宮城県の水道民営化問題

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1/20 建設企業委員会での報告&質疑応答   ①「宮城県下水道広域化・共同化計画(案)」に対する市町村からの意見について

2023年1月20日宮城県議会 建設企業委員会が開催され、「宮城県下水道広域化・共同化計画(案)」に対する市町村からの意見について、千葉土木部長から報告が行われました。

 

今回の記事内容

宮城県下水道広域化・共同化計画(案)に対する市町村からの意見についての報告

質疑応答

◆パブリックコメントについて

◆ロードマップはどうなっていくのか?

 

宮城県下水道広域化・共同化計画の検討状況https://www.pref.miyagi.jp/documents/41793/kouikika_kenntou.pdf

www.pref.miyagi.jp

 

宮城県下水道広域化・共同化計画(案)に対する市町村からの意見についての報告

 

千葉土木部長

次に、「宮城県下水道広域化・共同化計画(案)」に対する市町村からの意見につきましてご報告いたします。

1の概要ですが、これまで、宮城県下水道広域化・共同化計画の策定に当たり、平成30年度から各市町村と計画策定に向けた勉強会を開催し、現状分析、課題の整理、広域化・共同化の効果検討を行い、市町村に対して、令和3年度に具体的な取組メニューの提案を行いました。

今年度は、ブロック別勉強会を6月と9月に、下水道担当課長を対象とした検討会を11月に開催し、参加者からご意見をいただき、宮城県下水道広域化・共同化計画の案を作成いたしました。

2の市町村からの意見の概要でございますが、勉強会や検討会において市町村から出された意見は、計画案における取組メニューや、計画策定後の進め方に対するものが多くありました。

主な意見と対話については以下の通りでございます。

(1)取組メニューに対する意見

維持管理業務の包括的民間委託の検討に当たり、契約行為が伴うものは市町村の契約担当者も含めて検討すべきという意見につきましては、必要に応じて契約担当者も勉強会等に参加するなどといたしました。

また、②近隣自治体とお客様センター等の窓口業務の受注者が同一であることから、共同発注することによる様々なメリットがあると考えるという意見につきましては、これは広域化・共同化の有効な手段のひとつでありますことから、今後、勉強会で具体的な内容を提案していただき、県及び近隣自治体と議論を進めることといたしました。

次に、(2)計画の進め方に対する意見

県や市町村は人事異動が伴うことから、長期的な検討を継続していくためには、どこが主体となるのか明確にすべきという意見につきましては、検討の主体は市町村でありますが、取組メニューが着実に実施されるよう、県が広域化・共同化に向けたロードマップを踏まえながら、検討会・ブロック別勉強会の会議運営や進捗状況のフォローアップなどの支援を行っていくことといたしました。

また、②全地域ブロックで共通して実施予定の取組メニューである職員の人材育成、災害時合同訓練、BCP等の共同作成、下水道PRなどについては、ブロックごとではなく、全県の共通課題として取り組むべきという意見に対しましては、県内で共有すべきテーマもありますが、地域ごとに特有の課題が想定されることから、まずは地域ブロックごとに議論を進め、状況に応じて隣接ブロックや県全体へ展開していくこととしました。

引き続き、1月16日まで実施しましたパブリックコメントによる県民のみなさまからのご意見を踏まえながら、今年度中の宮城県下水道広域化・共同化計画の策定に取り組んでまいります。私からは以上でございます。

 

質疑応答

 

パブリックコメントについて

福島委員

ま、先ほど部長からもお話ありましたように、あの、パブリックコメントが、この計画案、1月16日まで行われました。えー、どのぐらいご意見が寄せられていたのか? それから、その報告はどうなるのか? ちょっと伺いたいと思います。

miyagi-suidou.hatenablog.com

千葉土木部長

あのう、1月16日までパブコメ行われてございまして、これまで5名11件の方からご意見をいただいてございます。えー、今後の予定でございますけど、ま、2月中旬頃までに意見に対する県の考え方を整理いたしまして、ま、県の、おー、ウェブサイト、ま、都市計画課、ま、庁内県政情報センター、各市町村において公表をしていく予定でございます。

福島委員

いつも、この、年末年始にかけて、結構、パブコメやるケースが多いんですけども、非常に、あのう、なかなか、あのう、みなさん忙しい時期なので、ちょっと残念だなあっていうふうに思っているところですね。

もうちょっと関心持っていただきたかったとは思うんですけれども、ま、それでも11件あったということです。

で、えーと、それから、あのう、ウェブサイトに、ま、掲載されるということですけれども、それだけではなく、この委員会へも、ま、ご報告を概略いただきたいというふうに思うんですけど、いかがですか?

千葉土木部長

あのう、前回、あのう、中間案をお示ししたパブコメを????ています。このパブコメの意見を踏まえて、最終の計画を策定していまして、3月の委員会の時にはですね、対応中の策定とあわせて、あのう、パブコメの意見の概要についても、あのう、ご紹介できるようにしたいと思います。

◆ロードマップはどうなっていくのか?

福島委員

えーと、ま、今もありましたように、3月中には、ま、まとめるので、3月の委員会で報告したいということでしたけれども、ま、今年度末にこの計画が、ま、決定された以降について、あの、このう、1枚ものの、あのう、報告しようにも、その、ロードマップを踏まえながらというふうにありますけれども、今後の、その、んー、見通しというか、工程といいますか、どうなっていくのか? 伺いたいと思います。

千葉土木部長

あのう、12月の委員会でもって、あのう、概要版と、あと、案というのを、あの、お示しさせていただきました。ま、その中には、いろいろ様々、その、各圏域ごと、ブロックごとに、課題がいろいろございます。

一律に、これで計画でもって??したというわけにはいかないので、そのために、その、各ブロックごとに市町村のご意見を踏まえながら、各ブロックごとに、そのロードマップというのを示させていただきたい、と。

ですので、そういった意味では、この計画をしっかり取りまとめたうえで、われわれが、もしっかり監督しながら、各圏域ごとの、ブロックごとのロードマップを踏まえながらですね、それを実現するべく、あのう、われわれとしても、?????しながらやっていくということでございます。

福島委員

あの、概略版も見せていただいたんですけども、なかなか、そのう、ロードマップがブロックごとにどのようになって出てくるのか? っていうのは、全然ちょっとお伺いすることができない、ホントに簡単なA3、1枚だったと思うんですけれども、まあ2枚かな? だったと思うんですけれども。

うんとー、まあ、水道の広域化のほうは、かなり法律とか、ま、国の、そのう、求めもあって、かなり、こうカッチリとした、その、ロードマップが作られているんですけれども。

この下水道の広域化・共同化についてのロードマップというのは、ま、一般的には、この広域化・共同化計画作ったら、とりあえずは、そのう、あとは、そのう、市町村の自主性に委ねて、まあ、あの、県が、あのう、支援を行っていくということですけれども、それは、それぞれの、んー、地域エリアごとに、まあ、進捗状況は、あの、一律ではないということで、受け止めていいですか?

千葉土木部長

それぞれの課題が違ってきますので、やり方がそれぞれ変わってくるのが事実なので、あのう、しっかり、その、短期・中期・長期というロードマップを作っていて、それで、短期のぶんは少し細かく、あの、作ってまいります。作ってまして、そういったものを踏まえながらですね、あの、県としても、しっかり支援してくというふうに?????(筆者注:発声が不鮮明で聞き取れませんでした)。