第5条議会の議決を経なければ流用することができない経費については、職員給与費の補正に伴い、記載のとおり減額するものでございます。

議案書の81ページをご覧願います。

議第57号議案令和4年度宮城県下水道事業会計補正予算についてご説明いたします。

初めに、第2条業務の予定量については、実績等により処理水量を改正するものでございます。

次に議案書の82ページから86ページ、補足説明資料の10ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

第3条収益的収入および支出についてご説明いたします。

初めに収入でございます。

第1款仙塩流域下水道事業収益は、えー、2億1099万6,000円を増額、第2款阿武隈川下流流域下水道事業収益は1億8,712万2,000円を減額、以下、第3款成瀬川流域下水道事業収益から第7款迫川流域下水道事業収益まで、記載の金額を増額するものでございます。

その主な内訳ですが、各事業ともに、第1項営業収益は、管理運営負担金について処理水量の変動により、記載の金額を補正するものでございます。また、第1款仙塩流域下水道事業収益から第6款北上川下流東部流域下水道事業収益の第3項特別利益は、災害復旧事業に係る国庫補助金の増でございます。この他、第5款北上川下流流域下水道事業収益から第7款迫川流域下水道事業収益の第2項営業外収益が、えー、電気料高騰による、えー、指定管理委託費の増加に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金による収入額を計上しております。

これらにより、合計で3億4,099万4,000円を増額するものでございます。

次に、補足説明資料の11ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

支出についてご説明いたします。

第1款仙塩流域下水道事業費用は5億5,670万8,000円を減額、第2款阿武隈川下流流域下水道事業費用は2億90万1,000円を減額、以下、第3款成瀬川流域下水道事業費用から第7款迫川流域下水道事業費用まで、記載の金額を増額または減額するものでございます。

その主な内訳ですが、第1項営業費用は、災害復旧費の確定および特別損失で振り替えや電気料金高騰による指定管理委託費の増などにより、記載の金額を補正するものでございます。また、第1款仙塩流域下水道事業費用から第6款北上川下流東武流域下水道事業費用の第3項特別損失は、災害復旧費を営業費用から振り替えたことによる増でございます。

これらにより、合計で11億1,023万1,000円を減額するものでございます。

次に、議案書の86ページから90ページ、補足資料の12ページから13ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

第4条資本的収入および支出についてご説明いたします。

初めに収入でございます。

第1款仙塩流域下水道事業資本的収入は3億7,044万1,000円を減額、第2款阿武隈川流域下水道事業資本的収入は6億1,790万9,000円を減額、あ、失礼しました、6億1,740万9,000円を減額、以下、えー、第3款鳴瀬川流域下水道事業資本的収入、第7款迫川流域下水道事業資本的収入まで、記載の金額を減額するものでございます。

その主な内訳ですが、各事業ともに、えー、第1項企業債、第2項国庫補助金、第5項工事負担金、えー、第7項他会計補助金は、えー、建設改良工事費の額の確定による補正でございます。

これらにより、合計で13億25万8,000円を減額するものでございます。

次に、補足説明資料の14ページから15ページをご覧願います。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

支出についてご説明いたします。

えー、第1款仙塩流域下水道事業費資本的支出は4億4,010万5,000円を減額、第2款阿武隈川下流域下水道事業資本的支出は8億2,895万3,000円を減額、以下、第3款鳴瀬川流域下水道事業資本的支出から第7款迫川流域下水道事業資本的支出まで、記載の金額を減額するものでございます。

その主な内訳ですが、各事業ともに、第1項建設改良費は、建設改良工事費の額の確定等による減、第5項他会計からの長期借入金償還金は、えー、昨年度地域整備事業会計からの借り入れを行わなかったことによる減でございます。

これらにより、合計で20億2,966万8,000円を減額するものでございます。

次に、議案書の90ページから91ページをご覧願います。

第5条企業債については、建設改良工事費の額の確定等に伴い、起債限度額を9億9,720万円に減額するものでございます。

次に、第6条議会の議決を得なければ流用することができない経費については、職員給与費の補正に伴う起債のとおり減額するものでございます。

次に、議案書の91ページから92ページをご覧願います。

第7条他会計からの補助金については、一般会計からの補助金について、記載のとおり変更するものでございます。

以上が水道経営課の令和4年度補正予算案の概要でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 

水道経営課長の説明に対する質疑応答

 

◆ 小水力発電事業に対する補助金について

福島委員
えーと、ただいま、あのう、ご説明いただきました中で、この補足説明資料に基づいて、ちょっと順次、伺っていきたいと思います。

まず、あの、説明資料1ページの小水力発電事業に対する補助金の増という記述があります。もう少し詳しい説明をお願いします。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

大沼水道経営課長

えー、小水力発電事業があったので、水道用水供給事業の、えー、経営基盤強化と、えー、再生可能エネルギーの採用促進に向けまして、えー、仙南・仙塩広域水道事業の南部山浄水場において、えー、未利用水(?)を活用した、えー、水力発電を実施するものでございます。

えー、カーボンニュートラルの実現に向けまして、全庁的に取り組んでいるところであり、一般会計からの補助を受けまして、えー、水力発電事業実施に向けて、基本設計などに取り組もうとしているものでございます。

福島委員

補正で、ま、補助金が増えたということですけれども、ま、当初も入れると、どのぐらい一般会計から出るのか? 伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えーと、今年度につきましては、えー、えー、委託を発注するということでございます。補正からですね、えー、3,000万程度でございます。

◆ 公認会計士のアドバイスによる災害復旧費の営業費用からの振替とは?

福島委員

ハイ、わかりました。それからですね、えーと、説明資料の2ページ、少し質問していきますけども。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

えーと、説明資料の2ページの、えーとー、大崎広域水道事業費用の第3項特別損失で、えーと、災害復旧費の営業費用からの振替に伴う増ということで、その、公認会計士のアドバイスによってということなんですけど、それももうちょっと詳しくご説明ください。

大沼水道経営課長

えー、以前ですね、あのう、災害復旧に係るものはですね、営業費用として見込んでおりました。でー、えー、会計のですね、継続性という観点からずっとそのような形にしてきたわけですが。

今回、あの、みやぎ型が始まって、会計の、えー、中身も変わるということもあり、この機会にですね、災害に関するものは営業費用ではなくて、特別損失に計上すべきだという意見、こういったことも、会計士さんからいただきまして、あの、われわれも、「そのとおりだな」ということで、えー、4年度からですね、えー、こちら側で、えー、特別損失のほうで、えー、災害復旧については、えー、こちらで振替を行うということに変更したものでございます。

◆ コンセッション導入により職員の人員体制が減ったのか?

福島委員

ハイ、わかりました。えーとー、それからですね、ちょっと説明資料にはない、直接なかったんですけれども、こちらのほうの、えーと、緑本のほうで、それぞれの、そのう、えーと、流用の説明の中で、えーと、水道、広域水道のほうで、職員給与が、その、4,260万減額というのがご説明でありました。

さらに、ちょっと大きな金額だなというふうに思っておりますけれども、えー、こちらの緑本の73ページですね、大崎広域水道と仙南・仙塩のところの、その、職員給与費の7,260万減額の、ま、理由をちょっと伺いたい。

大沼水道経営課長

具体的に申しますとですね、えー、令和5年1月1日付の、えー、人件費をもとにですね、1月から3月までの手当等の増額を見込み加味して算出しておりまして、えー、知事部局と同様にですね、財政課事務連絡に基づき発生しているものでございます。

福島委員

えーと、コンセッションが導入したことによって、その、職員の人員体制が、そのう、減ったとか、年度で変わったとか、そういうことではないということですか?

大沼水道経営課長

あの、みやぎ型によります、えー、削減は今のところ行ってございません。

◆ 大代の汚泥焼却施設の健全度調査について

福島委員
ハイ、わかりました。それから、えーと、説明資料の10ページですけれども。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

えーと、流域下水道事業会計の補正予算の収益的収入のほうなんですけれども、これの、んとー、ま、仙塩流域のほうですね、1款仙塩流域下水道事業収益の3項特別利益ということで、災害復旧事業に係る国庫補助金の増ということがありますけれども。

具体に、ま、あのう、昨年の、えーと、3月の地震の災害復旧というふうに思うんですけど、これには、あの、大代の汚泥焼却施設等が含まれてるのかどうか? ちょっと伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

これにはですね、あのう、仙塩浄化センターの汚泥焼却施設も含まれております。

福島委員

大代の汚泥焼却施設は、そのう、んとー、昨年の地震でも壊れましたし、その前の地震でも壊れましたしということで、2年連続して壊れちゃって、あのう、復旧してるんですけれども、えーっと、今年度の復旧工事が終了したのはいつですか?

大沼水道経営課長

えー、令和4年11月に復旧いたしまして、えー、11月30から、えー、焼却を稼働しております。

福島委員

えーとー、令和4年度、運営権者が、あのう、施設の、あの、健全度調査を行っていると思うんです。あの、コンセッションで、まあ、売却した運営権に基づいて、健全度調査を行っていると思うんですけど、これは終了したのか? 

それから、この大代の汚泥焼却施設の調査は、要するに昨年の11月に復旧したわけですから、それ以前は工事中ということなので、そのう、調査とそれから評価の関係をどのような形になっているのか? 伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えー、健全度調査は、えー、みやぎ型管理運営方式の事業開始初年度中にですね、運営権者が行うものでございます。えー、現在、その取りまとめを行っているところでありまして、えー、まだ、その結果は提出を受けていないため、えー、現時点ではお答えできない状況になりますが、えー、今年度中に、えー、確認する予定としております。3月中でございます。

福島委員

ぜひ、あのう、わかりましたら、あとお示しいただきたいと、ご報告いただきたいと思いますが、いかがですか?

大沼水道経営課長

えー、健全度評価ですね、あのう、企業のノウハウがかなり含まれておりますので、全て出せるかどうかわかりませんが、出せるものについて検討させていただきたいと思います。

福島委員

これは国庫補助金も入ってる、ま、入ってるじゃなく、全て、あの、災害復旧費で見てるものですので、ま、それによってどういうふうに、そのう、なってるのか? っていうのは、非常に重要だと思いますので、ま、ぜひ検討して、あのう、大代の汚泥焼却施設とか、その、災害復旧で、あのう、改築修繕したところは、ぜひご報告いただきたいなと要望して、次の質問に入りたいと思います。

で、この問題については、その、昨年5月の、えー、予算分科会で、あのう、この改築計画、この、あのう、大代の汚泥焼却施設は、その、今後20年の間に、その、改築するという計画にも入って、割と最初のほうに改築する計画にはなっておりますので。

それについて、えー、その、「災害復旧との関係で、改築計画に変更があるのかどうなのか? 」と聞いたところ、課長は、「今のところ、何とも言えない」と言って、ま、「必要があれば、見直すこともあるだろう」というふうにご答弁いただきました。

で、あのう、災害復旧による修繕と、ま、改築が二重投資にならないようなチェックが必要だと思っておりますけど、その辺いかがでしょうか?

大沼水道経営課長

えー、地震による被害はですね、あのう、施設と施設を繋ぐエキスパンションジョイントと呼ばれる部分的なものでございまして、えー、焼却炉の本体の影響は今回少なかったものでございます。

えー、このため県としてはですね、原形復旧と、えー、運営権者による改修が二重投資になるとは、今のところ考えておりませんが、委員ご指摘のとおりですね、今後検討進める上で、えー、そういった必要性があれば、えー、確認してまいりたいと、えー、改築計画の変更もですね、確認してまいりたいと思っております。

福島委員

えーとー、この他に、あのう、ま、この前の質問の中で、その、えー、運営権者の、そのう、管理する部分で、その、汚泥掻き寄せ機というのと、これは阿武隈川だと思うんですけれども、それから、仙南・仙塩広域の水路の高区調整池、例の茂庭にあるやつですけど、そこの流入計室内????機器の2つも、あのう、地震で壊れて災害復旧で直したということなんですけれども。

ま これらについても、その、健全度調査にどう反映しているのか? えー、それから、減価償却の見方にどのように、こう、影響していくのか? 知りたいので、先ほどの大代の汚泥焼却施設と、この3点は、わかること、ま、報告がくれば、ぜひ、あのう、お示しいただきたいなと、これは、ちょっと要望して、次の質問にいきたいと思います。

◆ 迫川流域下水道の指定管理委託費増は、電気料金高騰によるもの

で、11ページなんですけれども。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料
令和5年2月 定例県議会 予算特別委員会・建設企業分科会 より

ま、先ほども、主な説明ということであった中にあるのかもしれませんけども、11ページの迫川流域下水道事業費用の5項の工事負担金は、あのう、11ページの迫川流域下水道の営業費用で、指定管理委託の増とありますけれども、これについても、ちょっと説明お願いします。

大沼水道経営課長

えー、迫川流域につきましては、指定管理をしておるところでございまして、えー、この委託料の中には電気料金が含まれております。今回の電気料金の高騰に伴いまして、増額するものでございます。えー、これの増額は、ほとんどが電気料金でございます。

福島委員

それが、あのう、上の収入のほうでは、あの、いわゆるコロナ交付金で、えー、入ってきたというふうに思っていいんですか? 大部分。

大沼水道経営課長

そのとおりでございます。

◆ 工事の請け差は反映されているのか?

福島委員

ハイ、わかりました。えっと、それからですね、えっと、時間もないんでちょっと飛ばし、あ、飛ばさない、ごめんなさい。12ページの5項、12ページに、あの、仙塩流域下水から4つ、吉田川までありますけれども。

令和4年度補正予算案に係る企業局補足説明資料より

工事負担金は、県が発注した工事の補正であって、運営権者が発注した部分の請け差というのは、入っているのかどうか? ちょっと受け伺いたいと思います。

大沼水道経営課長

えー、工事負担金はですね、国庫補助事業に係る市町村負担金に当たるところでございます。

えー、今回のですね、えー、補正予算額はですね、実際の契約見込み額から算出したものでございまして、請け差を考慮したものとなっております。

福島委員

えとー、まあ、管理者の説明でもちょっと聞きましたけれども、今回の、その、えー、補正予算の報告は、その、んとー、われわれが直接審査対象とするものと、これまでは、令和4年度まで、あ、令和3年度までは、そのう、んとー、われわれがやってたけれども、そこから落ちていると言うか、コンセッションの部分は、全く、そのう、あの、こういう補正にも出てこないということなんですけれども。

先ほどの資料としてみなさんにお配りした、その、下水道などの、その、ところで、その、阿武隈川下流流域下水道事業とそれから吉田川流域下水道事業については、あのう、ほぼほぼ、令和4年度で、で、これ、上半期の報告ですけど、12月時点ということですから、進捗率も、あのう、ほぼほぼ、こちらのほうの、えー、改築工事は終わっていて、で、「済んでいる」と状況も書いてありますね。この差額が、請負差額、ま、請け差ということであります。

で、これらについては、この説明資料の中に反映していると見てよろしいんでしょうか? どうなんでしょうか?

大沼水道経営課長

ハイ、えー、ここの、えー、差額分もですね、今回に含まれております。

福島委員

ではですね、ちょっと、あの、水道事業、この、大崎広域水道用水道、それから仙南・仙塩のほうも、それぞれ改築業務を行っていますけど、ま、進捗率が少ないので、その、計算ができるのかどうかもわからないんですけど、この部分については、全く、今回の、そのう、補正の中には全然関係がないというか、反映されてないものっていうことで捉えてよろしいんですか?

大沼水道経営課長

えー、上水道および工業用水につきましては、運営権者に利用料金の中に入っておりまして、今回のものには請け差は考慮されておりません。

福島委員

ということで、やはり、あのう、これまでの、その、年度末の、その、えーと、改築工事とか、それから、その、修繕工事の額の確定によって、その、増減があって、一応年度内に、あのう、補正していくという、全ての事業はそういう形でしたけれども、ま、コンセッション部分は、そういうこともできないし、ない、と。

ただし、国庫補助がついてる部分については、あのう、国から、あのう、県にお金が入ってきて、県から、その、あのう、運営権者に行くので、その中では反映しているという、ま、まことに、なかなか複雑なものだということはわかりました。

◆ 電気料金の高騰分について

それと、最後の質問なんですけれども、電気料金などの高騰ということで、そのう、先ほど、えーと、北上川とか、そのう、直接県が今も全て責任を持っているところについては、あの、その高騰分について、あの、補正してありますけれども。

そのう、えーと、コンセッション部分でも、その、電気料金の高騰によって4%とか5%とか、ある一定の額を超えると、あの、臨時改定、収受額の臨時改定が実施されているということで、一度ご報告がありましたが、それは、えー、それぞれの事業で、今どのぐらいになっているのか? 

それから、この補正予算では、反映してるのか? 反映しているのであれば、どこに反映してるのか? 伺って終わりにしたいと思います。

大沼水道経営課長

えーと、運営権者の利用料金の中に電気料金含まれておりまして、委員ご指摘のとおり、えー、工業用水と下水道につきましては4%を超えた分、上水道については5%超えた分が⁠対象になります。

えー、えー、今回の臨時改定につきましては、えー、工業用水では、えー、237万円、流域下水道は1,311万8,000円を見込んでおります。

えー、これは、えー、今回の補正に見越しておりまして、えー、宮城県県分のですね、収益を押し下げるような形になっております。

えー、具体的な数字を申し上げますと、えー、えー、用水道基準は、水道事業2事業は、まだ臨時改定対象になっておりません。

えー、仙塩工業用水につきましては22万、えー、仙台圏工業用水につきましては214万8,000円、仙台北部はまだなっておりません。

えー、流域下水道についてはですね、仙塩流域下水道については662万6,000円、阿武隈川につきましては520万7,000円、えー、えー、鳴瀬川流域につきましては53万3,000円、えー、吉田流域については75万2,000円でございます。

福島委員

すいません、最後って言ったんですが。ま、結局それは、あの、契約上、あの、県が負担するということで、それで県の、その、収益を押し下げているということのお話ありましたけど、それをちょっと確認したいと思います。

つまりあの、えーと、その部分については、あのう、客観的な、そういう物価が上がると、県が、ま、肩代わりするというか、そういう形の契約になっているということですね?

大沼水道経営課長

あのう、利用料金につきましては、運営権者と県で分けることになりまして、必然的に、運営権者が上がれば、県のほうの収益が下がることになります。

それは、あのう、えー、定期改定とかの時に、えー、解消する形になるということでございます。

福島委員

ハイ、終わります。