宮城県の水道民営化問題

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12/13建設企業委員会でのみやぎ型の進捗状況に関する報告&質疑応答です。

2021年12月13日、宮城県議会 建設企業委員会で、「みやぎ型管理運営方式」事業開始に向けた進捗状況の報告と質疑応答が行われました。

 

今回の記事内容

「みやぎ型管理運営方式」事業開始に向けた進捗状況の報告

「みやぎ型管理運営方式」事業開始に向けた進捗状況の報告に対する質疑応答

◆経営審査委員会の傍聴人数が10名というのは少なすぎるのでは?

◆受水市町村から募った意見の内容は?

◆県民への説明をどう行っていくのか?

◆事業開始に向けた人員確保はできるのか?

◆各事業計画の確定版はいつ出るのか?

◆各事業計画は経営審査委員会でも審議する

◆受水市町村の意見の反映は継続的に行う

◆相互応援協定は引き継がれるのか?

 

「みやぎ型管理運営方式」事業開始に向けた進捗状況の報告

 

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遠藤委員長

続きまして、執行部から報告したい旨の申し出がありますので発言を許可します。本日の企業局の報告事項は1カ件です。公営企業管理者の報告を求めます。

櫻井公営企業管理者

えー、「みやぎ型管理運営方式」の事業開始に向けた進捗状況につきまして、えー、 去る12月6日月曜日でございますが、株式会社みずむすびマネジメントみやぎと実施契約を締結し、同日付けで同社に対し、えー、公共施設等運営権を設定いたしましたので、ご報告させていただきます。

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初めに、実施契約の概要でございますが、県企業局が所有する9つの上工下水道の運営を20年間にわたり民間事業者が実施するために必要な事項を定めたものでございます。

実施契約書につきましては、あー、今年9月の建設企業委員会でお配りし、ホームページにおいて公開してございますが、従前からの変更はございません。

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www.pref.miyagi.jp

次に、えー、公共施設等運営権の設定につきましてご説明いたします。別紙をご覧願います。

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PFI法の規定の基づき、大崎広域水道はじめ、みやぎ型の対象となります9つの水道施設につきまして、運営権者、株式会社みずむすびマネジメントみやぎに、運営権を設定 いたしました。

今後、運営権者から内閣府に対して、運営権の登録手続きが行われる予定でございます。

えー、報告の本文にお戻り願います。

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今後の予定につきましては、あー、12月24日に、第1回目となる経営審査委員会を開催いたしまして、年明けからは、既存の事業者からの業務の引継が本格化してまいります。
2月上旬には、第2回目の経営審査委員会を開催する予定としてございまして、4月からの事業開始に向けた準備を着実に進めてまいります。私からは以上でございます。

 

「みやぎ型管理運営方式」事業開始に向けた進捗状況の報告に対する質疑応答

 

◆経営審査委員会の傍聴人数が10名というのは少なすぎるのでは?

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福島委員

えーと、経営審査委員会が12月24日に開かれるということで、えー、この傍聴について、ホームページにすでにアップされております。

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www.pref.miyagi.jp

(12月)17日までが申込期間ということですけれども、傍聴人数が10名というのは少なすぎるんじゃないでしょうか?

田代水道経営課長

ハイ、あのう、おー、県庁4階のですね、特別会議室を会場といたしました。その関係上ですね、ま、10名というような、ま、少人数というご指摘かもしれませんが、あー、会場の都合から、10名というような傍聴人としたものでございます。

福島委員

えーとー、マスコミ公開はするのか? また、議員の傍聴も、一般と同様抽選となるのか? 伺います。

田代水道経営課長

ハイ、あのう、マスコミの方につきましてもですね、基本的にはですね、あのう、おー、公開、非公開、あー、この委員会の公開、非公開につきましても、第1回の委員会で、えー、お諮りする予定としてございますが、原則的には公開の方向で進めたいと考えてございます。

で、えー、基本ですね、そういったマスコミさんのほうにもですね、案内をしまして、ま、あのう、マスコミのほうにも入っていただこうというふうに考えてございます。

また、議員のですね、えー、えー、傍聴につきましても、われわれとしては、あの、極力、あの、お受けしたいとは思ってるんですが、なにぶんですね、あの、会場の都合がございますので、あの、おー、各、あの、特に建設企業委員会の委員の方々にもですね、あの、傍聴されたいという方につきましては、ご相談いただければ、極力ですね、さしたいなあというふうには考えているところでございます。

福島委員

会場の都合で傍聴者の人数を制約するというのは、逆の話じゃないですかね? 

あのう、できるだけ多くの方に、あのう、傍聴していただけるような会場をセットするという考え方もあると思いますし、また、いま、あのう、うー、オンラインで、その、公開、リアルで公開、ライブで公開するというのも種々行われていますので、その点についてはいかがですか?

田代水道経営課長

あの、おー、ですね、11月の、おー、常任委員会でもご指摘を受けましたが、その時点でですね、会場のほう設定していたということもございまして、今回はこのような形で設営させていただければというふうに思ってございます。ご理解願えればと思います。

あと、あの、オンライン等ですね、ビデオ等につきましてもですね、さまざまな県の機関と言いますか、委員会ですね、ございますが、そちらのほうとですね、窓口のほうとうも相談して、対応のほうについては検討させていただきたいと思います。

福島委員

じゃ、オンラインでの公開というのは、まだ、あの、余地がある、可能性があるというふうに伺ってよろしいですか?

田代水道経営課長

ハイ、まだ今、決定はしてございませんが、これはですね、私、あの、ま、県の、あのう、取りまとめしてる土木であったりとか、また、あの、委員会の委員のほうともですね、相談しなくてはいけないところだと思いますので、検討させていただければと思います。

◆受水市町村から募った意見の内容は?

福島委員

また、あのう、えー、受水市町村から、ま、10月15日説明をして、それで、そのう、意見を募っているというふうに聞いておりますけど、どのくらい意見が出ているのか? ま、どんな内容なのか? ま、もうすでにまとまっているのではないかと思うんですけど、いかがですか?

田代水道経営課長

ハイ、あの、本日ですね、机上に配布させていただきました。

11月の15日にですね、えー、事業計画書のドラフト版ですね、まだ完成品でないので、取扱注意というような形にさせていただきましたけれども、配布させていただきました。

で、こちらにつきましてはですね、えー、先月末、11月の30日まで、えー、ま、各市町村から意見をいただいたところでございます。全部でですね、130を超えるような意見が出てございます。

で、えー、主なものと言いますのはですね、あの、ま、「今回の事業計画が変更しなくていはいけない」と、そういったものではなくて、様々なですね、お出ししました計画であるとか、検査の項目ですね、そういったものの根拠であったり、えー、あ、根拠ですね、「それはどういう考え方なんですか? 」というようなことを求めるものであったり、あと、あの、こちらはちょっと技術的になるんですが、市町村所有で、県がですね、市町村から委託を受けて、えー、管理してございます第2受水施設っていうのがあります。そこの流量計等なんですが、これのですね、手続きは、今度運営権者が変わりますんで、「どういう形になるんですか? 」という質問であったりとか、そういったものでございます。

で、あの、こちらにつきましては、今ですね、あの、集まったですね、意見につきまして取りまとめまして、回答案を作成しているところでございます。かなり、あの、なんて言うんでしょ、えーと、最初に申し上げました、あの、検査項目等の根拠等につきましては、あの、運営権者との調整なども必要になってきますので、時間がかかってございますが、なんとか年内にはですね、まとめて、各市町村に返したいというふうに考えているところでございます。

福島委員

ま、できれば、そのう、市町村に返すだけではなくて、ま、市町村からこういう質問が出ていて、それに対して県としてはこういうふうに回答したというのを、われわれ委員会の委員にも、ぜひ、あのう、えー、資料として提供いただきたいと思うんですけど、いかがですか?

田代水道経営課長

あのう、委員長とも相談してですね、あの、極力ですね、あの、委員のみなさまにも、おー、お知らせしたいと思います。

福島委員

ぜひ、あの、速やかに、あのう、提供いただくように、委員長からも取り計らっていただきたいなというふうに思っておりますが、どうでしょうか?

遠藤委員長

ハイ、検討させていただきます。

◆県民への説明をどう行っていくのか?

福島委員

えーと、県民への説明会の予定が、今回の、その、今後の流れの中にも、今後の予定の中にも、あのう、記述されておりません。

また、あの、先ほどいただいた、あのう、資料、膨大なので、あの、えー、チラチラって見たら、今後の年間スケジュール案っていうのが、A3で出ておりましたが、これは、私どもがいただいた今後の流れより、より詳しい中身になっておりますが、これについても、県民向け事業説明会というのがありません。

あのう、やらないつもりですか? どうですか? この間、あの、できるだけやりたいということのご答弁は、管理者からもいただいてますけども、この点どうですか?

田代水道経営課長

ハイ、あの、おー、われわれとしましてはですね、あの、事業説明会につきまして実施しないということを考えてるわけではないんですが、いかんせん、あの、今コロナのですね、あの、コロナ禍という中で、なかなか、あの、大人数を集めるというところが、あの、いま決断できる状況にないという中で、あの、「この時期になります」という計画がですね、お示しできてないというところでございます。

ただ、あの、いずれ、あの、えー、ま、正式に、あのう、今月、ま、頭に、契約締結 いたしました。その事業実施に向けまして、ま、運営権者となりますけれども、正式にですね、そちらとご一緒にですね、事業説明会に関わらずですね、様々な媒体を使いまして、事業の計画のほうにつきましては、県民のほうに説明してまいりたいというふうに考えてございます。

福島委員

ぜひ、あのう、早急に県民への説明する機会を、あの、設けていただきたいと思います。記者発表では、明日のお昼時間に、知事と、その、みずむすびマネジメントさんとの、ま、なんて言うんですか、初対面みたいなことが、あの、おー、発表されておりますけれども。

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www.pref.miyagi.jp

ま、大事なのは、その、えー、この日本で初めてのみやぎ型が4月から実施されるけども、「さっぱり中身がわからない」という県民に対して、できるだけ、ま、市町村もそうですけれども、県民に対しての説明責任は、決して、あのう、えー、軽いものではありませんし、果たさなければならない重大なことが、後回しになってるというふうに思うんですけども、管理者、さっきからちょっと目をそらしてるようですけども(笑)。

ぜひ、あのう、ギリギリの事業開始直前ということではなく、やはり、あのう、県民に対して、あのう、安全安心に、そして、安価な、あのう、えー、「水道3事業の提供をこのようにしていきます」というような説明は、きちんと、えー、早期に行うべきだと思うんですけど、見通し伺いたいと思います。

櫻井公営企業管理者

あのう、当然、その、県民には、あー、説明をしていく必要があると思っておりますし、ま、それが、あのう、説明会という形、あるいは、いろんな形での説明というのが必要だというふうに思ってございます。

それは、あの、あー、いわば、あの、「始めるまでにはしっかりと」と言っておりますけども、これは始まった後もですね、「具体的にこういった管理をして、こういう結果なんだ」ということについては、普段から、あー、県民に対して説明をし、そして、 議会に対しても説明をし、えー、「しっかりと管理をしているのだ。しっかりとした水を供給をしている」といったことは、普段、われわれの義務としてやっていくべきだというふうに思ってございます。

えー、説明会は、何回したからいいという問題ではないと思っておりまして、ま、あの、必要に応じてやりますし、えー、それ以降も、しっかりと県民に対して説明をする。そして、疑問があれば、あー、出向いて説明をする。こういった姿勢は、あー、これまでもやってまいりましたし、今後のことも、その感じでやっていきたいというふうに思っているところでございます。

福島委員

ま、ただですね、今年の、えー、4月から6月にかけて、ま、4回事業説明会を、これは議案を通す前に行ったのみですので、やはり、実施契約を結び、こういう形で、そのう、事業が始まりますよという時点での、まあ、説明なり、県民への理解を求めるアクションは、ぜひ行うべきだというふうに思います。えー、重ねて、あのう、早期な具体化を求めたいというふうに思います。

◆事業開始に向けた人員確保はできるのか?

ま、ただ、あのう、えー、今後、事業引継が本格的に進められるということで、えー、今日の資料にもありますが、えー、予定した269人体制は、ホントに確保できるのですか? あの、現在、どこまで、あのう、確保できているのか?

えー、みずむすびマネジメントさん、あるいは、みずむすびサービスさんから、えー、「このぐらいの人員は確保できますよ、できてますよ」っていうような情報提供はあるのかどうか? 伺いたいと思います。

田代水道経営課長

ハイ、あのう、おー、SPCですね、運営権者と、おー、運転管理を、おー、委託するOM会社合わせて269名体制で、えー、来年の4月から事業開始になるという計画になってございます。

で、いま現在ですね、先月末の時点ですけれども、約6割を超える165~6名の方の採用が決まってるという報告を受けてございます。60%を超えます。

で、もちろんですね、まだ100%ではないわけですけれども、われわれ県といたしまして、えー、水道事業者としての責任としてですね、確実な運営体制の確保をしっかりと求め、また、確認してまいりたいと考えてございます。

福島委員

6割では動かせないんじゃないかなって思います。まあ、まだ3月まで間があるということでありますけども、あのう、実際、やっぱり現場で、あのう、運転業務を行うということは、それなりの経験なり、蓄積なりが必要で、それでずうっとこの間、そのう、えー、指定管理制度で、ま、円滑に、いろいろあっても、えー、安心安全な水、下水道、工業用水ということで、提供してきたわけですから、ここは非常に重大なことだというふうに思っております。

また、あのう、えー、前回も伺ったところ、その、えー、そのう、SPCに参加してる、えー、事業の、ま、株主会社がそれぞれ、その、人を出すというような形で、もう、 とにかく、あの、ま、極端なことを言うと、全国からかき集めても実施してもらいたいみたいな話を、ま、管理者も行っておりますけれども、先ほど説明会の、県民説明会の時にもお話が出ました、その、オミクロン株の感染拡大というのは、非常に、あのう、心配されている中で、本当に県境を越えての人流が規制されることも想定、懸念しなければならないと思いますので、なおさら、この、えー、269人体制を確保するというのは、非常に難しいことだというふうに思っておりますけど、その点についての、ま、 危機管理上のことも含めて、どのように考えているのか? 伺いたいと思います。

櫻井公営企業管理者

ハイ、あのう、いわゆる、あの、彼らの計画、地元採用、あるいは、今ハンドリングをしている会社からの採用、こういったことが、まだ足りてないということを、課長から報告したということでございます。

運営権者側は、当然、そのう、おー、浄水場、処理場、動かしていくためには、それ相当の人が必要ですので、ま、それは、彼らからは、全国から、あー、人事異動によって取り集めていくということは報告、あのう、ちゃんと報告受けておりますので、われわれとしては、しっかり4月からハンドリングをしていく、していただいてるし、当たり前にしていくようになるというふうに思っているところでございます。

えー、あのう、今の、おー、会社からの採用というお話でございますけれども、やはり、今の会社は、今の雇用の中で、今の会社の方がどう動かすかっていうのは、やはり、今の会社の方が、一番、あの、ここでお考えになることだというふうに思ってございます。

現に、えー、前回の委員会でもお話したとおり、えー、引継はしっかりと、まあ、精力的にやってる。それから、あー、われわれの事務所の職員も立ち会いながらやってる。ということを考えて、あの、というふうになっております。したがって、引継はしっかりと行っていけるというふうに思ってございます。

ただ、マンパワーの問題だというふうに思ってございますし、今の運営権者はしっかりと、その点はやっていくということでございますので、えー、われわれとしては、あー、そのような形で4月から運営が開始されるというふうに理解しているところでございます。

(筆者注:このように櫻井公営企業管理者は答弁していますが、daizinamonohaomotenidenai 「大事なものは表に出ない」さんのような悲痛な声もあります)

 

 

 

 

福島委員

そのう、県境を越えての人流の規制については、どれだけ、そのう、危機管理上、その場合どういうふうにするのか? ってことについては、どうですか?

櫻井公営企業管理者

それは、わが国においてはまだ、オミクロン株の、おー、そのう、流行と言いますか、なっていない状況にあり、まだ、こちらは、どのようにこれからなるかということでございますけれども、当然、それに支障がないように人流の移動をするというふうになるだろうと思いますし、そのような対応を運営権者はやっていくというふうに理解してございます。

福島委員

あのう、ま、指定管理者の元でも、あの、浄水場、それから浄化センターの現場で、えー、そのう、感染者が発生した時に、どれだけの人を、そのう、えー、対応すれば動かせるか? みたいなシミュレーションをしていたということを、以前、あの、お聞きしましたけれども、ま、そういったことも含めて、これまでの蓄積、これまでの、その、指定管理の中で、長年、あのう、慣れた方たちの元でのことだということも含めて、やはり、あのう、懸念は大きくなっております。

ま、あのう、えー、できるだけこういう状況で、このように進んでいるというような情報の公開を、われわれ議会にも、それから県民にも、明らかにしながら、ホントに4月から始まるのか? 大丈夫なのか? という心配や不安の声を払しょくするような情報の公開を、引き続きお願いしたいなと思うんですけど、いかがですか?

櫻井公営企業管理者

ハイ、あのう、可能な限り、県民にみなさま、そして議会のみなさまにも、あー、情報公開に努めてまいりたいというふうに思ってございます。

◆各事業計画の確定版はいつ出るのか?

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岸田委員

あのう、えー、受水団体からの、あのう、そのう、については、ま、年内に回答を出すという話でしたけれども、ま、それを受けた形で、ま、まだドラフト版ということで、調整下ということだけども、あのう、各計画については、えー、いつ頃を目途に確定版って言うんですかね、にするという予定なのか? それを伺いたいと思います。

田代水道経営課長

ハイ、あの、おー、運営権者のほうからは、年内に、今月の末に各事業計画が上がってまいります。

で、われわれのほうで中身をしっかり、そのものについては、ま、いま現在もやってるんですが、あのう、えー、運営権者からの正式な、あの、ことが、年末に上がってからですね、われわれがそこでしっかり審査をし、ま、もちろん、あの、おー、市町村さんからの意見がきちんと反映してあるか? また、経営審査委員会からの意見も伺ったうえで、えー、事業開始の30日前ですので、2月の末ですね、その段階で、あのう、承認を下すというようなスケジュールになってございます。

ですので、えー、えー、2月の末には確定版が出ます。で、えー、ただしですね、そのまま、あのう、おー、かなりですね、事業契約書につきましては、あー、民間企業の ノウハウが、あー、かなり入ってますけれども、そういった形のところですね、あの、おー、極力ですね、あの、公開できるところを整理しまして、えー、なるべく早くですね、あの、年度内のうちには、あの、ホームページ等のほうでですね、公開してまいりたい、と。

もちろん、あの、おー、県民の代表である、あの、県議会のほうにも報告してまいりたいというふうに考えてございます。

◆各事業計画は経営審査委員会でも審議する

岸田委員

あのう、そうすると、あれですね、たぶん経営審査委員会の、ま、1回目っていうのは、いろんな決めごととか、あの、正副委員長とか、そういうことで、ま、スタートということで、中身にはなかなか入り切れないんだと思うんですけど、あのう、第2回目はそういう、あれですね、あの、各種計画についても、えー、それぞれ、おー、審査の対象にするということになるわけですよね?

田代水道経営課長

ハイ、あのう、おー、第1回の委員会につきましては、先月報告させていただきましたけれども、委員の、あの、委嘱からですね、委員長、副委員長の選出、あとは運営要領ですね、先ほどもありましたが、公開、非公開の取り扱い等ですね、あのう、委員会の進め方についてご議論いただこうと考えてございます。

で、第2回のほうにつきましては、あの、2月の、できれば、あー、上旬にですね、開催したいと考えてございますが、その段階でですね、この事業計画書の中身についてですね、ご審議いただければというふうに考えているところでございます。

◆受水市町村の意見の反映は継続的に行う

岸田委員

あのう、ま、各受水団体からの意見に対して回答出すということで、ま、そういう、あのう、意見交換って言うんですかね、受水団体の意思が反映するプロセスを、あのう、ま、踏んでいるわけですけれども、なお、その、えー、受水団体から継続して、えー、やはり意見が反映できるようなね、ま、そういう、あの、機会っていうのも必要になってくると思うんですが、それについてはどういうふうに考えてらっしゃいますか?

田代水道経営課長

ハイ、あのう、おー、もちろんですね、あの、受水団体、受水市町村さんですね、あと、まあ、受益関連の市町村さんとはですね、あの、こちら、あの、事業開始後も含めてですね、意見交換しながら進めていくということは、当然のことだと考えてございます。

◆相互応援協定は引き継がれるのか?

岸田委員

あと、ま、管理者に伺いたいんですけど、あの、スタートの時ね、あの、やっぱり、一番、あの、引継をして、ま、新たな体制でスタートをする時っていうのが、非常に慎重に、あのう、やらなきゃならない時期だと思います。

前も管理者、言われたけども、たとえば、(県)職員の人事異動があるしね。だから、非常に、こう、人が動く中で、そのう、新たな体制に仕事を引き継いでいくということで、まあ、あのう、みやぎ型に関わらず、ま、新たに何かやる時っていうのは、スタートの時はね、非常にリスクもあるし、慎重にやらなきゃならない。

しかも、あのう、コロナ、オミクロン株みたいなね、そういう不確定要素も入ってくる中で、ま、そういう意味では非常に、こう、なんて言うんですかね、100%でよければ、120%、130%ぐらいの心構えというか準備をしていく必要がね、あのう、あると思うんですよね。だから、やっぱり、あのう、そういうことを前提に様々な、あのう、人の手配にしても、慎重にやってほしいというふうに思います。

そのこととの関連で、たとえば、あの、えー、コロナの関係で、あの、相互応援協定 みたいなもの結んでましたよね。これは当然、新しい、そのう、運営権者についても、それは引き継がれるわけですよね?

櫻井公営企業管理者

そのとおりでございます。

岸田委員

だから、そういうところも、ま、なんて言うんですか、新しく採用されたり、まあ、 現状の、あのう、委託会社からの移行の人もね、当然いますけども、そういう、なんて言うんですかね、該当するところだけの話ではなくて、やっぱり、何か、こう、非常時があった時に、相互応援協定みたいなね、体制もこれまで作ってるわけだから、それも、あの、スムーズにいくように。

たとえば、そういう、あの、応援協定を結んでる会社とのですね、あのう、たとえば、あのう、打ち合わせしたりとか、そういうことも事前にやっといてね、要するに、どういうリスクがあってもしっかり、あのう、事業が継続できるっていう、ま、そういう体制はしっかり作る必要があるんじゃないかと思うんですけれども、そこはどうですか?

櫻井公営企業管理者

ハイ、あのう、それはご指摘の通りだというふうに思っておりますので、当然、その、今までの枠組みは最大現利用していきたいというふうに思ってございますし、今、あのう、ご指摘があった、その、人事異動、われわれの、その、人事異動との兼ね合いも、4月1日でわれわれ、まあ、通常、人事異動していきますので、4月は非常に、あの、人事的、組織的には弱体化と言いますか、弱い状況です。

で、今、事務所に、われわれも含めてですが、指示しているのは、今の時点で、もう訓練も含めて、可能な限り、こう、踏襲していく。

それは、今やって、ハンドリングしている方もさることながら、今後、運営権者がやるわけですので、えー、そういったわれわれもBCP持ってますので、それはどう動くか? 誰に、えー、連絡するか? 何かあった時に市町村とどう動くか? 

これはですね、一通り4月までに、全部、こう、あの(手を回す身振りをしながら)、ローリングしろというふうにしてまして、これが上手く、4月以降、あのう、人事的にも回るようにですね、これは、ま、引継のことになりますけども、工夫してまいりたいというふうに思ってございます。以上でございます。

岸田委員

相互応援協定、えー、ま、スムーズに運用するためには、その辺はどういうふうにするんですか?

田代水道経営課長

ハイ、あの、いま岸田委員ご指摘の、あのう、昨年度ですね、作りました、現在オペレーティングを行っている企業との協定ございます。

また、実際にですね、その他にも様々な協定ございますが、そちらのほうにはですね、あの、今度、運営事業が始まる中で、新しい運営権者が、あー、決まりましたということで、すでにですね、さまざまな協定の見直しですね、たとえば、いまご指摘の、あの、おー、応援協定につきましては、まあ、あの、相手先の企業との挨拶なども、もうすでに進めてございます。自らの4月1日のですね、事業開始に向けまして、万全の体制で臨まなくてはいけないということで、準備をしっかりとやっているところでございます。

岸田委員

ま、いずれにしても、あれですね、体制をどう作るか? 人の手配をしっかり確保するとか、ま、そういうところが重要な点だと思うので、ま、なお、あのう、よろしくお願いしたいと思います。