宮城県の水道民営化問題

命の水を守るため、水道の情報公開を求めていきましょう!

2/2 みやぎ型事業開始に向けた最後の経営審査委員会 後編 <運営権者の事業計画についての質疑応答>

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経営審査委員会(第1回・第2回)の議事録と資料は、宮城県のホームページで公開されています。

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www.pref.miyagi.jp

 

今回の記事内容

経営審査委員から事前提出があった質問・意見に対する運営権者の説明

◆施設管理部と新OM会社の兼務体制と利益相反防止体制

◆ノウハウ等の帰属や継承は?

◆新OM会社の経営計画について

◆大崎広域水道と仙台北部工水の共有資産の減価償却方法

◆引継ぎスケジュールと進捗状況

質疑応答

◆職員の採用区分情報は提供可能か?

◆非公開の議論の質問受付は?

◆内部資料の作成・保存・廃棄と内部通報制度について

◆ホームページ上の情報公開の仕方と地域貢献について

◆事業開始時の地域人材の年齢層は?

◆浄水場などの場内管路の修理責任はどこになるのか?

◆危機管理体制について

◆運営権者の議決権株式の譲渡について

◆業務を第三者に委託する際の手続きと契約を担当する部署

◆メタウォーターとの利益相反について

◆調達に関する事前事後のチェックはどうなるのか?

◆民間独自の調達方法とは?

4 その他

◆経営審査委員会の開催スケジュールについて

◆公開審議終了・傍聴者退出

◆非公開審議項目

 

経営審査委員から事前提出があった質問・意見に対する運営権者の説明

 

田邊委員長

運営権者の事業計画について質疑応答を行います。

ただいま概要説明があった各事業計画書については、事務局より事前配布されており、えー、各委員から質問や意見を、事前に提出していただいております。従いまして、まずは、事前提出があった質問や意見に対して、運営権者からの説明や回答を受けたいと思います。

運営権者から説明等を受けた後、えー、各質問に対する追加の質問や、事前提出をしていない項目についても受け付け、両方まとめた形でですね、審議を進めていきたいと思います。

では、まず、事前提出があった質問や意見に対して、運営権者より説明をお願いします。

守屋経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

はい、資料5を見ていただきたいと思います。あのう、全部を説明すると時間がございませんので、特に、えーと、こちら側で補足というか、追加の説明をしたい部分に関して、これから説明をさせていただきます。

◆施設管理部と新OM会社の兼務体制と利益相反防止体制

え、まず、えーと、ナンバーファイブ、5番と漢字ではないですね、すいません(笑)。

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(筆者注:パソコンで閲覧している方は、資料の画像上で右クリックして、<新しいタブで画像を開く>を選択・クリックすると、資料を全画面で見ることができます。)

えーと、No.5になりますが、えーと、「施設管理部と新OM会社の兼務体制、並びに 利益相反防止体制につき確認したい。」ということで、答えといたしまして、 えー、前半の部分ですね、兼務体制につきましては、先ほど、あの、パワーポイントのほうで、えー、おおむね説明させていただきましたが、基本的に、えーと、社長以下、えー、経営層プラス、あのう、現場の部長クラス、あるいはその下の事業所長までは、えー、すべて、えー、当社みずむすびマネジメントみやぎと兼任しているという体制になっております。

後半の、あの、利益相反防止体制につきましては、えー、そもそもですね、えーと、2社、みずむすびマネジメントみやぎとみずむすびサービスみやぎの、えーと、出資比率を、ほぼほぼ同じくしております。各社の出資比率を、ほぼほぼ同じくしていることによって、えー、全体としての利益相反というのは、原則的に起こらないようにしているというのが、ポイントとして1つあります。

さらに、えー、それぞれのですね、株主の意向等に従って、えー、ま、利益相反行為みたいなことが起きないようにですね、えー、株主の、重要事項については、株主の事前合意をルールとして定めていたり、えー、株主に、たとえば業務委託する場合も、先ほどの焼却設備とか、えー、監視設備とかありましたが、そういった業務委託に対しても、えー、利害関係のある取締役ですね、は、委託議決に加わらないで、えー、取締役決議を求めるように規定を、内部で決めておりまして、そういった運用を取ることによって利益相反を防止しております。

◆ノウハウ等の帰属や継承は?

で、次がですね、えー、7番。こちらも、ちょっと長い説明になってるんで、補足をさせていただきたいんですが、えー、「ノウハウ等の帰属や継承が、どのように整理されているのか? 」というのが、ご意見だと思います。

で、えー、ここはちょっと、文章を若干読みながら説明させていただきますが、えー、回答の1行目からですね、データとか記録、本事業において取られたデータは、えー、当社固有の資産ではないというふうに整理をしています。

えー、逐次、MDP等、当然、あのう、各種報告書等もありますが、文書等を活用して、えーと、共有していくとともに、えー、これを、えー、最終的にはですね、20年後には、えー、県、あるいは県が指定する第三者に引き継ぐことを考えています。

一方で、えー、われわれの資産と考えているのが、えー、ま、帰属ですね、本事業に限定せず広く他の事業に活用可能なデータの活用方法とか、えーと、評価基準、評価手法、あるいは、それらを元に構築した新しいソフトウェア、アプリケーションどですが、そういったものに関しては、えーと、当社の財産というふうに考えており、えーと、引継ぎの、継承の対象とは、原則考えてはおりません。

で、ちょっと、但し書きで、あの、もし、使いたいという方が、えーとー、20年後にいる場合は、当然、あの、そこは、あのう、使用料をお支払いいただくという条件で、えー、問題なく使えるようにしたいというふうには考えております。

で、さらに、ちょっと、あの、但し書きになるんですが、あのう、たとえば中央監視装置等の、えー、県の資産になっているもの、もともとですね、あのう、に関しては、そこの、えー、知財の料金というのは、すでに改築費の中に入っているという整理になりますので、たとえば20年後にそのまま使っていたとしても、追加で費用がかかるとかですね、そういったことは、えー、想定しておりません、ハイ。そうですね、ハイ。

で、そういった考えはですね、現状の引継ぎにおいても、あの、そういった整理で対応しておりまして、えー、いま引継いでいるのは、過去の記録データと、えーと、本事業特有の事象に限定されていると考えてございます。

◆新OM会社の経営計画について

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

えー、それではですね、えーと、資料のNo.11とNo.14ですね、えー、上記について、安東のほうからご説明させていただきます。

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えーと、まず、新OM会社が担う維持管理業務に関する経営計画についてです。

これについては、運営権者と、えー、新OM会社は、一体で本事業に取り組んでいくというような基本的な考えに基づいて、運営権者が作成した各種計画書に反映されています。で、なお、これらの計画書は、えー、先ほども出たとおり、あの、実施契約書や要求水準等の規定に沿って作成しています。

で、同様に、新OM会社の収支計画についても、運営権者の収支計画の中に、えー、反映されており、新OM会社単体の、えー、開示義務がないことから、えー、今のところ個別にお示しする予定はございません。

え、ただし、なんですが、えー、No.14の対応方針の欄にですね、記載させていただいているとおり、新OM会社単体の財務諸表は、えー、経営審査委員会から要請があれば、報告することは可能ですので、それをもとに、えー、新OM会社の運営状況をご覧いただければと考えています。

で、繰り返しになりますが、えー、新OM会社は、単体の財務諸表を、運営権者に提出しますので、えー、先ほど申し上げたとおり、経営審査委員会に新OM会社の経営状況を報告することは可能です。

また、えー、今後ですね、えー、勘定科目等をですね、簡略化した財務諸表等をームページ等で、えー、運営権者と同様に公開する予定とさせていただきます。

◆大崎広域水道と仙台北部工水の共有資産の減価償却方法

井家上工務部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

えー、それではですね、えー、資料5の、えー、89番に関しまして、口頭で説明させていただきます。

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基本的な考え方に関わる部分につきましては、えー、回答の中に記載させていただいたとおり、資産に関しましては、ま、県が継続することになるので、減価償却までは県が、一方で、運営権者については、えー、その費用は、更新投資に係る固定資産の償却費ですね、無形固定資産として償却していくことになります。

で、この中で、えー、補足させていただきたいのが、運営権者側の会計で行う償却計算、こちらにつきましては、ま、税法をはじめ、ま、企業会計に沿ったルールで行うことになります。

え、従いまして、償却費の総額に関しましては、ま、県が行う償却の事案ではあるんですけども、えー、その、ま、プロセスと言いますか、年間の償却額については、地方公営企業法に基づく、ま、県の償却方法とは、ま、期間も含めて、えー、設定が異なるということを補足させていただきたいと思います。以上でございます。

◆引継ぎスケジュールと進捗状況

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えーと、続きまして、えー、同じく資料5、109番、えー、現時点における引継ぎスケジュール、進捗状況についてというご意見のほうから説明させていただきます。

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えー、現在、えー、引継ぎ期間が満了する3月末でですね、えー、計画工程を作成して、あの、運用しています。また、それらの内容について、えー、1週間もしくは2週間の単位で、引継ぎ業務の進捗状況を確認していますが、あの、現在、特に大きな問題は生じておりません。

で、えー、かつ、えー、採用活動についても、概ね予定どおりです。えー、事業開始時点の従事者確保にですね、概ねの目途が立ち、えー、株主からの出向者、あと新規採用者に加えて、えー、現事業者からの転籍予定者も合計し、えー、バランスの取れた、えー、体制が整っています。

なお、新規者、えー、えー、新規??者によった、配属前に法令で定められた特別教育や、えー、維持管理ですね、に関わる研修機会を提供し、人材育成、えー、活動に、合わせて、えー、推進しているような状況です。

で、えー、また、あの、国内で、えー、オミクロン株が急激に拡大しており、ま、予断を許さないような状況ですが、えー、新型コロナウイルス感染対策をですね、えー、書面やビデオ等を活用した、ま、引継ぎや優先度を付けた計画の見直しなんかによって、えー、引継ぎ業務に影響が出ないように留意して、えー、今後進めてまいりたいと考えております。ハイ、あのう、運営権者からの補足説明は以上でございます。

 

質疑応答

 

田邊委員長

ハイ、どうもありがとうございました。えーと、それではですね、えー、ここから質疑応答に入りたいと思いますが、いま説明いただきました内容およびそれ以外で、ご質問等ございますでしょうか? 挙手していただければ、その方から順番にということでいきたいと思います。ハイ、それでは、えっと、橋本委員、お願いします。

◆職員の採用区分情報は提供可能か?

橋本委員

ハイ、えーとー、資料5の113番の質問の回答についてですが、あのう、「職員の採用区分は、いずれの計画においても記載する予定はありません。」とありますが、あのう、ま、計画書に書いていただかなくても結構なんですが、たとえば不開示情報として、委員会に提示するとか、そういうことは可能なんでしょうか?

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田邊委員長

これについては、運営権者のほうから、ハイ、お願いできますか。

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ご質問のご趣旨は理解しましたので、改めて、ちょっと弊社で今一度、ちょっと検討させていただいて、あの、次の機会、また、あのう、別の機会にですね、回答差し上げるようにさせていただくことでよろしいでしょうか。

橋本委員

はい。お願いいたします。

田邊委員長

ハイ、えーと、それでは、今のお話しにつきましては、あのう、委員長、副委員長預かりという形にさせていただいて、えー、事務局より、また、各委員へご報告させていただくという形で進めたいと思います。運営権者からの一応回答を踏まえてという話になります。えー、その他、ございますでしょうか? はい、では、内田委員、お願いします。

◆非公開の議論の質問受付は?

内田委員

質問ではないんですけど、ちょっと確認なんですが、議事の進め方で、最初のほうに、きちんと進行担当者の方から、公開できるものと公開できないものに分けて議論するというふうにおっしゃってたんですけれども、今の段階でというのは、こちらについての質問も受け付けてる状態でしょうか?

大沼水道経営改革専門監

今、あの、公開の部分になりまして、あのう、後ほど、これ、公開の部分終わったらですね、また、仕切り直して、非公開の議論にさせていただきます。

◆内部資料の作成・保存・廃棄と内部通報制度について

田邊委員長

よろしいですか? 何か、ということで、ハイ。では、他にございますでしょうか? ハイ、それでは、小野寺委員、お願いします。

小野寺委員

えー、資料5のですね、この、8番の全体事業計画に関して何ですが、えー、情報公開の規定を整備していただき、えー、会社のホームページでも公開されているのは確認いたしました。

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で、えー、その会社のホームページのですね、あのう、情報公開規定で、情報公開の規定の中にですね、あのう、ま、内部の資料の作成・保存・廃棄に関して、え、ま、これを適切に行うものとするとあるんですけども、えー、会社運営の、その、資料などについての保存期間ですとか、え、まあ、要は管理に関する定めですね、えー、文書の公開とともに、文書の管理に関する定めも重要だと思いますけれども、これらについてのルールの策定はどのようにお考えでしょうか? というのが1点。

え、もう1つがですね、えー、今日の資料の4番、事業計画の概要についての、ページで言うと11ページに、法令遵守に関する項目がありまして、その中で、内部通報制度というものが、あの、記載されております。

で、この内部通報制度なんですが、現時点で、具体的なですね、その制度の定め、規定などが設けられているのでしたら、これについて、あの、この会議、えー、その他で、こう、委員にですね、えー、情報いただくことができるものなのか? その辺りについて教えていただきたい。

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田邊委員長

ハイ、では、運営権者。

守屋経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

はい。えーと、それでは、あのう、前半の、まず、文書管理の定めに関してなんですが、えーと、文書管理規定自体、あのう、定めておって、運用を開始しております。

で、その中で、あのう、当然、あの、やはり、一番ポイントになるのは廃棄の定めだと思うんですが、あのう、ま、えーと、この事業はですね、20年の有期の事業だということで、20年後に、ちゃんとそのデータを引継ぐことを考えましてえーと、保存できる限り保存するという対応を取ろうとしています。

で、ただ、原本で残すわけではなくて、基本的にはオール電子化をして、あのう、残していくということを想定しておりますので、えーと、文書管理規定上も、原則、事業期間中は廃棄しないというような定めになっております。前半は、それでよろしかったでしょうか? ハイ。

で、後半に関しては、えーと、メタウォーターのですね、この、メタウォーターのコンプライアンス体制の中の、えー、内部通報制度やヘルプラインを利用することになっておりますので、えーと、すでに、えーとー、制度で運用されているという理解でございます。

で、その中身については、えーとー、後ほどというか、えーと、また、委員長預かりの仕事かもしれませんが、えーとー、お出しすることは可能だと思いますので、えー、対応させていただきます。

田邊委員長

ハイ、えーと、そういう対応でよろしいでしょうか? あるいは、繰り返し、質問等あれば。

小野寺委員

そのような対応でお願いしたいと思います。前半のですね、文書の管理規定についても、おー、委員の間で協議させていただければと思いますので、えー、よろしくお願いいたします。

◆ホームページ上の情報公開の仕方と地域貢献について

田邊委員長

ハイ、ありがとうございます。えーと、その他に、ご意見等ございますでしょうか? では、増田委員、お願いします。

増田委員

すいません、いろんな所あちこち、なんか飛びそうなんですけれども、今あった、あの、おー、えっとー、みずむすびのホームページでの公開の件ですが、あの、えーと、どれをホームページに載せて、えーと、載せないかというのは、ま、なかなか難しい状況があったり、たとえば、あのう、県のホームページも、つい最近、なんか、あのう、仕様が、デザインが一新されたんですけれども、逆に、あのう、辿り着けなくなってしまってですね、てなことがあるので、少し、そこ、ルールも、えとー、どういう形で、えーとー、ホームページを見やすいようにして、あのう、データも、こう、継続して、各部分も、あの、バックアップして見られるような形で、えーとー、細工していただけるといいなと思いました。

えっとー、あと、第2点目はですね、えっとー、あのう、おー、資料5の質問の20番のところに、えーと、電力削減1%のこと、なんか、あの、書いたんですけど。

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ま、これは理解も含めてですね、えーと、ま、再生エネルギーのことかどうかわかりませんが、えーと、エネルギーマネジメントとかCO2の排出とか、まあ、最近、そういう分野で、えーと、関心も集まってきていますので、えーとー、特に、そのう、環境系の、あの、直接、水の環境負荷以外もいろいろあると思うんで、その、環境マネジメントみたいなものも、一元してどこかで、こういうことが行われてるっていうのがわかるような情報が出てくるといいなというふうに思いました。

あと、おー、3点目は、えとー、えー、OHP、パワーポイントのほうの、えーと、17ページのところに、えーと、地域貢献というのが、ま、出ているんですけれども。

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えーと、まあ、実際に始まってからですね、あの、いろいろ、えーと、地域の活動との関係とか、ボランティアの受け入れとか、いろんなものが、えーと、動き出すと思うんですけれども、えーと、特に、その、事業ノウハウの引継ぎとかですね、人材育成みたいなことに関すると、たとえば、その、インターンシップのような、えーと、地元との、こう、連携も、もう少し通常から図られていけるとかですね、あのう、直接、この事業には関係していないんだけれども、その、水関係に関心があるような方との勉強会とかですね、ま、そんなようなものも、ぜひ、そのう、宮城県における中核的な水集団ということになりますので、そんなことも考えていただければなというふうに思いました。えと、以上3点でした。

田邊委員長

ハイ、ありがとうございます。えー、情報公開に関するものと地域貢献で、地域貢献については特に、ま、イベントだけじゃなくて、日常からいろんな形で、こう、水について、こう、地域との触れ合いを目指してほしい、ま、そんなお話かなという具合に伺いましたけれども、えーと、これは、じゃあ、運営権者のほうからお願いします。

酒井社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

はい。あの、一個一個、あの、ご意見頂戴しましたけども、基本的にはすべて、あの、承りましたと回答させていただきました。様々な形で、えーと、県民のみなさまに、あの、ご理解いただけるような努力を進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

田邊委員長

ハイ、ありがとうございました。えーと、増田委員、よろしいでしょうか? はい。 えーと、それでは、他に何か質問等ございますか? では、佐野副委員長、お願いします。

◆事業開始時の地域人材の年齢層は?

佐野副委員長

あの、引継ぎがですね、あのう、完璧というか、順調に進んでいるということで、あのう、安心しているところでございますが、その中で、あの、地域人材が、いま、もう、割合としては8割ということで、えー、ございました。

えー、あの、把握しいてればで、もう、かまわないんですけども、この年齢は、どのような感じで。

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

あのう、申し訳ありません。今日ですね、この場で、えーと、年齢層なんかについての回答は、あのう、難しい状況なんですが、ま、肌感覚で申し上げると、ま、比較的若いと申し上げる20代、30代の方含めて、また、あのう、近い事業でですね、ご経験を積まれた方々、40代以上の方々、あのう、ご入社いただいてるような状況ですので、そういった方々のスキルを活用させていただいたり、ま、研修については、先ほど申し上げたような研修機会を通してですね、スキルアップに努めていただいたりというような組織作を、ま、これから考えていきたいなと思っています、ハイ。

佐野副委員長

ありがとうございます。あのう、持続可能性のことを考えますとですね、やはり、継続的に、その、年齢の辺りをですね、あのう、ま、注意して進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

はい。承知しました、ハイ。

田邊委員長

ハイ、では、よろしいでしょうか? 他に? ハイ、では、今井委員お願いします。

浄水場などの場内管路の修理責任はどこになるのか?

今井委員

ご説明ありがとうございました。えっと、資料5の、5でですね、えー、3ページのところの、えー、35番でご回答いただいた内容についてですね。

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あのう、責任分界点を、おー、ま、浄水場であれば、着水井の流入弁から、えー、流出点、これは、あのう、流出部屋(?)の流出弁だと思うんですけども、という範囲で、えー、「責任分解をしてますよ」っていうことで、えー、この間は、あー、運営権者という理解になるのかなって、ボクこれを読んで思ったんですけども。

えっと、その間でもですね、たとえば施設と施設をつないでいるパイプのところとかありますよね、場内パイプのところとか。そういったことについては、ちょっと、どうなるのかな? っていうのが、これでは読み取れなかったので。えー、なかなか場内の管路って、えー、扱いが難しいところなんですけど、その辺、どういう整理されてるのか? えー、運営権者なのか、県なのか、わかんないんですけど、ご回答いただければと思うんですが。

大沼水道経営改革専門監

えー、場内に関しましては、基本的に運営権者が所管することになっています。

今井委員

ということは、場内の、たとえば管路で漏水あったりしたら、えー、運営権者のほうで修繕をするということになりますね。

大沼水道経営改革専門監

あの、あくまでも、責任分解点を境にして、どちらかが対応するということでございます。場内は基本的に、運営権者になると思います。責任分解点の考え方は、丸ごと仕切られるような配置にきちんとしておりまして、そこで区別するというふうにしております。

今井委員

はい。わかりました。ありがとうございます。

◆危機管理体制について

田邊委員長

ハイ、えー、それでは、他に何かご質問等ございますか? ハイ、では、内田委員、お願いします。

内田委員

えっとー、事業計画ということに関しての質問にはそぐわないかもしれないんですけども、まあ、えっと、水質とかの管理とか、えーと、改築、修繕に関しては、まあ、これから、いろいろなこと盛り込んで、えーと、計画立てていくということで、まあ、かまわない。かまわないと言うか、いいのかなと思うんですけども、えーと、4月、あと2か月後に事業が開始されますけれども、えと、危機管理体制については、もう4月の段階で、すぐに、えーとー、いま紹介いただいた体制で対応できると考えてよろしいでしょうか? それとも、何か移行中という段階とか設けるんでしょうか?

田邊委員長

ハイ、これは運営権者から、お願いします。

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

安東のほうからお答えさせていただきます。えとー、資料3でしたかね? 

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えとー、先ほど守屋のほうからですね、ご報告させていただきました資料3に、えー、示しているとおり、えー、運営事業に係るBCP、また、あの、それを補完するような危機管理マニュアル等で調整を進めています。

すでに、契約上のですね、えーと、提出期限は、えー、済んで、その辺りの、えー、手続きは完了しているんですけども、今ご指摘いただいたような4月1日からですね、もし、あのう、まだ、進まないような、ま、あのう、事態については、きちっと事業維持ができるような、あのう、実際に、業務を回せていくような体制を取れるように、今、あのう、見直しているような、引継ぎ業務を通してですね、見直し、また、アップデートしているような状況ですので、えー、この質問の回答としては、4月1日に運用できる体制を目指しているという回答になります。

酒井社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

あの、少し補足をさせていただきます。BCPの計画そのものはですね、えー、あの、作成をして、県のほうに提出をさせていただいております。

ただし、あの、BCPという、あの、えーと、毎年と言いますか、あの、ドンドンドンドン、ブラッシュアップをしていくものだと思っておりますので、え、訓練などを通じてですね、えー、ま、より精度の高い、レベルの高い計画にですね、えー、ま、ドンドンドンドン改善を続けていきたいというふうに、あの、考えております。

田邊委員長

ハイ、よろしいでしょうか? はい。それでは、他に何か質問等ございますか? ハイ、では、橋本委員、お願いします。

◆運営権者の議決権株式の譲渡について

橋本委員

ハイ、あのう、これは県に対しての質問になりますが、えーと、資料5の116になります。

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あのう、契約書によって、あの、運営権者の株主構成の変動はあり得るというご回答になっていますが、それは、たぶん、あのう、えー、株主が、えー、他会社に譲渡をされて、あの、まあ、別会社に、その時点になるわけですけれども、そういった場合に、あのう、まあ、その次の会社に引継がれると、そういう理解でよろしいんでしょうか?

田代水道経営課長

ハイ、あの、えー、直接的な答えになるか、アレですけれども、この2行目に書いてあるとおり、あのう、制度設計上ですね、あのう、あくまでSPCさんの、おー、運営権者さんの議決権の株式を、おー、ですね、あの、おー、会社の三者に譲渡する場合については、県の事前の承認が必要だというふうな制度にしてございます。制度上ですね。

その段階では、当然、われわれとしましては、当然のことながら、ま、第三者につきまして、しっかりと、あのう、募集要項で記載している、規定しておりました、あー、この事業をしっかりと運営できる方かどうか? というところを、しっかりと照らしたうえで、ま、承認するということになりますので、まず、この事業がですね、継続的に運営できるということであるというふうな判断ができる方について、えー、ま、承認するというような、そういった手続きのもとで、制度を構築したということでございます。

橋本委員

確認させていただきますと、あの、先ほど、私が、あのう、述べたような例になりますと、ま、新たな出資者に議決権株式を新規発行するということにあたるということですね? 

田代水道経営課長

新たな方に、あの、ま、増資ということでよろしいんでしょうか?

橋本委員

増資と言いますか、現在の株主が、あのう、別の会社に統合されたりして、まあ、新しい会社になりましたというと、あのう、今の株主は、ま、損(?)なんでしょうか? あのう、会社がなくなるわけですよね?

田代水道経営課長

あの、えー、まあ、今、たとえば、あのう、おー、先ほどの、あの、10社の構成ありますけれども、ある方が、あるA社というところが、あの、あの、第三者の方に株式を譲渡する場合ということですよね?

橋本委員

そうです。

田代水道経営課長

はい。そういった場合については、あの、県の事前の承認が必要だというふうなことでございます。はい。

橋本委員

ありがとうございます。

田邊委員長

はい。アレですかね? 今の議論を少しちょっと整理すると、株主からの譲渡で、え、既存の株主から既存の株主に譲渡する時は、事前承諾は必要なしというお答えですか?

田代水道経営課長

ハイ、あのう、おー、出資者間のですね、譲渡については事前の承認という規定は設けてございません。事後の報告になります、ハイ。

田邊委員長

ただ、純粋な第三者が入ってくる場合は、県の承認が必要だ、と。で、合併とかの場合は、ま、いろんなやり方ありますけれども、通常、既存の株主と交換という形になって新規発行になるかしれませんけれども、それは第三者へ支払う、への譲渡と、資産と考えられるということで、それも県の承諾が必要だ、と。こんな理解でよろしいですか?

田代水道経営課長

ハイ、あの、それほどですね、あのう、こういうことは、あのう、想定しにくいんですけれども、おそらくですね、あの、株主間での譲渡についても、事前にわれわれのほうに相談は当然あるというふうに考えてございますので、そういった中でですね、適正な運用を図ってまいりたいと考えてございます。

田邊委員長

運営権者さんのほうも、そういうような理解でよろしいでしょうか? 株主間譲渡の場合についてと、???の場合ですが。

酒井社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

あのう、正直、全く想定しておりませんけれども。あのう、あり得ないことだというふうに思っておりますが、必ず、あのう、県の方、行政のほうにですね、そういうご相談をさせていただきたいというふうに思っています。

田邊委員長

ハイ、えー、ここで、今、法的な枠組みから見て、小野寺委員、何か、今の議論でよろしいでしょうか?

小野寺委員

ボクも、今の議論で、あの、違和感ありませんので。

田邊委員長

ハイ、ありがとうございます。あの、弁護士という視点もございますので(笑)。ハイ、それでは、今井委員、お願いします。

◆業務を第三者に委託する際の手続きと契約を担当する部署

今井委員

ハイ、えーと、質問ですね、資料5のですね、えーと、番号で言いますと、おー、47番に関係して確認なんですけれども。

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えーとー、おー、ご回答の中でですね、えー、ま、「確認するとともに、MSM社内手順により、契約を締結」するということで、ご回答いただいているんですが、えーっと、これは、えーっと、資料4の、おー、29ページのところに実施体制、お示しいただいておりますが、えーと、これ、「(みずむすび)サービスのほうでやりますよ」ということを言ってらっしゃるのか? そこの内容をちょっと確認させていただければと思います。よろしくお願いします。

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鹿間施設管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えー、私、鹿間のほうからご説明いたします。基本的に、あのう、みずむすびマネジメント、私のOM会社の、おー、みずむすびサービス、この第三者に委託する際の手続きについては、あー、基本方針としては、あ、共有しております。同じ方向性ということでご理解いただければと思います。

また、第三者に委託する際はですね、実施契約書上で、え、???で決められておりまして、県に提出するであり、義務の提出の場合もございますので、その実施契約書上で取り決められた、あー、条項通りで実施していくということになります。

今井委員

ハイ、ありがとうございます。えーと、社内部署的にはどこになるんですか? この29ページの絵でいきますと。えっと、本社が上のほうにあって、下に、ま、事業所というのがあるという形になってますよね。どの部署がそういうの担当されるのかなあと思いまして。契約的な業務について。

鹿間施設管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、えー、まあ、本社が、あー、管理することになりますが、あー、マネジメント、おー、について、えー、マネジメントについては経営管理部、また、あー、OM会社については、あー、事業、おー、所、おー、所管になっています。

今井委員

今の後半のご説明は、どういう主旨なのでしょうか?

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

補足させていただきます。え、あのう、まず、MMMというか、あのう、運営権者ですね、あのう、立場から申し上げると、えー、経営管理部によって、そういった購買規定の運用をきちんと司っていくというふうに、えー、ご理解いただけたらと思います。

で、加えて、えー、新OM会社につきましては、新OM会社の管理部門ございますので、え、そこについて、えーと、そういった定めを徹底することによって、あのう、その辺については、各部門が???するというような体制を考えております。

今井委員

そうしますと、契約金額とか、その内容によって、なんと言うかなあ? えー、本社というか、えー、マネジメント会社で契約する場合もあり、一方で、えー、なんと言うのかなあ? 現場に密着するような業務かどうかちょっとわかりませんが、現場に関わるような業務については、新OM会社のほうで契約するようなことを考えてらっしゃるっていう、そういうことなんでしょうか?

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

まず、あのう、業務の内容につきましては、えー、それぞれの業者に応じて役割分担がございますので、たとえば、あのう、改築業務なんかにつきましては、えーと、みずむすびマネジメントみやぎが??して、えーと、各現場で発生する維持管理業務、鹿間がですね、あの、対応するような保全業務なんかについては、えー、新OM会社のほうで??でやる。

で、それぞれの会社の応じた、えーと、職務規定がありますので、それに応じた、えー、ま、決済権限なんかも設けられておりますので、その辺りの体制で、今、??なく、業務については管理していくことを考えております。

今井委員

ハイ、わかりました。ありがとうございます。あのう、ま、契約自体、なかなか、あのう、県民の方も関心高いところかなあと思いますので、一つよろしくお願いします。以上です。

安東副社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、承知しました。

◆メタウォーターとの利益相反について

田邊委員長

ハイ、えーと、それでは他に、ご質問等ございますでしょうか? えーと、みなさまから、よろしいですか? では、えー、今日、少し、私も気付いた点がありましたので、あのう、ちょっと、じゃあ、簡単にするということでありますけれども、そのう、ご説明いただいた資料の11ページの内部統制のところで、メタウォーターの連結子会社として、ま、内部統制しますということで、メタウォーターさんのいろんな、えー、コンプライアンス管理体制を通じ、と。

これは非常に素晴らしいことだなと思っていますが、片方で、そのう、メタウォーターさんとの利益相反ということについては、どのような、ま、この辺が、まあ、まず、あり得るのかな? という話と、それから、どのようなチェック体制になってるのかな? という辺り、教えていただければと思います。

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酒井社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、回答させていただきます。えーと、利益相反につきましては、あの、私、あの、メタウォーターから出向してる人間なんですけれども、メタウォーター関係、先ほどの説明にもありましたように、えー、メタウォーターに発注する場合、私は、あー、取締会等々において権利はございません。えー、ま、え、お許しをいただかないと、同席ができないということになります。ま、そういった独立性はきちっと保って行きたいというふうに思っております。

それから、えーと、もう一つ、あの、おー、ま、連結をしてるということでございますので、えー、ま、あの、そういった意味で、えー、えっと、メタウォーターに発注するというよりも、私はこの会社を作って経営をして、しっかりと、ま、あの、予定の利益を出させていただいて、配当をさせていただく。ま、これが私の職務と思っておりますので、相反と言っていいかどうかはちょっとわかりませんけれども、ま、それが、あのう、おー、この会社の一番重要なポイントだという認識をしておりますところでございます。

田邊委員長

ハイ、えーと、あの、わかりました。えーと、一般の、そうしますと、ま、あのう、株主さんとの利益相反のチェックと同じような形で応えていくというような認識でいいでしょうか?

酒井社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、あの、そのとおりでございます。

◆調達に関する事前事後のチェックはどうなるのか?

田邊委員長

はい。えー、わかりました、ハイ。えーと、それでは、その他、何かご意見等ございますか? よろしいですか? あ、ハイ、では。えー、ハイ、では、お願いします。細川委員、お願いします。

細川委員

ハイ、えー、よろしくお願いします。あのう、ま、今ほどの、あの、議論にも、若干関係あるんですけれども、えーと、資料5の番号で言うとですね、32と、えー、24に関連することです。

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あの、調達に関してなんですけれども、あのう、ま、株主構成員の企業に随契するものと、ま、それ以外があるというふうになってるんですけども、えとー、ま、その、どういう形で調達をしていったか? っていうのは、あのう、後でって言うかですね、あの、ま、当然、その前に、あのう、決定する時に、チェックって言うか、もあり、その後のセルフモニタリングなり、あるいは、この、あの、委員会なりで、確認をするとか、そういうプロセスを考えられているんでしょうか?

で、もし、あのう、それが一つとですね、あの、ちょっと、このう、あの、ご回答いただいた中身をもう少し、あの、説明していただければ、有難いなと思います。以上です。

田邊委員長
ハイ、ありがとうございます。それでは、これについて、あのう、回答お願いします。

守屋経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ハイ、経営管理部の守屋のほうからお答えをいたします。

えーと、調達に関しましては、えーと、まあ、これはその、えーと、改築業務は、えとー、みずむすびマネジメントから、えーと、修繕とか保全に関しては、新OM会社からというようなお話をさせていただいたんですけども。

ま、そういったようにですね、業務の性質とか、あるいは、その、金額、それから、あと株主かどうかみたいなことで、それぞれ、えーと、情報の扱い方というか、えーと、公開の範囲がちょっとずつ変わってくるかなと思っているんですが。

えーと、原則としては、えーとー、県と、えー、コミュニケーションを取りながら、えー、調達先を決めたり、えー、「ここで調達をいたしました」という報告をするようなことは、運用することは考えております。

で、えとー、言いたかったのはですね、少なくとも、「どこに」、えーとー、「いくらで」という情報は、必ず全部県に、えー、報告をしますので、えーと、この経営審査委員会でもチェックが可能だというふうに考えております。

一部、たとえば、その、下水道事業の場合等ですと、この、国費の関係で、事前の調整がいろいろ乗ってくるという場合がありますので、こういったものに関しては、事前に県と突き合わせの厚みがちょっと変わってくるというか、厚めに擦り合わせをするというようなことが必要になってくるかなと考えております。

田邊委員長
ハイ、えー、ありがとうございます。えーと、いかがでしょうか?

◆民間独自の調達方法とは?

細川委員

あ、あの、1点だけですね、あの、えーと、あ、いま公開ですよね? 非公開で(苦笑)。あの、もし、あの、いいというか、質問させていただきますが、えーとー、この場、公開の部分が少し、あのう、言いにくかったら、その旨言っていただければと思うんですけども。

あのう、ちょっと気になったのが、あの、下水道事業、まあ、あの、おっしゃるとおり、えー、国費が入って、えー、結構、調達過程っていうかですね、調達方法についても、あのう、ま、会計検査院等でですね、あの、チェックが入る可能性が随分あるんですけれども。

その中で、あのう、回答の中で、えー、書かれております、民間独自の調達方法というのがですね、ちょっと、われわれ、全然、あの、イメージがつかないので、えー、差し障りのない範囲で、あのう、「こういうもんですよ」っていうの、もし、あの、教えていただければと思います。以上です。

田邊委員長
ハイ、確かにご回答の中に、民間独自のっていうのが、いくつかあると思いますけれども、えー、いかがでしょうか?

守屋経営管理部長(みずむすびマネジメントみやぎ)

ま、できれば、ちょっと、非公開のところでお話しをさせていただければと思います。 ちょっと、その部分、結構なノウハウの部分だというふうに想定をしております(傍聴室では「問題!」という声が漏れる)。

田邊委員長

ハイ、よろしいですか?

細川委員

ありがとうございます。

田邊委員長

それでは次に行きたいと思います。えー、その他、よろしいでしょうか? 

ハイ、えー、それではですね、えー、次第の2 委員会の運営についてで決定しましたとおり、情報公開条例によって、非開示情報を含む質問等に対する運営権者からの回答につきましては、この後の非公開審議において継続することとし、今回の審議は一旦終了させていただきます。

 

4 その他

 

田邊委員長

それでは、次第の4 その他に進みますが、事務局から何かございますか?

◆経営審査委員会の開催スケジュールについて

小野寺総括技術補佐

ハイ、事務局です。あのう、今後のスケジュールにつきまして、えー、資料6を用いまして、えー、説明をさせていただければと思います。

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経営審査委員会の開催スケジュールについてでございます。

令和4年度におきましては、えー、4月1日から、えー、みやぎ型管理運営方式による事業開始となります。

えー、6月30日に、えー、第1四半期が、えー、終了しまして、えー、7月から8月頃、本委員会を開催しまして、えー、事業実施状況の確認をお願いしたいと考えてございます。

また、9月末で、えー、第2四半期末となり、えー、11月中旬が、半期業務報告書の提出期限となりますことから、えー、12月から1月頃、えー、本委員会を開催しまして、えー、半期報告に対するモニタリングを行いたいと考えてございます。

翌令和5年度におきましては、えー、6月下旬に年間業務報告書・財務諸表・監査報告書報告期限となってございますことから、えー、7月から8月頃、えー、本委員会を開催いたしまして、年間報告に対するモニタリングを行いと、えー、考えてございます。

以降につきましては、令和4年度の下半期と同様にですね、11月中旬ごろ、えー、半期業務計画書の提出を受けまして、えー、本委員会の開催を考えてございます。

なお、経営審査委員会から、あの、答申を受けた後、えー、県議会にも、えー、報告をしていくとしてございます。

経営審査委員会の開催時期につきましては、えー、初年度ということもございますので、現時点の予定ということでご理解いただければ幸いでございます。以上でございます。

田邊委員長

ハイ、ありがとうございます。えー、それでは、以上説明いただきました内容についてご質問等ありますでしょうか? ハイ、えー、次第の4、ハイ、じゃあ、ハイ、えーっと、菊池委員ですか? ハイ、お願いします。

菊池委員

ハイ、えーとー、4月から8月頃に、あのう、経営審査委員会、開かれるということですけれども、事業実施状況の確認とありますけれども、実際、あのう、どのようなことを報告していただいて、えー、確認するのか? ということがわかっていたら、教えていただければ。

田邊委員長

では、事務局から。

田代水道経営課長

ハイ、あの、初年度のですね、第1回目につきまして、正直、あの、えーと、具体にですね、詳細を進めていること、わけではございませんけれども、まず、あのう、事業各種の第1四半期、???の事業ですね、そして、あの、実施状況、当然、あの、経営も含め、現場のですね、あのう、作業状況も含め、えー、順調に滑り出しているというところをご報告できればというふうに考えているところでございます。

田邊委員長

ハイ、えー、よろしいでしょうか? はい。ま、あの、初年度ということもありますので、今のところ順調に、引継ぎ含めて順調に進んでいるというお話ございましたけれども、実際にやってみた中で、いろんな課題が出てきてないか? とか、ま、それをさらに、どう、四半期ベースの数字出ていればですね、その数字でも検証できるんじゃないかなというあたりで、ま、あの、意義あることかなということで、ご提案いただいたんじゃないかなと思っております。よろしいでしょうか? ハイ。

増田委員

すいません。今のところで。

田邊委員長

ハイ、じゃあ、増田委員、お願いします。

増田委員

えーとー、来期の、おー、第1回の経営審査委員会、今の件なんですけれども、少し、その、3カ月ぐらいやってみてですね、その、現場の雰囲気がどんなものか? っていうのを、ボクらのところに伝えていただけると、ありがたいなあという感じがしておりますので、少し、あの、書類だけではなくてですね、あのう、何て言うか、そういうものがわかるものをご準備いただけると、たぶんビデオとかですね、あのう、写真とか、そんなものも含めて、実際にどういう形でこれが動き始めてるのかっていうのを、ぜひ、あの、お知らせいただければなと思いますけれども。

田邊委員長

ハイ、これは、運営権者のほうから、いかがでしょうか?

酒井社長(みずむすびマネジメントみやぎ)

承知いたしました。少し検討させていただけますでしょうか?

田邊委員長

それでは、事務局もそういうことでよろしいでしょうか?

田代水道経営課長

ハイ、あの、おー、現場のですね、実施体制を含めまして、あのう、あー、あー、業務現場でですね、どういうふうにしてるのかということが、あのう、わかっていただけるような、ご理解いただけるような資料をですね、運営権者のほうとも協議しながら、あー、あー、資料作成いたしまして、ご報告させていただきます。

田邊委員長

ハイ、あのう、この会議自体、ま、基本的には公開されているものですから、あのう、われわれ委員にとってもわかりやすく、また、実際、これを見られている方にとってもわかりやすい形で、これを示していただくのは、非常に大事なことじゃないかなと思いますので、そこらへん含めまして、それぞれ、事務局含めて検討させていただくということで、よろしくお願いいたします。

えー、そのほか、何かございますでしょうか? よろしいですか? えー、それでは、次第の4については以上となりますが、他に出席者から、何かありますでしょうか?

◆公開審議終了・傍聴者退出

田邊委員長

それでは、一時、委員会を休会いたします。この後、非公開での審議を行いますので、 えー、恐縮ですが、報道関係者は退出をお願いいたします。

傍聴室の事務局職員

ハイ、すいません、以上で終了となりますので、申し訳ございませんが、ご退出お願いいたします。

傍聴者

ごめんなさい。この公開のままで退出ということ?

傍聴室の事務局職員

そうです。あのう、外部には出ないという形ですね。

傍聴者

つまり、閉会、もう今の時点で閉会しちゃったっていうのはない?

傍聴室の事務局職員

今の一時休会で、あの、全員退出のうちに、ハイ。

傍聴者

あの、非開示の部分で、その他(の質疑応答)っていうのはあり得ない? わかんないね?

傍聴室の事務局職員

それは、結局、その、委員が、どんな質問をされるのかっていうのは、読めないので。

傍聴者

あのう、非開示部分がどのぐらい時間がかかったかは、後で教えてもらえますか?

傍聴室の事務局職員

あ、ハイ、わかりました。

傍聴者

あ、あのう、あの、議事録とかにもアップしてください。非開示部分の会議が、終了時間、どのぐらいかかったか? っていうことは。

傍聴室の事務局職員

終了時間ですね。

傍聴者

そう、終了時間。何時か、せめて(笑)。

 

◆非公開審議項目

筆者注)

県がホームページで公開している議事録によると、非公開審議項目は以下のとおりだったようです。

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令和3年度第2回宮城県企業局経営審査委員会 議事録 p12 よりhttps://www.pref.miyagi.jp/documents/36868/r0302_gijiroku.pdf

MMM=みずむすびマネジメントみやぎ、新OM会社=みずむすびサービスみやぎ、SPC

特別目的会社)=みずむすびマネジメントみやぎ です。

 

資料5で、運営権者からの回答に「非開示情報を含む」とされた質問・意見の内容

No.3    SPCの役員の経歴と所管について確認したい。

No.4    (株)みずむすびマネジメントみやぎ の役員名簿(出身母体を含む)

No.6    図2.2-1 各部、各Grの配置人数は、新OM会社の各Grの配置人数は何人か?

No.12   想定されている金融機関借入、株主劣後ローンの借入条件(金利を含む)について確認したい。

No.13   表2-5-2に記載されている株主劣後ローン(短期)の数値の意味について、確認したい。

No.43   貸借対照表の有形固定資産額の増減理由を教えてください。

No.44   令和6年度の貸借対照表無形固定資産の更新投資に係る資産の内訳を教えてください。 

No.119 契約という観点で見ると「みずむすびマネジメントみやぎ」と「みずむすびサービスみやぎ」は別会社であると考えられるが、計画書では「みずむすびマネジメントみやぎ」と「みずむすびサービスみやぎ」を分けずに記載されているのは、運営上の問題はないのか。

資料5 事前に提出された質問・意見等http://www.pref.miyagi.jp/documents/36868/r0302_shiryo05.pdf