宮城県の水道民営化問題

命の水を守るため、水道の情報公開を求めていきましょう!

10/21建設企業委員会では、和歌山の落橋事故を受けた水管橋の緊急点検についての報告&質疑応答と、10/22にみやぎ型申請書を厚労省に提出する旨の口頭説明が行われました!

2021年10月21日、宮城県議会 建設企業委員会では、水管橋の緊急点検とみやぎ型申請書の厚労省への提出についての報告と質疑応答が行われました。

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今回の記事内容

公営企業管理者の報告

◆水管橋の緊急点検についての報告

◆みやぎ型認可申請の厚労省への提出について

水管橋の緊急点検についての質疑応答

◆漏水、落橋以外に、老朽化の恐れはないか?

◆予算上、水管橋管理がみやぎ型に大きな影響を与えるのでは?

◆大震災等強い衝撃による劣化への対応は?

◆体系的な点検計画が必要なのでは?

厚労省へのみやぎ型認可申請についての質疑応答

◆厚労省へ提出する認可申請書類の公開について

◆選挙で政権や厚労大臣が変わった場合は?

◆住民への説明のあり方は?

◆申請書提出が遅くなった理由は?

◆みやぎ型認可までどのくらいの時間がかかるのか? 

◆知事が変わったらどうするか?

◆水を使う事業者への説明が不十分なのでは?

 

公営企業管理者の報告

 

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庄田委員長

建設企業委員会を再開いたします。

議事に入る前に、執行部から報告したい旨の申し出がありますので発言を許可します。本日の企業局の報告事項は1カ件です。公営企業管理者の報告を求めます。

◆水管橋の緊急点検についての報告

櫻井公営企業管理者

ハイ、えー、企業局からは、あー、水管橋の緊急点検についてご報告をさせていただきます。

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えー、10月3日でございますが、和歌山で発生いたしました、いわゆる、うー、水管橋の落橋事故、あの、六十谷と書いて、「むそた」と読むらしいですけど、六十谷水管橋事故を受けまして、えー、企業局管理の水管橋の、おー、緊急点検を実施いたしましたので、ご報告させていただきます。まだ点検は、これからまた続きますけれども、第一報ということでご報告させていただきます。

初めに、企業局管理の水管橋数でございます。上水、工水、下水合わせまして、全部で102橋ございます。管理してございます。そのうち、今回落橋いたしました六十谷水管橋と同等の、同様の形式につきましては、ま、これ、ランガー橋と言うんですけども、ページの上に、あのう、ちょっとこう、半月形って言いますか、そこに、あの、線が、あのう、ぶら下がっていて、下の、下弦材とこう、つながっていて、これ、ランガー橋って言うんですけども、こういった形式は8橋となってございます。

次に、緊急点検実施状況につきまして、企業局が管理している、えー、水管橋は概ね、えー、月1回以上、塗装や空気弁、橋台等の状況を目視点検してございますが、この六十谷水管橋の落橋事故を踏まえまして、優先度の高い水管橋から、構造部材の格子の部分ですね、各点ですね、こういった所などを、構造上重要な箇所について、特に重点的に緊急点検を実施したところでございます。

えー、優先度の高い水管橋といたしまして、えー、ま、今回、落橋の形式だったランガー橋、あるいはトラス形式、あるいは橋梁の長い長大橋ございますが、これらを対象といたしまして、対象水管橋は48橋でございます。

えー、10月18日までに点検を完了いたしまして、漏水、落橋の恐れのある異常は確認されてございません。また、その他の水管橋につきましても、今月中、10月29日を予定してございますが、これまでには、あー、すべて完了させる予定となってございます。

えー、裏面でございますが、あの、その当時の、おー、緊急実施点検の写真を掲載してございます。

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えー、今後の対応でございますけれども、今回のを実施を踏まえまして、日常の目視点検、いわゆる目による、目だけと言いますか、あー、点検のほか、いわゆる近接目視と言いまして、あのう、近くに行った打点と言いますか、高い点にですね、そういったことをしながら、いわゆる目視、近接目視等と言いますけども、この点橋をやります定期点検計画を作りたいというふうに思ってございます。

この計画は今年度中に策定いたしたいと思ってございます。来年度より、それに基づきまして順次実施いたしまして、引き続き適正な、あー、実施、保全、えー、施設保全について万全を期してまいりたいというふうに思っています。これにつきましては以上です。

◆みやぎ型認可申請厚労省への提出について

えー、1点、口頭になりますけども、ご報告させていただきます。

昨日、厚生労働省のほうから、あのう、みやぎ型管理運営方式の、おー、認可申請ですが、「申請を出していいです」という、あの、報告が、報告というか知らせがございましたので、えー、早速、うー、認可申請をしたいというふうに、いま局内決済中でございますので、予定といたしまして、明日付け(10月22日)で、えー、認可申請を出したいというふうに思ってございます。

ま、認可の時期は、相手がございますんでよくわかりませんが、ま、大臣決済まで行くということでございますので、えー、時間的には、あの、出してすぐということはない、と。もちろん、さほど遅れずに認可が下りるのかなあというふうに思ってございます。

ま、あのう、認可が出した段階におきまして、申請書本文につきましては、こちらにご報告するとともに、あの、ホームページ等で公表してまいります。以上でございます。私からは以上でございます。

 

水管橋の緊急点検についての質疑応答

 

庄田委員長

公営企業管理者から報告がありました水管橋の緊急点検について質疑を求めます。

◆漏水、落橋以外に、老朽化の恐れはないか?

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ゆさ委員

あのう、この緊急点検なんですが、結論的には、恐れがある、漏水や落橋などの恐れがある異常は確認されていないけれども、そのほか劣化ですとかね、かなり、あのう、異常とまではいかないけれども、老朽化してる恐れがある、細かくこれは、評価を私どもに報告すべき点ではないかと思う。その結果、もう少し詳しくお知らせください。お願いします。

櫻井公営企業管理者

ハイ、あのう、まずは、緊急的に点検を実施したということでございまして、これは引き続き、えー、点検のやり方も含めて、えー、継続的に点検をしてまいりたいと思ってございます。えー、先ほども申したとおり、今年度中に、えー、この管理計画を作りたいというふうに思ってございます。

で、あのう、やはり、あのう、老朽化をしてる施設もございますので、ま、われわれの、いわゆるプロの目からすれば、えー、今回の点検において、すぐさま対応しなければならないというようなところについては見受けられませんでしたけれども、ま、何せ、あのう、今回の和歌山の状況もございますので、これはしっかりと修理状況を見ていきたいというふうに思っているところでございますし、まあ、もちろん、何かありましたら、あのう、議会のほうにもご説明申し上げたいと思いますが、現段階においては、あー、まだ、そういった状況にはなかったということでございます。引き続きしっかりと点検してまいりたいと思います。

ゆさ委員

あの、大枠ではね、あの、引き続きということがあったんですけれども、あのう、課長に伺います。いま具体的に異常は認められないけれども、老朽化してる恐れがあるところの具体例と、それから目視点検、これ、目視でいいのかどうかもですね、点検のあり方検討も、これ、必要ではないかと考えます。

◆予算上、水管橋管理がみやぎ型に大きな影響を与えるのでは?

で、次の??にも関連するかもしれませんけども、もしこういった状況が、(みやぎ型)管理運営方式に大きな、あのう、予算の計上等、大きな影響を与える可能性があるのではないか? そう思いますけど、課長に詳しく伺います。

田代水道経営課長

あのう、えー、いまの1点目の老朽化というお話ですけれども、あの、と言うか、あのう、おー、構造もあるかと思うんですが、耐用年数48年とかという数字が出てたと思います。

これの48年と言いますのは、あくまでも、会計上ですね、あの、おー、ま、償却期間でございまして、実際にはですね、あの、橋梁、ま、家具も同じですけれども、100年近く、まあ、実際には使うということで、きちっとメンテナンスしていけば、そういった、あの、100年近くは十分使えるものでございます。

そういった意味で、われわれですね、計画的に、一番大きな塗装ですけれども、あの、計画的にですね、塗装を行ってございます。

で、今回の緊急点検におきましても、あのう、報告上ですね、漏水や落橋などの重大な、そういうですね、異常は発生、確認されなかったということですけれども、やはりですね、あのう、橋梁によってはですね、若干の、あの、なんて言うんでしょ、塗装ですね、一部、あの、ま、あのう、塗装しなくてはいけないところとか、そういった場所は見つかってございますので、えー、そういったですね、対応は、当然のことながら、実施してまいります。

また、実施方法につきましてはですね、あの、ここに書いてありますとおり、あの、 おー、えー、えー、ま、遠方目視と言いますか、それだけでは、やはり、十分ではないということでもってですね、近接目視であったり、打音であったり、また、あの、今、あの、ドローンなどを使った最新の技術も、あー、出てきてるようでございます。

そういったものも踏まえまして、来年度からですね、そういった詳細な点検の計画を、今年度中に作成しまして、来年度から着手していきたいということでご説明したものでございます。

最後、あの、みやぎ型管理運営方式ですけれども、当然のことながら、管路、水管橋は、引き続き、県がですね、所掌してまいります。

われわれはですね、これまで以上にですね、いま説明したような、あー、ですね、ものも含めまして、これまで以上にしっかりと維持管理していきながらですね、えー、ま、あの、県民にですね、安心安全な水を安定的に提供していきたいというふうに考えてございます。

◆大震災等強い衝撃による劣化への対応は?

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守屋委員

あのう、水管橋、あのう、こういう事故、起きて、えー、まあ、われわれ、県内では、あー、2011年に大震災があって、通常であれば、通常の耐用年数をもとにしたものの考え方というのがあるんだと思います。

ただ、しかし、そのう、これからも、おー、そういう強い衝撃が想定をされて、そして、また、管路のジョイント部分、管路そのものと言うより、ジョイント部分の、そのう、強度だったり、そういったところの、その、おー、衝撃に対してね、これから、あー、ま、当然、そのう、衝撃を今まで与えられてくれば、強くなるというものはないので、都度、劣化をしてきてるんだろうと思います。

今後のことにも備えて、あのう、いまの現段階では、問題がないという表現ではあるんだけども、たとえば年数が増してきたら、そのう、診断をする頻度を上げるとかね、たとえば、その、何年に一回だったのを、も少しせばめてやるとか、そういった工夫が、実は、年数を越してきたときに必要になるんだというふうに思うんですけども、その辺の対策っていうのは、どういうふうに?

櫻井公営企業管理者

あのう、ご指摘のとおりだと思います。あのう、どうしても、おー、年度が深くなってきますと、やはり、老朽化の具合が増えてまいりますので、そういったところについては、いろいろ点検の頻度をしっかりと、主要な部分も含めてやってくということは、 やはり重要なご指摘だというふうに思ってございますし、ま、今後作る計画の中でも、そういったことについて勘案してまいりたいと思います。

ただ、あの、私、あのう、落橋の、その、(手振りで表現しながら)実際に落ちた動画見たんですけど、そのまま落ちてる。(笑いながら)そのまま落ちてると言いますか、急にドーンと落ちてるというのは、土木の人間としては、ちょっと、ショッキングな、全く外力が発生していない中での、あの破断なので、ま、これから調査委員会があって、破壊のメカニズムが明らかにされていくと思います。

その中で、われわれのやってきた日常点検では見つけられない部分があったとすると、その部分は、やっぱり、しっかりとケアしてくということだと思いますので、まだ、 ちょっと、その、破断の、破壊のメカニズムが、ちょっと報告されておりませんので、そこを見ながら、ま、これも含めて、点検のほうに、えー、点検計画のほうにフィードバックしていきたいと思いますが、あのう、ご指摘のところ、部分については、当然のことだというふうに思っているところでございます。

◆体系的な点検計画が必要なのでは?

守屋委員

えー、是非そのようにお願いします。それで、あのう、それについては、コンクリートとか管とか、管をジョイントする、ま、ゴムであったり、それぞれが、あの、一定の、そのう、採用する際に設ける耐用基準だとか、いろいろあるんだと思うんですね。

えー、そういったことを、こう、捉えて、体系的に??、要はコンクリート作ってから何年以降は、どういうふうに、こう、点検をするんだとか、これはまた、震災など、おー、こう、衝撃を受けた後には、どうするんだとか、あのう、要は、行き当たりばったりではなくて、そのう、こういうことに関しては、こういう、そのう、計画のもとに点検をするんだということが必要なんだというふうに思うんですね。

そうすることで、それぞれの施設の点検だとか、そういうことが、きちんと定期的に、われわれにも情報が入る。あのう、当局でも抑えることができるということになるんだと思います。そういった形のものを、ぜひ、こう、今回作って、対応いただきたいというふうに思いますので、よろしく。

櫻井公営企業管理者

あのう、しっかりと対応してまいりたいと思いますし、合わせて、その、構造もさる ことながら、その、そこが切れると、その、影響の範囲が非常に大きくなる重要度も、やはり大事だと思います。

名取川にかかる水管橋が切れますと、約120万人、130万人ぐらいの影響が出るはずですので、そこが切れてしまうと、ま、なかなか厳しい状況になると思います。ま、だから、??水系で新たな水管橋という、それをまたぐものを作るということにはなりませんので、そこは絶対死守しなきゃいけない。そういった施設の重要度といったことも、しっかりと管理しながらやってまいりたいというふうに思います。

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櫻井副委員長

水管橋というのは、????なんだけども、基本的統治お話しましたけども、あのう、さっき田代課長が言うように、いろんな様々な、あのう、策定しながら、このう、点検しなくちゃないですけど、あくまでも、ま、検視、目視なり、それで対応していくのか? それとも、いま、あのう、この六十谷水管橋のようになった時に、やはり目視だけでは、基本的な部分で細部までできないという。

ドローンを活用して、今後は細部まで見れるように、そういうやつもしっかりと活用しながら、始めていくというような対策も必要だと思いますので、このランガーとトラスと長大橋ということで、基本的に下回りも見られる、あのう、水管橋だと、どうしても危険を伴いながら目視をする場合には、長い水管橋であれば、やはり、そういう対策もかなり、ま、目視される方々の安全性を考えればですね、あの、これ、合わせながら、あのう、点検していくというの、やっぱり有効的なんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひとも、これは、あのう、導入しながらですね、えー、管橋が長くなればなるほど、あー、浸食すれば、そのままドンと落ちる可能性があるので、やはり、その辺は重視しながらですね、いろんな対策を決めながら、ま、危険なところだけドローンなりを使って、えー、点検していくのが、一番いいのかなというふうに、私、感じましたので、どういうふうに、管理者は?

櫻井公営企業管理者

あのう、ま、この、おー、これからの、おー、点検計画を作ってまいりますけれども、やはり、先ほど申したとおり、今回の破断のメカニズムがどうなってたか? ということも含めて、点検の有り体というのは、有り様というのは出てくると思います。

いま現在、国のほうでもいろいろ検討しているようでもありますし、まあ、それを待ってられないということで今回やったことでもありますので、また大学のほう等の知見もお聞きしながらですね、より効果的な点検のあり方、効率的な点検のあり方について、えー、今後とも研究しながら進めてまいりたいというふうに思います。

櫻井副委員長

やっぱり、そのう、点検の結果とか、そのメカニズムですね、それはなぜか? どういう状況でこうなったのか? というのが、たぶんわかってきますので、それをしっかりとした形で、えー、われわれも見えるというのもおかしいですけども、対策取っていただきたいと思います。よろしくお願いします。

庄田委員長

ハイ、えー、ここで質疑の途中でありますが、暫時休憩いたします。再開は午後一時といたします。

(休憩)

えー、建設企業委員会を再開いたします。休憩前に引き続き、質疑を継続いたします。
えー、みやぎ型管理運営方式について、厚生労働省への、おー、申請に係る報告について質疑を求めます。

 

厚労省へのみやぎ型認可申請についての質疑応答

 

厚労省へ提出する認可申請書類の公開について

ゆさ委員

先程、あのう、ま、申請した、と。申請した書類にあたっては、申請した処理をしっかりと議会およびホームページで公開するとありました。

その、だいたい、公開する開示した書類は、できるだけ、そのう、申請した書類をということで、ずうっと求めてまいりました。その点について、管理者の考え方をお伺いします。

櫻井公営企業管理者

ハイ、あのう、「申請した」ではなくて、「申請する」でございます。

ゆさ委員

あ、「する」ね。

櫻井公営企業管理者

えーとー、予定といたしましては、局決済が終わって、決済行為が終わって、明日付けで、えー、する、と。あの、認可申請をする、と。

申請後ただちに、えー、申請内容について、えー、ホームページ等で公表したいというふうに思っておりますし、また、議会のほうにも、あの、会期中以外でも報告できればというふうに思っております。

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www.pref.miyagi.jp

ゆさ委員

あのう、できれば、委員会開くぐらいの大きなことだと思いますが、必要ならば、説明求めたいと考えております。よって、委員会なのか各会派なのか? その考えについてお伺いたします。

櫻井公営企業管理者

基本的には、委員会等に報告したいと思ってございますけど、まあ、あの、あとは委員長と相談しながら、どのような形がいいのか? ということも、あのう、整理させていただきたいと思います。

◆選挙で政権や厚労大臣が変わった場合は?

ゆさ委員

まさに今、解散総選挙中でございます。で、ま、この政権がどうなるかということは、投票して見なけれわかりませんが、その際、申請にあたっては、厚生労働省の考え方、厚労大臣がどうなるかわかりません。

その辺の見通しは、ま、政治的な判断になると思いますけれども、県としては最大の予測をしなければなりません。どのように受け止めて、いま考えておられますか?

櫻井公営企業管理者

あの、政権が変わるとか、あの、厚労大臣が変わるとかではなくて、ま、われわれとしましては粛々と、おー、認可申請をしていく。そして、粛々と4月1日に向けて、えー、整えていくということでございます。

◆住民への説明のあり方は?

ゆさ委員

課題となっている住民説明会のあり方方向、いかがですか?

櫻井公営企業管理者

あの、必要に応じて、えー、説明をしたいと思いますが、現段階においては、まだ具体的な内容がございませんし、えー、先ほどのとおり、いまコロナは収まってございますけど、感染の状況もございますので、えー、少なくても、その、説明会のみならず、必要に応じて先ほども言った、あー、ホームページの公表であるとか、あるいは、それに伴ういろいろなご質問についても、しっかりと真摯に受け止めて説明をしてまいりたい。このように思ってございます。

ゆさ委員

課長に伺います。様々な細かな質疑が、質問が来ると思いますが、きめ細やかな対応、および、えー、そのう、理解と協力を得るための努力を、どういうふうに課長として考えていらっしゃいますか? 伺います。

田代水道経営課長

ハイ、あのう、おー、ご指摘のようにですね、あのう、えー、知事への、あの、提言であったりとか、われわれの課への直接電話であったり、電子メール等での問い合わせ等ございます。

ま、その一つ一つにつきまして、われわれとしてはですね、可能な限り、あの、丁寧に対応していっているつもりでございます。

まあ、あの、もちろん、おー、おー、ま、あの、そういった、あー、要望、意見を聞かれる方の中にはですね、「不足している」という方もいらっしゃるかとは思いますが、われわれとしてはですね、できる限り県民に対して丁寧にですね、説明をしていきたいと思いますし、今後も継続していきたいと考えております。

ゆさ委員

はい。

◆申請書提出が遅くなった理由は?

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福島委員

えーと、前の委員会では、あのう、もう時期、あの、出せそうだというお話も伺いましたし、ま、私も関心を持ってずっと、あのう、携わってきましたので、報道もないので、「どうなってますか? 」というのは、8日あたりから、ちょっと時々お伺いしてましたけれども、あのう、「ほぼほぼ、あの、事前協議は整ったけれども、国のほうから、ちょっと待ってというふうに言われてるんだ」みたいな話も伺っておりましたが、あのう、予定よりは提出が遅くなったのは、どういう理由なのか? ちょっと伺いたいと思います。

櫻井公営企業管理者

あのう、遅れた理由っていうのは、ちょっと相手のこともございます。相手の都合なので、どういうことで遅れたのか? というのは、ちょっと私どももわかりません。

ご指摘のとおり、当初は、「もう少し早く出せるのかなあ」と思っていたわけでございますけれども、ま、いずれ、あの、先ほどの厚労省の水管橋の落下のところというのも、同じ部署でやってらっしゃるようですし、いろいろ、こう、立て込んでたのかなあと思いますけど、ちょっとわかりかねます。

福島委員

えーと、先ほどのご報告ですと、「昨日、出していいと連絡がありました」ということなんですけど、その辺もう少し、何時ごろに、どのようにというのを伺いたいと思います。

要するに、今日のご報告の配布資料には載ってなくってということなので、結局、間に合わなかったんだろうなとは思うんですけど、ま、その間の、その、タイムラグというか、その辺、説明ください。大事なこと何で。

田代水道経営課長

えーと、おー、細かいですね、細かな正確な時間ということにつきましては、ちょっと、あの、おー、記憶って言いますか、定かではないところございますけれども、実は、あのう、えー、報告につきましては、あの、報告事項につきましては、昨日の午前中が〆切でございました。それには間に合わなかった、と。

午後のですね、確か夕方ぐらいだったと思いますけれども、まあ、電話と言いますか、課電が入ったというところでございます。そういった中でですね、ま、口頭での報告とさせていただいたというところでございます。

その後すぐですね、あのう、書類を整えまして、現在局内の、おー、ま、稟議書と言いますか、決済を取っている真っただ中という状況もございます。

◆みやぎ型認可までどのくらいの時間がかかるのか? 

福島委員

先ほどの管理者のご報告では、「相手のあることなんだけれども」っていう話がありまして、だいたい認可までどのくらいの時間がかかるのか? ということを伺いたいんですが、ま、先ほどゆさ委員がおっしゃったように、国会も解散し、えーと、10月4日に誕生した岸田内閣の厚労大臣、後藤大臣ですね、あのう、になりましたが、ま、結局、うんとー、解散中というか、選挙中にも大臣認可というのは下りるものなのかどうか? その辺はどうなんですか? 見通し。

櫻井公営企業管理者

ま、あのう、選挙期間中の取り扱いはどうされるのかは、ちょっと、よくわかりません。課長、何か聞いてません?

田代水道経営課長

あの、えー、ま、選挙期間中につきましてですね、ちょっと、われわれ、あのう聞いてるということはございませんけれども、ま、以前からですね、あの、おー、「1カ月程度は、少なくても」というお話は、あー、ですね、あの、われわれとしては、あの、考えなくてはいけないんだろうなというふうに考えてございますので、あの、明日ですね、えー、許可申請のほう、提出後ですね、ま、本審査がございますので、ま、それからはですね、1カ月程度は必要ではないかなあというふうには考えているところではございます。

福島委員

ま、あの、要するに、ま、政権が変わるとか、大臣が変わる以前に、まあ、あの、事前協議を十分に詰めたとはいえ、やはり、あのう、大臣認可となると、まあ、どんなに短くても、ひと月ぐらいは見なくちゃいけないってこととして理解してよろしいですか?

田代水道経営課長

ま、あの、えー、それが正しいかどうかというのは、正直、われわれとしては申請者側ですので、明言はできませんけれども、ま、あのう、その程度はですね、あのう、やはり、あのう、1号案件でもございますので、えー、本審査になりますので、そのぐらいはかかるんだろうなというふうに考えてるところでございます。

福島委員

えーと、実施契約の、そのう、取り交わすのが、その、大臣許可が下りて以降だということなんですけども、そうなりますと、当然、あの、ま、スムーズにいっても、11月末か12月に入るっていうことで考えてよろしいですか? 

田代水道経営課長

ハイ、あの、えー、当然のことながら、その、許可の申請を受けた後の、おー、契約締結となりますので、もちろん、契約締結の準備は、あー、もちろん、あの、整えてございますけれども、あの、おー、たとえば、今から、あー、明日から1カ月程度となれば、早くても11月下旬で契約というようなスケジュール感になってくるかと考えます。

◆知事が変わったらどうするか?

福島委員

ま、それで、ま、管理者に聞いても、あのう、何とも答えにくいとは思うんですが、今回の大臣認可が仮に取れたとしても、実施契約をするまでに、ま、1カ月ちょっとかかるということで、当然、今の選挙では知事選挙もございますが、仮に知事が変わっても、そのう、先ほどは、「大臣が変わろうが、政権が変わろうが、粛々と進める」と言いましたが、知事が変わった場合には、必ずしもそうはならないんじゃないかなと思うんですけど、いかがですか?

櫻井公営企業管理者

基本的に、あの、企業局といたしましては、あのう、今までのレールの敷かれた中で粛々と進めていくということでございますので、ハイ。

えー、まあ、知事が変わったらどうなるのだ? という質問がちょっとよく(と首をかしげる)。ともかく、われわれといたしましては、しっかりと進めていく。これしかないというふうに思います。

福島委員

まあ、答えにくいと思いますけど、行政の継続性というのはあると思うんですが、ただし、あのう、この水道のみやぎ型っていうのは、知事、現知事のトップダウンと言いますか、非常に強いリーダーシップで進められてきたことでもあり、やはり、そこで、仮に、あのう、トップが変わった場合、ま、契約の相手方は、あのう、管理者ではありますが、知事の意向と、やっぱり、そこはセットで、あの、進んでいかないと、齟齬が生じる、と。マズいんじゃないかなと思うんですけれども、あのう、やはり、まあ、選挙の結果が出てみないと何とも言えないということなんでしょうけれども、そこのところ、ま、知事が契約するんであれば、知事が変われば、それは、その知事がってことですけど、管理者なので、ちょっと、あえて、こう、突っ込んで伺いたいと思うんですけど、その点、再度伺いたいと思います。

櫻井公営企業管理者

ご指摘のとおり、私が契約の相手方でなりますので、私としては、粛々と契約に向けて進めてまいりたいというふうに????(筆者注:櫻井公営企業管理者の声が小さすぎて聞き取れませんでした)。

◆水を使う事業者への説明が不十分なのでは?

福島委員

えーと、ま、先ほど、ゆさ委員からの説明責任のこと、質問がありましたけれども、ま、みなさんのところにも、あと企業局にもいってるかと思いますけど、宮城県の開業医の方々の団体から、あのう、人工透析を行っている医療機関に、この、水道、みやぎ型についての質問をされた結果が、あのう、おー、最近来ました。

それは、非常に私も、「あー、そういう観点も大事だったな」と思うんですけど、人工透析を行う場合、やはり水質というのが非常に大事であり、その、ちょっと水質が悪化すると、あの、余計に、そのう、こう、水質を良くするために費用がかかるということで、かなり関心を持っていらっしゃるんだなということでありました。

で、みやぎ型についても、そのう、反対する方が、ま、43%で、賛成が7%なんですけど、問題は、その、わからないという方が50%ということで、今になっても、そのう、関心を持ってる、まあ、お医者さんたちも、みやぎ型について、どう考えていいかわからないという、ま、これが、今の、えー、現状だというふうに思って、私も見ておりました。

やはり、あの、県民や、それから、そういった水道に関わって、いろいろ、あのう、事業をやってる方々に対しての説明責任というのは、まだまだ不十分だというふうに思ってるんですけど、その点についてどう考えてらっしゃるのか? どうですか?

庄田委員長
えーとー、ちょっと、今のは、申請に関する件から、だいぶちょっと乖離している感じは(他委員が腕組みして「ちょっとどころじゃない!」と声を上げる)あるんですけど(福島委員「所管で聞いても」)、まあ、あの、もう、いま質疑されましたので、えー、ここで、あの、答弁を櫻井公営企業管理者に求めますが、えー、所管というので、そちらのほうで、あのう。

福島委員

もう、これで終わりになります。終わりにしたいと思います(と笑う)。

庄田委員長    

あ、終わりですか。じゃあ、櫻井公営企業管理者。

櫻井公営企業管理者

ハイ、あのう、これまでも、幾度となく答弁させていただいておりますけれども、今までもしっかりと実現してきたつもりでございます。ただ、えー、なかなか、それに対して、えー、えー、不安を感じてらっしゃる県民の方々も少なからずいるということも理解してございます。われわれといたしましては、しっかりと今後とも説明をしていくということ。

ま、あの、水質のご懸念もあるということでございます。われわれとしては、いわゆる、えー、性能発注で、水質は今まで以上のものを求めていくということでございますので、ま、それで、方法としてどうしていくのか? そういったことを丁寧に説明していくということしかないというふうに思っておりますし、4月1日からの、おー、運営権でのコンセッション始まったのちも、ま、どういう管理をし、どういう水質を保持していくか? しているのか? ということについて、引き続きしっかりと説明していく。これしかないというふうに思ってるところです。